「糸の伸び」をずっと以前に比較しましたが、計測誤差が1mm程度(+/-0.5mm)と大きかったので隠していました。
しかし、底釣りをしていて、どの糸が伸びにくいのかカッパ自身が忘れてしまっていましたので、傾向を示すために「参考として」載せます。
繰り返しになりますが、『素人計測による傾向を捉える結果』で数値は絶対値ではありません。
釣った感覚はこの数値には表れません。
(注意)
伸びる糸が悪い糸と言っているのではありません。伸びる糸は緩衝性が高いとも言えるのではないかという風な意見をカッパは持っています。また、伸びる糸も、ある程度伸ばしたら、それ以上は伸びません。
【計測方法】
1mの糸を結び目がずれないようにしっかり結び、輪を作ります。
片方を壁に掛けたフックに引っ掛けます。
このときの長さを基準にします。つまり、基準の長さは50cmです。
反対側に1kgの錘(ペットボトルの入った袋)を引っ掛けます。
これで『50cmの糸を500gの重さで引っ張た時の糸の伸び』を計測することになります。
30秒経ち錘を着けたまま、最初の長さ(基準)から増加分を測ります。
これを「伸び」としています。
(釣れたとき、どの位伸びるのか)
錘を外し30秒後に最初の長さ(基準)からの増加分を測ります。
これを「戻り」としています。
(釣れた後、どの位戻るのか)
伸ばした同じ糸で3回続けて「伸び」と「戻り」を測ります。
(繰り返した時、糸の長さの変化はどうなるのか)
※糸を輪にした時の長さを計っているので、糸を引っ張った後の糸の長さは、「伸び」、「戻り」共にの2倍が本来伸びた長さとなります。
しかし、ここでの計測誤差が大きいので、この値の絶対値が正確ではありません。←ここが課題です。
糸は0.8号です。計測した太さも記載します。
・東レ 将鱗 スタンダード
・東レ 将鱗 TYPEⅡ
・東レ 将鱗 スーパープロ プラス
・東レ 将鱗 スーパープロ フロロ
・サンライン へらびと
・サンライン パワードへら道糸 奏
・サンライン トルネードへら道糸 禅
・オーナー ザライト フラッシュブルー
・オーナー 白の道糸
・かちどき凱
・かちどき旋
・山豊テグス へら道糸
・山豊テグス へら道糸 弦煌 キワメ
・バリバス スーパーへら 道糸
・バリバス プロバージョン-V へら
・ラージ ラージR
・ダン へら名人 イエロー
・東洋ナイロン レブロン
・クルージャン へら道糸・ML
・クレハ シーガーエース
【結果のまとめ】
糸の太さ
糸の初期の伸び<参考値>
糸(50cm)を500gの重さで伸ばした時、いくら伸びたかを調べています。
糸の戻り(長さの変化)<参考値>
糸(50cm)を500gの重さで伸ばした後で、糸が戻た時の長さです
-底釣り等で「糸が伸びた」言っている長さ-
【銘柄の写真】
【詳細データとカッパの独断と偏見】
東レ 将鱗 スタンダード
(ナイロン)
太さ 0.149mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」44mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」47mm <1回から+1mm 微増>
「戻り」 2mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
3回目
「伸び」45mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
意外と伸びが少なく、戻りは変化が少ない。
東レ 将鱗 TYPEⅡ
(ナイロン)
太さ 0.1477mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」40.7mm
「戻り」 0.0mm
2回目
「伸び」40.8mm <1回から+0.1mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 0.5mm <1回から+0.5mm 微増>
3回目
「伸び」40.5mm <2回から-0.3mm 微減>
「戻り」 1.2mm <2回から+0.7mm 更に微増>
※ 3回計測した平均値で、1mm以下は誤差となります。
〔カッパの独断と偏見〕
硬めで強く伸びが少ない印象。
数値でみると引っ張た時の伸びが少ない。
東レ 将鱗 スーパープロ プラス
(ナイロン)
太さ 0.140mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」45.7mm
「戻り」 0.3mm
2回目
「伸び」46.8mm <1回から+0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 0.5mm <1回から+0mm 顕著な伸びなし>
3回目
「伸び」47.3mm <2回から+0.5mm 更に微増>
「戻り」 1.0mm <2回から+0.5mm 更に微増>
※ 3回計測した平均値で、1mm以下は誤差となります。
〔カッパの独断と偏見〕
しなやかな印象の糸。使用感ではもう少し伸びる印象だったが、
伸びは思いのほか少なく、伸びの変化、戻りも変化が少ない。
太さが細い。
東レ 将鱗 スーパープロ フロロ
(フロロカーボン)
太さ 0.146mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」54mm
「戻り」 7mm
2回目
「伸び」56mm <1回から+2mm 増>
「戻り」 8mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」59mm <2回から+3mm 更に像>
「戻り」 9mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
使用感通り、フロロカーボンとしては伸びる。
サンライン へらびと
(ナイロン)
