カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

友部湯崎湖に行ってきた。ライトタックル段底

2021-01-23 21:00:00 | へら
2020年1月21日(木)
 
平日ですが,このコロナ禍の影響で有給休暇としてでななく仕事を休むように指示されているカッパです。
カッパだけではないので,仕方ありませんけど・・・切ない・・・
 
毎日在宅勤務をしていると脳みそが沸騰しそうになるので、確実にソーシャルディスタンスが取れる釣りに行きます。
本日はレンタカーを借りて行き先は友部湯崎湖に参ります。
 
高速料金が掛かりますが高速は時々運転するカッパにとっては歩行者や自転車がいないので,車間をとり後方と横の車を注意すれば済みますから,比較的安心して楽に運転できるのです。
距離は遠いが時間は比較的短く1時間半くらい掛かって営業開始時間の7時に到着しました。
 
入場するとまだ人は数名しかいません。
他の釣り人から遠く離れた場所で釣りをするために,入口から一番遠い5号桟橋の端あたり(313番)に入ることにしました。






【釣結果】
この場所で釣りをするのはかなり悩みました。遠くまで来たこともあるし,やっぱり釣ってストレスを発散させたいのです。
 
こんな離れた場所で一人ポツンと段底をして、もし釣れなかったらどうしよう。
 
とりあえず8尺を出し底が取れたら段底をすることにして,取れなかったら浅棚セットをすることとします。
それで,もし釣れなかったら釣座を変えて2号〜4号桟橋の空いているところに入ってチョウチンセットをしようと考え、この場で釣りをすることにしたのです。
 
はい。カッパは釣りたい欲望の塊です。
 
浅棚にするかもしれないなら,段底も浅棚浮子にしてしまえと思いました。今回は,浅棚としてはちょっとオモリ負荷のある浮子を使ってみようと思っています。

タックル
竿:ダイワS Fスペック 8尺
浮子:クルージャン ウィンターバージョン ‘16〜2017モデル 浅棚 細パイプトップ WAS6番
 ボディ φ5.4mm 長さ60mm,トップ長さ80mm 付根1mm 先端0.75mm位,オモリ負荷0.62g
道糸:ダン 礫 0.6号
ハリ・ハリス
 上:角マルチ5号 0.5号 8cm
 下:クワセヒネリ3号 0.3号 55cm

底立してみると底が取れましたので,上ハリを付けて,バラケを作りますがバラケは釣れなかったことを考えて少量にします。底は駆け上がりです。
バラケ
 段底 100cc
 細粒 50cc
 セット専用 50cc
 マッハ 50cc
 粉を良くかき混ぜてから
 水 75cc
 
クワセ
 タピ匠 4g,水 17ccで作ってきたものを使用
 サナギ感嘆 10cc,水 10cc
 力玉
 力玉サナギ漬
 
浮子のオモリバランスで,エサ落ちは宙で7目中5目半出し(6目がチラ見する),クワセを付けて4目出し
今回はチャカ段底というより,ライトタックル段底です。
後ろに杉の木があるので、掘れたり、クワセが落ち葉に埋もれないようにする事を頭の中に置いておきます。

クワセを付けて,エサ落ちメモリが出るように,徐々にズラしていきます。
穂先とトップの間は5cm位開いています。


 
池の水は本当に冷たいので,今日は釣れるかどうか大丈夫か心配になります。でも今日は手桶が凍りませんので、少し期待が持てます。
お日様が真正面に見え光が当たるので暖かいのです。
 
手水をちょっとだけ付けて,バラケのタッチを決めます。
バラケは中はほわっとして,外側だけを押さえる気持ちで丸めてみて、チモトは1回だけキュッと押してからエサ打ちしますと,1目だけ残して浮子が返っていきます。
浮子が返ったら誘ったり置き直しをして出目の確認し待たずに仕掛けを回収して,棚を調整します。
 
釣り客は段々と入ってきます。桟橋の席も埋まってきました。ダメなら早めに席移動した方が良いかもという考えが一瞬頭をよぎります。
 
最初は棚調整後、テンポよくエサ打ちをしていきますと、5投位すると何やら浮子に生体反応のような動きが出てきました。
これはいけるかも・・・と,気合が入ります。
釣れなくて別の桟橋に移動もしなくて済むかもしれません。
 
浮子の返りから棚を調整し、バラケは丁寧に水分調整,エアを入れて外側だけに圧を掛ける感じにして,前の浮子の動きからハリに付ける僅かな力加減を変えていきます。圧はチモトは押さえず、丸めてハリに刺したバラケの横をチョンチョンと押すのです。
トップ1目出しまで深く馴染み,浮子が返ってもエサ落ちが出ません。エサ落ちを出すように,浮子トップが1目動く程度で弱く誘ってみると,カツッと1目綺麗に入ったのです。
竿を合わせてみると1枚目


 
 
その後,弱い触りから微かな浮子の動きを捉えてみたらカラツンでしたが,浮子に触りの動きがありヘラブナには活性があるようです。
 
次にどういう状況でアタルのか色々と試してみます。
浮子が返りきるまで待つとか、馴染んだ後に浮子が返り誘ってエサ落ちまで出させるとか。
誘いを入れるのは浮子が返って直ぐか、ちょっと待つか。
バラケを打ち返すテンポ。誘いの回数。アタリは1目入るものか、半目モゾモゾしたり押さえ込む微分のアタリなのか。
クワセはどれが良いか。
 
