カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

編み込み式浮子止め

2017-11-15 21:00:00 | 仕掛の作方
浮子を止めるやり方に、編み込みがあります。
浮子の立ちがよいとか、浮子をズラすときに道糸を傷つけ難いのに止めるとしっかり止まると便利です。

基本はYouTubeにあった熊谷さんの「よりとめ」を見てください。
この記事は、YouTubeの動画を元にカッパがやってみたことを書いています。多分、YouTubeの方がずっと分かりやすいと思います。

"熊谷充 へら浮子回りのより止め" を YouTube で見る

もしくは、この本にも書いてあります。



【糸の編み方】
編み止めで浮子を止める方法は色々とありますが、先ずはキモとなる「編み方」です。

道糸をピンと張るようにします。


編み込む糸を40cm位切ります。

編み込む糸を道糸の上に乗せます。


左手を前にして、右手を後ろにクロスしてから編み込む糸を持ち替えて、糸を上に持って行く。

左手を前にして


持ち替えて(カッパはこの時左手の小指で糸の左端を摘まんで押さえています)


上に持っていく


左手を前にして、右手を後ろにクロスしてから編み込む糸を持ち替えて、糸を下に持って行く。

道糸の上側で左手前にして


クロスして


持ち替えて


下に持っていく


後はこれを繰り返します。


広げれば止まり、縮めれば動きます。

広げたところ


狭めたところ



編み込みの末端の止め方はこの後の【編み止め】に書いています。

ポイントは、(今の所、掴んでいるポイントです)
適度なテンションを掛けること。(力が強すぎず、弱すぎず)
編む間隔が狭いほどしっかり止まりやすいが、移動させるとき引っかかってしまうために適度な幅にすることです。
逆に間隔が広いと止まり難くなる(止まらなくなる)。

この感覚を掴むためには、何度か練習が必要になります。


【編み込む糸(浮子ゴムを付ける)の準備】
浮子ゴムを編み込む糸に取り付ける。


コブ結びを結ぶ




横に引っ張る


少しだけ浮子ゴムとの間を開けて止める(この隙間が浮子の立ち上がりがよくなる)



【編み込み】

浮子ゴムから4,5cm位離して編み込み始める


浮子ゴムの辺りまで編み込む


コブ結びをする




横に引っ張り止める


4,5cm位編み込む


コブ結びをして、横に引っ張る(コブ結びの写真は省略)




余分な糸を切る


移動するときは、縮めた糸を押してずらします。
このとき滑らかに動かなければ、編み込みが強すぎるか、編み込みすぎです。



浮子ゴムを止めるときは、浮子ゴムの位置を押さえて、上下それぞれを伸ばさします。


伸ばした後で浮子ゴムを摘まんで上下に10回以上引っ張っても浮子ゴムが動かなければ成功です。


【補足】
編み込み始めるとき、編み込む糸が滑ってしまい上手く編み込めない場合があります。
この時は、輪っかにした別の糸を使います。



輪っかにした糸に編み込む糸を結びます。


後は、結び目を始点にして、手前に軽く引きながら編み込みます。


編み終わったら、輪っかにした糸を切ります。



編み込みを使った浮子止めのバリエーションはこれから色々とやってみます。


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