太さ 0.1467mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」56mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」57mm <1回から+1mm 微増>
「戻り」 3mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」58mm <2回から+1mm 更に微増>
「戻り」 4mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
あまり伸びない印象であったが数値では伸びる。
戻りはもう少し良いような印象であったが数値では微増していた。
サンライン パワードへら道糸 奏
(ナイロン)
太さ 0.1517mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」54mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」54mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 7mm <1回から+2mm 微増>
3回目
「伸び」56mm <2回から+2mm 更に増>
「戻り」 7mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
若干太目の糸で、伸びは平均的。
伸び、戻り共に変化量は少ない。
サンライン トルネードへら道糸 禅
(フロロカーボン)
太さ 0.154mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」39mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」39mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 3mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」39mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 4mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
糸は太く伸びが少ない糸。あまり切れ易いという印象はない。
オーナー ザライト フラッシュブルー
(ナイロン)
太さ 0.1483mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」72mm
「戻り」11mm
2回目
「伸び」73mm <1回から+1mm 微増>
「戻り」15mm <1回から+4mm 増>
3回目
「伸び」75mm <2回から+2mm 更に増>
「戻り」17mm <2回から+2mm 更に増>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びやすい印象はそのまま数値で現れた。
戻りの変化が大きすぎるのは、底釣りには向かないように思う。
オーナー 白の道糸
(ナイロン)
太さ 0.156mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」68mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」70mm <1回から+2mm 増>
「戻り」 9mm <1回から+4mm 増>
3回目
「伸び」70mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 9mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
思いの外、糸の太さがある。
さほど伸びないと思っていたが、意外と伸びがある。
戻りは、一度伸びれば変化が少ない。
かちどき 凱
(ナイロン)
太さ 0.1493mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」38mm
「戻り」 1mm
2回目
「伸び」42mm <1回から+4mm 増>
「戻り」 1mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
3回目
「伸び」44mm <2回から+2mm 更に増>
「戻り」 1mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びは少ないが、計測毎の変化は大きい。
戻りの変化が少ない。
かちどき旋
(ナイロン)
太さ 0.179mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」53mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」56mm <1回から+3mm 増>
「戻り」 6mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」57mm <2回から+1mm 更に微増>
「戻り」 7mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
糸が非常に太く(太さでは他の糸の、1.2号弱)
レブロンに特性が似ているが、
レブロンと比べて若干太い分変化量は若干少ないように思う。
山豊テグス へら道糸
(ナイロン)
太さ 0.1507mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」67mm
「戻り」 4mm
2回目
「伸び」67mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 7mm <1回から+3mm 増>
3回目
