風に吹かれてトップが揺れてアタリが取り辛いのでメモリを下げたいときや、ハリを変えたときでもエサ落ちは変えたくない場合があると思います。
使っているオモリからエサ落ちメモリを微調整するとき、板オモリを切る、小さいオモリを付けるか、一から新しいオモリを巻く。 などなど、色々あります。
理論上、浮子のトップを1cm沈める重さはトップを円柱とみなしてトップの直径をR(mm)とすると
π*(R/20)^2*1 (g)
トップの直径と1cm沈める重さ(四捨五入)
Φ1.2mm 0.011g = 11mg
Φ1mm 0.008g = 8mg
Φ0.8mm 0.005g = 5mg
Φ0.6mm 0.003g = 3mg
感覚的に分かり難いので
ハリだと、カッパの調べたところ、小さい(最軽量クラス)イズナ1号5.7mg、タクマ1号5.8mg
その外
バラサ1号11.1mg
コム3号13mg
バラサ3号15mg
なんだか、余計分かり難くなりました。
0.25mmの板オモリで1mmの正方形に切って3mg位
板オモリなら、大体 0.17mmの板厚の板オモリ 2mm弱 * 3mmくらいで、10mg
(カッパが使っている補正オモリサイズでこのサイズはカッパがやっと、道糸にまともに巻けるサイズです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a5/152407c16fd8ef3fd5b3c17454cfe533.jpg?1604656494)
スイッチシンカーやトーナメントシンカーを使っている場合には、僅かに重さが違うシンカーに付け替えれば、板オモリを調整する手間は省けると考えました。
カッパの場合は、両ウドンの底釣りでは06位のグラスムクの浮子を使い、
仕掛けにはトーナメントシンカーのゴムを付けています。
さっきの計算で、10mgなら3cm位浮子トップが変わります(上下します)
スイッチシンカーは、たまたまかもしれませんが、ロットで重さにバラつきが多い場合があるように見受けられます。誤差の範囲です。カッパが買ったものの多くは重さはショートしていました。
きちんと表示の重さになっているものもあります。
また、たまたまなのかも知るませんが、トーナメントシンカーは表示した重さが出ています。バラつきが大きくても、釣りで使う分には、エサ落ちメモリを出せさえすれば良いので大きな問題ではありません。
ただし、僅かな違いでエサ落ちメモリが変わるのも事実です。ここはヘラ師には重要な点です。
逆手に取りました。
使う浮子のオモリ負荷は1g~2g(大体1.5g前後)
使用するスイッチシンカーは0.8g
大人買いして、0.78g位を基準に、
重い方から、0.8g、0.79g、0.77g位のシンカーを探したり、無ければサンドペーパーの目が200番くらいの粗めを使いゴシゴシ少しずつ削りました。
つまり、10mg位の差です。
基準0.78g
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/aa/9277a725607766153fafcbafb89b60b2.jpg?1604771794)
0.80g(トーナメントシンカー)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/46/4ac68191e2dab688a2e850b04f584cdd.jpg?1604771888)
0.79g
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3d/0910ad2aac189406255e37800fc7a793.jpg?1604771926)
0.77g弱
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1b/bafda881a645675b4901c8134cb905ca.jpg?1604771949)
更に、サンドペーパーで削りより軽くしたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/93/e2dfad35768e5543dd148a26feb2db44.jpg?1604772035)
釣り場へは、小袋に入れて持って行っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d3/2d6248859d43aa44bb199b89bf88ff2b.jpg?1604772318)
エサ落ちメモリを変えるから釣れるとも限りません。
最近は、某所で使い方が悪く、逆に釣れませんでしたし・・・道具は使い方次第です。
カッパの関連ブログ
全てミリに直すと
π*(R/2)^2*10
この式は円柱の計算式です。
円錐の場合
1/3*π(r/2)^2*10
です。
ところがトップの途中なので正解は円錐台の計算になります。
1cmの上部の半径(R/2)をR1とし、下部の半径(R/2)をR2とすると
1/3*π*((R1)^2+(R1*R2)+(R2)^2)*10
だと思います。
ただトップはボディ側が太く先端が細いので、同じ1cmでも目盛の位置によっては重さが異なると思います。
自分の場合、その場で米粒大のオモリを挟んで巻いています。
余計なことを書いてしまったか…<m(__)m>
返事が遅くなり、失礼しました。
テーパーが掛かったトップだと、円錐台になるので、トップに近くになるほど同じ重さでも動く浮子が沈む量は確かに異なります。
スレてヘラに走られたとき板オモリが開くので、調整オモリを板オモリに巻いていると取れた経験があり、今度どうやってオモリを巻いているのかコツを教えて下さい。
もしかして、調整オモリが取れるのは、男アワセをするカッパだから?
1cmの高さでしたので、上部の半径と下部の半径の差が無視できる長さですので、円柱をモデルにしてざっくりした重さを出しています。ストーリー作りがイマイチかつ、説明を端折った記事は良くなかったm(_ _)m
オモリを仕込む時はできるだけ巻き初めに近いところに挟んでいます。
オモリはモーリスプロシンカー0.25を使っています。