ポツポツ釣りながら,パターンを探していると・・・
 
浮子が馴染んで,返ってからちょと待ち、軽く浮子を動かしてエサ落ちメモリまで出します。浮子の動かし方は送り誘いは効かず,小さくゆっくり誘うか、小さく鋭い引き誘いがよくアタル確率が上がってきます。
 
アタル時の浮子の出目はエサ落ち(5目ちょい出しで6目がチラ見)でした。
クワセが着いたエサ落ちメモリ(4目出し)では当たらず、また宙でクワセを着けないエサ落ちメモリよりも1目位多く(6目下の黒帯~7目)出るとアタリが遠くなります。浮子が4目出しでアタルとアッパーとなります。
 
バラケの抜け方は,必ず馴染ませて,バラケの馴染みの後でクワセの馴染みが出て,浮子がチリチリ返ってからスッと塊で落ちる場合,もしくは,馴染んでからバラケの馴染みの後でクワセの馴染みが出てから,引き誘いで玉落ちしをした後,アタル確率が上がります。
 
バラケの馴染みが入ってから抜けて浮子が上がり,その後リバウンドでクワセの馴染みが入る場合は,待つとアタる場合があるもののアタる確率は低いしテンポが悪くなります。
 
クワセは,全てアタリましたが,サナギ感嘆で食うことが多いように感じています。
 
浮子が返ってから、1,2回誘い浮子に触りがあればアタル確率が高くなります。
 
アタリった時の浮子の動きは、駆け上がりということもあり力強く1目入る時だけでした。半目などはカラツンとなり,1目以上は糸ずれからのスレアタリになるのです。
1,2回は半目アタリ、モグモグアタリもありました。
 
こうしてみると魚の活性が高くアタリがしっかり入る状態から攻めの段底で行けそうで,この後もポツポツ釣って行きます。
 
釣れていく度に徐々に掘れて、その都度浮子の返りを見ながらその分這わせて行きます。
何度かアッパーなどのスレが多くなったので,這わせ過ぎではないかと思い1目ほど浮子を下に移動し這わせる量を減らしてみました。
するとアタリがきちんと出るようになりましたが、数枚釣れるとまた掘れて棚調整を都度していくのです。
 
馴染んで返ってから、少し待って誘い、また触りが無くてもエサ落ちが出たら、2,3回誘ってアタらなければ打ち返すようにして、ある程度ペースを保ちながら釣りを続けます。
 
掘れすぎたのか浮子が返りが悪くなったのでズラしているのですが、まだ浮子の返りが悪くズラすと今度はメモリが出過ぎるのです。アタリもしばらく貰えないしスレとカラツンが数度あり棚を軽くするか這わせるかどの棚にするか迷います。底の状態を調べてみると、ほんの10cm先に駆け上がりがきつい箇所があったのです。
竿掛けに竿を置く位置を少しだけズラして、クワセだけを付けて誘いながらエサ落ちに返るような棚を決めていると、カチッと当たりました。空バリでないのでOK
 
棚も決まり、浮子トップと穂先が丁度同じ位置になりました。掘れてもいたのです。
これで釣れる状態になり、ポツポツ。
 
お日様が当たり防寒服をまとっていると少し暑く感じて釣りをしていると、しばらくすると、風と流れが出てきたのです。
暑く感じていたので、この風は気持ちよく感じ、爽やかな気持ちで釣りを続けます。
 
しかし、流れは緩やかでもあまり嬉しくはないです。左に流れていきます。
左側は整地作業が不十分で少し高い場所になります。高台の下のうまくクワセが止まる場所に入ればアタることもあるのですが、高台に乗ると浮子には生体反応が出ないのです。
注意深くエサを置き、上手く引っかかるようにしたいのですが、半分以上は思い通りにはなりません。
釣れない時間がしばしあり、少々 悶々としていましたが、そのうち少しだけ流れも弱くなり、釣れる状況になりました。
 
少量作ったバラケのため2時間弱くらいでなくなっています。
このときバラケは2杯目が終わったところでしたので、次はブレンドをアレンジしてみます。
粒戦 25cc
水 75cc
ふやかしてから
段底 100cc
セット専用 50cc
マッハ 50cc
細粒 25cc
かき混ぜてから10分放置し、また解すようにかき混ぜる。
 
暖かくなり魚の活性も良くなったのもあったかもしれませんが、今日のこの池では粒戦を入れたバラケの方が魚の反応はよい感じがして、ポツポツ拾います。
 
1時半前。
バラケも後わずかで、29枚までいきました。家まで遠いので30枚になったら帰ろうかと思っていましたが、30枚になる前にバラケがなくなりかけてしまっているのです。
家に帰るか、釣りを続けるか。
 
釣りを続けます。
 
ここから,ポツポツ釣れて、スレもあればエサを棚が出る場所に注意して入れていきます。
終了は4時まで
 
3時45分
最後のバラケを打って釣れれば正に上がりベラ。
 
浮子が返ってから、集中して・・・チクッ!
サッと合わせてみるとカラツンです終わりました。

結果 42枚
 
ヘラブナが溜まっていたのかもしれませんが、釣れて本当に釣れて楽しかったですよ。






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