「伸び」67mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 9mm <2回から+2mm 更に増>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びるが、伸びの変化は少ない。
戻りの変化は大きい。
カッパの使用感は切れやすいという印象
山豊テグス へら道糸 弦煌 キワメ
(ナイロン)
太さ 0.147mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」60mm
「戻り」 3mm
2回目
「伸び」63mm <1回から+3mm 増>
「戻り」 5mm <1回から+2mm 増>
3回目
「伸び」64mm <2回から+1mm 更に微増>
「戻り」 6mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びるが、伸びの変化が大きい。
戻りの変化は大きい。
カッパの使用感は切れやすいという印象
バリバス スーパーへら 道糸
(ナイロン)
太さ 0.1463mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」48mm
「戻り」 1mm
2回目
「伸び」48mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」48mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びは少な目。
糸の伸び、戻りとも変化が少ない。
バリバス プロバージョン-V へら
(ナイロン)
太さ 0.143mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」49.5mm
「戻り」1.4mm
2回目
「伸び」50.6mm <1回から+1.1mm 微増>
「戻り」 2.2mm <1回から0.8mm 微増>
3回目
「伸び」51.0mm <2回から+0.4mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 3.0mm <1回から0.8mm 更に微増>
※ 3回計測した平均値で、1mm以下は誤差となります。
〔カッパの独断と偏見〕
伸びは平均的。
伸びと、戻りの変化が予想以上にある。
ラージ ラージR
(ナイロン)
太さ 0.152mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」74mm
「戻り」14mm
2回目
「伸び」74mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」15mm <1回から 1mm 微増>
3回目
「伸び」76mm <1回から2mm 更に増>
「戻り」16mm <1回から1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
思いの外、糸の太さがある。
伸びがある。
初回の戻りの数値が大きい。
伸びと戻りの変化は、一度伸びれば変化が少ない。
ダン へら名人 イエロー
(ナイロン)
太さ 0.148mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」51mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」52mm <1回から 1mm 微増>
「戻り」10mm <1回から 5mm 増>
3回目
「伸び」53mm <2回から 1mm 更に微増>
「戻り」10mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
初回の戻りの数値が大きい。
伸びと戻りの変化は、一度伸びれば変化が少ない。
東洋ナイロン レブロン
(ナイロン)
太さ 0.1727mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」60mm
「戻り」 7mm
2回目
「伸び」63mm <1回から 3mm 増>
「戻り」10mm <1回から 3mm 増>
3回目
「伸び」63mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」10mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
糸は、予想通り非常に太く(太さでは他の糸の、1.1号相当)、その分糸は強くなっている。
(参考基準:1.0号 0.165mm、1.2号 0.185mm)
初期の伸びが大きい(戻りの数値が大きい)ことから
一度伸ばしてから使用することで、棚ボケは減る。
クルージャン へら道糸・ML
(ナイロン)
太さ 0.147mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」46mm
「戻り」 1mm
2回目
「伸び」46mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 1mm <1回から 1mm 微増>
3回目
「伸び」46mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <1回から1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
東レ TYPEⅡと似た特性を示す。
クレハ シーガーエース
(フロロカーボン)
太さ 0.148mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」47mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」48mm <1回から 1mm 微増>
「戻り」 4mm <1回から 2mm 増>
3回目
「伸び」48mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 4mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
ハリスで使用していた安心のフロロカーボン。
道糸としては、カッパの好みには合わなかったです。
【今後の検証(カッパのメモ)】
・この記事は、銘柄を増やし編集しなおしながら、記事を更新していきます。
・このままかもしれません。
・銘柄を絞り込み、水に漬けた後の状況を確認したいです。
しかし、底釣りをしていて、どの糸が伸びにくいのかカッパ自身が忘れてしまっていましたので、傾向を示すために「参考として」載せます。
繰り返しになりますが、『素人計測による傾向を捉える結果』で数値は絶対値ではありません。
釣った感覚はこの数値には表れません。
(注意)
伸びる糸が悪い糸と言っているのではありません。伸びる糸は緩衝性が高いとも言えるのではないかという風な意見をカッパは持っています。また、伸びる糸も、ある程度伸ばしたら、それ以上は伸びません。
【計測方法】
1mの糸を結び目がずれないようにしっかり結び、輪を作ります。
片方を壁に掛けたフックに引っ掛けます。
このときの長さを基準にします。つまり、基準の長さは50cmです。
反対側に1kgの錘(ペットボトルの入った袋)を引っ掛けます。
これで『50cmの糸を500gの重さで引っ張た時の糸の伸び』を計測することになります。
30秒経ち錘を着けたまま、最初の長さ(基準)から増加分を測ります。
これを「伸び」としています。
(釣れたとき、どの位伸びるのか)
錘を外し30秒後に最初の長さ(基準)からの増加分を測ります。
これを「戻り」としています。
(釣れた後、どの位戻るのか)
伸ばした同じ糸で3回続けて「伸び」と「戻り」を測ります。
(繰り返した時、糸の長さの変化はどうなるのか)
※糸を輪にした時の長さを計っているので、糸を引っ張った後の糸の長さは、「伸び」、「戻り」共にの2倍が本来伸びた長さとなります。
しかし、ここでの計測誤差が大きいので、この値の絶対値が正確ではありません。←ここが課題です。
糸は0.8号です。計測した太さも記載します。
・東レ 将鱗 スタンダード
・東レ 将鱗 TYPEⅡ
・東レ 将鱗 スーパープロ プラス
・東レ 将鱗 スーパープロ フロロ
・サンライン へらびと
・サンライン パワードへら道糸 奏
・サンライン トルネードへら道糸 禅
・オーナー ザライト フラッシュブルー
・オーナー 白の道糸
・かちどき凱
・かちどき旋
・山豊テグス へら道糸
・山豊テグス へら道糸 弦煌 キワメ
・バリバス スーパーへら 道糸
・バリバス プロバージョン-V へら
・ラージ ラージR
・ダン へら名人 イエロー
・東洋ナイロン レブロン
・クルージャン へら道糸・ML
・クレハ シーガーエース
【結果のまとめ】
糸の太さ
糸の初期の伸び<参考値>
糸(50cm)を500gの重さで伸ばした時、いくら伸びたかを調べています。
糸の戻り(長さの変化)<参考値>
糸(50cm)を500gの重さで伸ばした後で、糸が戻た時の長さです
-底釣り等で「糸が伸びた」言っている長さ-
【銘柄の写真】
【詳細データとカッパの独断と偏見】
東レ 将鱗 スタンダード
(ナイロン)
太さ 0.149mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」44mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」47mm <1回から+1mm 微増>
「戻り」 2mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
3回目
「伸び」45mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
意外と伸びが少なく、戻りは変化が少ない。
東レ 将鱗 TYPEⅡ
(ナイロン)
太さ 0.1477mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」40.7mm
「戻り」 0.0mm
2回目
「伸び」40.8mm <1回から+0.1mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 0.5mm <1回から+0.5mm 微増>
3回目
「伸び」40.5mm <2回から-0.3mm 微減>
「戻り」 1.2mm <2回から+0.7mm 更に微増>
※ 3回計測した平均値で、1mm以下は誤差となります。
〔カッパの独断と偏見〕
硬めで強く伸びが少ない印象。
数値でみると引っ張た時の伸びが少ない。
東レ 将鱗 スーパープロ プラス
(ナイロン)
太さ 0.140mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」45.7mm
「戻り」 0.3mm
2回目
「伸び」46.8mm <1回から+0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 0.5mm <1回から+0mm 顕著な伸びなし>
3回目
「伸び」47.3mm <2回から+0.5mm 更に微増>
「戻り」 1.0mm <2回から+0.5mm 更に微増>
※ 3回計測した平均値で、1mm以下は誤差となります。
〔カッパの独断と偏見〕
しなやかな印象の糸。使用感ではもう少し伸びる印象だったが、
伸びは思いのほか少なく、伸びの変化、戻りも変化が少ない。
太さが細い。
東レ 将鱗 スーパープロ フロロ
(フロロカーボン)
太さ 0.146mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」54mm
「戻り」 7mm
2回目
「伸び」56mm <1回から+2mm 増>
「戻り」 8mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」59mm <2回から+3mm 更に像>
「戻り」 9mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
使用感通り、フロロカーボンとしては伸びる。
サンライン へらびと
(ナイロン)
太さ 0.1467mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」56mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」57mm <1回から+1mm 微増>
「戻り」 3mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」58mm <2回から+1mm 更に微増>
「戻り」 4mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
あまり伸びない印象であったが数値では伸びる。
戻りはもう少し良いような印象であったが数値では微増していた。
サンライン パワードへら道糸 奏
(ナイロン)
太さ 0.1517mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」54mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」54mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 7mm <1回から+2mm 微増>
3回目
「伸び」56mm <2回から+2mm 更に増>
「戻り」 7mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
若干太目の糸で、伸びは平均的。
伸び、戻り共に変化量は少ない。
サンライン トルネードへら道糸 禅
(フロロカーボン)
太さ 0.154mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」39mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」39mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 3mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」39mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 4mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
糸は太く伸びが少ない糸。あまり切れ易いという印象はない。
オーナー ザライト フラッシュブルー
(ナイロン)
太さ 0.1483mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」72mm
「戻り」11mm
2回目
「伸び」73mm <1回から+1mm 微増>
「戻り」15mm <1回から+4mm 増>
3回目
「伸び」75mm <2回から+2mm 更に増>
「戻り」17mm <2回から+2mm 更に増>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びやすい印象はそのまま数値で現れた。
戻りの変化が大きすぎるのは、底釣りには向かないように思う。
オーナー 白の道糸
(ナイロン)
太さ 0.156mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」68mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」70mm <1回から+2mm 増>
「戻り」 9mm <1回から+4mm 増>
3回目
「伸び」70mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 9mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
思いの外、糸の太さがある。
さほど伸びないと思っていたが、意外と伸びがある。
戻りは、一度伸びれば変化が少ない。
かちどき 凱
(ナイロン)
太さ 0.1493mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」38mm
「戻り」 1mm
2回目
「伸び」42mm <1回から+4mm 増>
「戻り」 1mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
3回目
「伸び」44mm <2回から+2mm 更に増>
「戻り」 1mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びは少ないが、計測毎の変化は大きい。
戻りの変化が少ない。
かちどき旋
(ナイロン)
太さ 0.179mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」53mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」56mm <1回から+3mm 増>
「戻り」 6mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」57mm <2回から+1mm 更に微増>
「戻り」 7mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
糸が非常に太く(太さでは他の糸の、1.2号弱)
レブロンに特性が似ているが、
レブロンと比べて若干太い分変化量は若干少ないように思う。
山豊テグス へら道糸
(ナイロン)
太さ 0.1507mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」67mm
「戻り」 4mm
2回目
「伸び」67mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 7mm <1回から+3mm 増>
3回目
「伸び」67mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 9mm <2回から+2mm 更に増>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びるが、伸びの変化は少ない。
戻りの変化は大きい。
カッパの使用感は切れやすいという印象
山豊テグス へら道糸 弦煌 キワメ
(ナイロン)
太さ 0.147mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」60mm
「戻り」 3mm
2回目
「伸び」63mm <1回から+3mm 増>
「戻り」 5mm <1回から+2mm 増>
3回目
「伸び」64mm <2回から+1mm 更に微増>
「戻り」 6mm <2回から+1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びるが、伸びの変化が大きい。
戻りの変化は大きい。
カッパの使用感は切れやすいという印象
バリバス スーパーへら 道糸
(ナイロン)
太さ 0.1463mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」48mm
「戻り」 1mm
2回目
「伸び」48mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <1回から+1mm 微増>
3回目
「伸び」48mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
伸びは少な目。
糸の伸び、戻りとも変化が少ない。
バリバス プロバージョン-V へら
(ナイロン)
太さ 0.143mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」49.5mm
「戻り」1.4mm
2回目
「伸び」50.6mm <1回から+1.1mm 微増>
「戻り」 2.2mm <1回から0.8mm 微増>
3回目
「伸び」51.0mm <2回から+0.4mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 3.0mm <1回から0.8mm 更に微増>
※ 3回計測した平均値で、1mm以下は誤差となります。
〔カッパの独断と偏見〕
伸びは平均的。
伸びと、戻りの変化が予想以上にある。
ラージ ラージR
(ナイロン)
太さ 0.152mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」74mm
「戻り」14mm
2回目
「伸び」74mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」15mm <1回から 1mm 微増>
3回目
「伸び」76mm <1回から2mm 更に増>
「戻り」16mm <1回から1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
思いの外、糸の太さがある。
伸びがある。
初回の戻りの数値が大きい。
伸びと戻りの変化は、一度伸びれば変化が少ない。
ダン へら名人 イエロー
(ナイロン)
太さ 0.148mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」51mm
「戻り」 5mm
2回目
「伸び」52mm <1回から 1mm 微増>
「戻り」10mm <1回から 5mm 増>
3回目
「伸び」53mm <2回から 1mm 更に微増>
「戻り」10mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
初回の戻りの数値が大きい。
伸びと戻りの変化は、一度伸びれば変化が少ない。
東洋ナイロン レブロン
(ナイロン)
太さ 0.1727mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」60mm
「戻り」 7mm
2回目
「伸び」63mm <1回から 3mm 増>
「戻り」10mm <1回から 3mm 増>
3回目
「伸び」63mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」10mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
糸は、予想通り非常に太く(太さでは他の糸の、1.1号相当)、その分糸は強くなっている。
(参考基準:1.0号 0.165mm、1.2号 0.185mm)
初期の伸びが大きい(戻りの数値が大きい)ことから
一度伸ばしてから使用することで、棚ボケは減る。
クルージャン へら道糸・ML
(ナイロン)
太さ 0.147mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」46mm
「戻り」 1mm
2回目
「伸び」46mm <1回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 1mm <1回から 1mm 微増>
3回目
「伸び」46mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 2mm <1回から1mm 更に微増>
〔カッパの独断と偏見〕
東レ TYPEⅡと似た特性を示す。
クレハ シーガーエース
(フロロカーボン)
太さ 0.148mm(参考基準 0.147mm)
1回目
「伸び」47mm
「戻り」 2mm
2回目
「伸び」48mm <1回から 1mm 微増>
「戻り」 4mm <1回から 2mm 増>
3回目
「伸び」48mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
「戻り」 4mm <2回から 0mm 顕著な伸びなし>
〔カッパの独断と偏見〕
ハリスで使用していた安心のフロロカーボン。
道糸としては、カッパの好みには合わなかったです。
【今後の検証(カッパのメモ)】
・この記事は、銘柄を増やし編集しなおしながら、記事を更新していきます。
・このままかもしれません。
・銘柄を絞り込み、水に漬けた後の状況を確認したいです。
この記事は、小川園で底釣りをしている時に糸の話をされているのを聞いて、伸びと言う視点から(だけ)を勇気を出してアップしたものです。
本当は、自分と小川園の知り合いの方や知人に、見せるつもりでしたが言葉だけでは分かり難いので、記事にまとめてみました。
糸は伸びが全てではないので、結び目の強さ、水を吸った時の特徴について、糸を絞ってやってみたいです。そのときは、06の糸でするかも・・・
ナイロン糸の劣化は気になっています。
ちなみに、糸の特徴を調べたのは2015年10月末頃です。(今もそうですが、記事を書いてモノによってはアップまで何週間か保管しているものがあります)
ほとんどの糸は、この比較の為にお店で買ってから1~2ヶ月以内。後は、奏とTYPEⅡ、へらひとが確か購入後約半年(暗所)保管、バリバスの古いタイプは購入後1年(暗所)保管、レブロンとシーガーエースが暗所で2年位といった物です。
奏、レブロンとへらびとは買いなおしたっけ?
もう、時間とお金を掛けて、こんなバカなことはしないと思いたいのですが、ハリスが気になって仕方ないです。
ナイロン(フロロもコーティングしてあるだけでナイロン)は、紫外線に非常に弱い素材です。日光は皆さん気をつけるでしょうが、意外な盲点が窓越しの光と、蛍光灯の光です。両方とも弱いものの紫外線が含まれており、長くそれにさらせば、経時劣化します。このような状態で劣化した素材で実験しては、製造メーカーさんに申し訳ないことになりますのでご注意ください。
長期に釣り糸を保存する場合は、遮光容器か、アルミフォイルに包んで保管するのがベストです。
なお、PEラインは、仕掛け巻きごと水につけて釣り場に運び、棚取ゴムを、針先につけ、振り切りで打ち、強めに空合わせを数回行えば、ラインに水が完全に浸透し、馴染み幅の変動なく、錘合わせ、棚合わせが、直ぐに行えます。
横利根などで、厳冬期、釣競技会などの際、強風で、ドボンしかできない時は、PEに、グラス無垢の、トップでなければ、全く当たりが取れず、釣りにならない事がかなりの頻度であることを付け加えておきます。
いやぁ 能無しに爺には、こういう難しい事はさっぱりツレネー訳が分りました。
しかし、伸びを嫌って新品を購入したときは、部屋の隅から隅にテンションをかけて2~3週間放置して延びきらせるという先輩が居ました。
カッパさんの実験データは物凄く参考になりました。
一番驚いたことは ラインの戻りが少ないと言うことですね。
イメージとしては クッションゴムのように戻りがあると思っていたのにびっくりでした。
亀山湖や相模湖でレコードの大物を狙う場合の参考になります。
つまり ラインブレーク寸前までの大物を上げた場合は 既に道糸は伸びきっていて 道糸の緩衝性能は無くなっているので、仕掛けごと交換するべきだ…と言うことですね。
こういった価値ある実験は今後も期待しています。
そうそう!言われることは強く同感です。
同じスプール内でもバラツキがあるとは思っていますし、糸のロットの違いで伸びは変わるとも思います。
本当は作ってからの時間も係るのでしょうが、製造年月日が書いていないもので・・・
経年変化の計測はやってみたいですね。
これからも、コメントどんどんください。
お久しぶりのコメントありがとうございます。
カッパの偏った趣味を理解してくれて、ありがとうございます。
糸は、伸び(これは比較的計測しやすい)だけではなく、切れやすさが知りたいのですけど、どうやるのがいいのか思案中。
最近は、切れにくい糸ってどれか知りたいと思っています。これこそメーカに喧嘩を売りそうなので、やっても結果は内緒にしているかも・・・会った時にこっそり教えます。
伸びが少なく切れやすい糸もありますからね。
伸びが少なくても切れにくい糸もあるし・・・
カッパの結果は出来るだけ客観性を持たせるために数値化しています。結果を参考にして貰えると嬉しい限りです。
別に実験をどうこう言っている訳ではなく、TPOが解らなかっただけです。
ラインって同じ商品のどこを採っても伸び率、縮み率は同じなのでしょうか。
へら釣りの経験は少ないので解らないのですが、フライをやってきた経験からすると、ラインは使う場所によって強かったり弱かったりしました。
だから、フライで細いラインを使う時にはゆっくりとこれ位で切れるかな、と思うギリギリ近くまで引っ張ってから使うようにしていました。
切れたら出し直します。
結び目も同じで、濡らしてから、ゆっくりと切れる寸前まで締めると、結び目から切れる事が少なくなります。
結局、どれも同じ、いつも同じなんて事はないので、その都度やり直すしかないのでは?
・・・昭和の香りが・・・
フレンズいいよねぇ。
レベッカいいよねぇ。
烈火いいよねぇ。
笑ってしまいましたさんがなんか書いてますが偏屈な人なんですよ〜
人が趣味でやっている事を否定する権利なんてないし、俺としてはカッパさんの頭脳に嫉妬してます(笑)
そしてへらぶな釣りでは道具が高い事からラインブレイクをしたり浮きをロストするまたは、竿が折れたりし悲しい結果が予測されますからその為に色々カッパさんの頭脳を持って俺に教えてください!
今後もご期待しております!
この時点での衝撃緩衝に道糸の伸びが どれ程有効であるかは 伸びの全く無い道糸で実験してもらう以外、机上で推理しても無理だろうと思います。
歌詞と曲調が好きです……
コメントありがとう!
「コメント抱いて助かりました。」ではなく、「コメント頂いて助かりました・」でした。
出社前に急いで回答するのはよく無かったです。反省
コメント抱いて助かりました。
冒頭の(注意)で書きたかったことを代弁してもらってありがとうございます。
みやびさんのコメントの回答にもありましたが、伸びる糸がいいとか悪いとか言っているつもりはないのですけど、そう思われていたら誤解を与えてゴメンナサイ。単純に買った糸がどんな特徴があるのか知りたかったので、その断片として「伸び」を比較しただけです。
こんなバカなことをしているのを見たこともなかったので、取りあえずやってみた「伸び」をアップしましたが、他にも、色々な特徴を見てみないとそれぞれの糸の特徴は総合的に判断できないと思っています。
伸びも、本当は水に浸した後での比較をする方が実情にあっているでしょうし、切れやすい切れにというのもありますよね。
それでも、どれも静定的な特徴しか分からないので、どうすればよいやら・・・引っ張る強さは素人のサラリーマンが計測する機械を買うわけにもいかないですし、竿を含めたトータルの特徴から切れやすさは決まりそうだし・・・
愚痴ってしまいました。
意味は・・・カッパが知りたかった糸の特徴の一つをやっただけです。こんなバカもいます。
なんでキロ設定にしたのかは今日の管釣りが大型だからそちらにあわせたのでは?とバカなりに思いました。小川園でかいですからね……
あと伸び戻りはカッパさんがウドンの底にハマっているからだと……
ペレットをつけた開かないうどんをつけるので棚ボケは命取りになるからでしょう
両ウドンにおいて勝負めもりは生命線だと色々な方の話からしってますからね
お久しぶりです。
1kgは魚を釣った時に道糸にこのくらい力がかかるんじゃね?って思ったくらいです。
あと、極端な重さの方が「伸び」という観点からその特徴がわかるかなって。
伸びる糸がいいとか悪いとか言っているつもりはないのですけど、そう思われていたら誤解を与えてゴメンナサイ。糸を比較するには他にも切れやいとか、縒れにくいとか、色々な特徴があります。伸びも、水に浸した後でどうなるかも比較するべきでしょう。
それで、底釣りをしていると、最初に底立てをして1枚釣れた後で、棚ボケをすることがありますよね。こうなると気付かずに次が釣れ難いということがあります。底釣りだと棚が2~3cmで変わるだけで釣れ方が変わりますよね。そして釣っていれば段々と糸が伸びていって、気づかずに棚ボケしてしまっているというのもあるし・・・
なんて偉そうなことを言っていますが、単に池で「この糸は伸びやすい」「この糸は伸びにくい」って話を聞いて、「それ本当?」というのを疑問に思ったこので取りあえず引っ張ってみたのと、いっぱいある糸で、それぞれがどんな癖があるか知りたかったからです。
ザイトはフロロでもしなやかな糸で切れにくいという印象です。伸びるという断片だけの比較ですからこれで終わりというわけではないです。
糸はその特徴が少しでも知っていれば、それぞれの使い方があると思いますけど、これだけではないのです。
底釣りをしていると棚ボケが気になりますよね。
その要因が何かとうことから分からないので、その要因の可能性のある伸びない糸がついついいいとは思うのですけど、浮子の返しなど仕掛けのトータルバランスから、カッパは底釣りだとナイロン糸が好きですね。
PETラインは、伸びないので、底釣りのタナボケはしにくいと思っているのですが、ご指摘のように欠点があり、底釣りで浮子の返しを重要にするカッパには、釣りだして変わってしまうと底が掘れたのか、糸の特性で棚がボケたのか伸びなくても混乱してしまいそうであることと、ハリスを細くしているのでハリス切れもあるので、使うのをためらっています。
使っていないと、特徴は分からないので、そのうち使ってみようと思いますが、今はまだ糸が残っているので、しばらくは使わないでしょう。
へら釣りで1kgの負荷分ラインが伸びて、釣果を左右する場面が想像出来ません。
ラインは伸びない方が当たりが取れる、なんて言うのはメーカーのうたい文句でしかありません。
長尺の合わせにしたって、ラインが伸びる時間より竿が曲がる時間の方が長いのでは。
ルアー釣りなど長距離になるとラインが伸びてハリがかりしない事はしょっちゅうあるのですが。
一度PEラインの使用をオススメします。
理論上の強度的にはPE0.2号でナイロン1号に匹敵しますが、現実には結束部の強度低下、あるいは摩擦摩耗による強度低下を勘案し0.4号を道糸としてオススメします。
糸の伸びが無いので 底釣りの微細な当たりは大変良く取れます。
しかしながら 欠点も非常に多く
第一に 糸に空気を含み 浮きの馴染みが安定するまで30分以上かかる。
第二に糸に全く伸びが無いので ハリスへの負担が大きく ハリスをワンランク太くしないと 合わせ切れが続出する。
第三に糸に張りがなく ライントラブルが起きやすい。
などです。
しかし底釣りの微細な当たりを取るメリットは非常に大きく、またナイロンの良さを知るためにも お試しをオススメします。
それにしても こういう実験は 価値がありますね。素晴らしい!