瓦山瓦版

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🟣季節外れの蕗の薹味噌🟣2024.10.8

2024-10-08 23:51:00 | 日記
 今年の春 頂戴した蕗の薹
直ぐに軽く茹でて 冷凍庫へ・・

 ばっけ味噌
〈仙台辺りで蕗の薹を
        こう呼びます〉

 忙しくて 味噌と三温糖を
練る時間が無くて 数日・・
  その後娘の懐妊❗️
 悪阻の為の嗜好の変化に対応
リクエスト料理に
  てんやわんや・・
 梅干作りの季節到来
   天敵の夏
  出産 産後肥立help・・・
 蕗の薹は冷凍庫で冬眠ならぬ
   夏眠

  秋風が立ち始め
 やっと やっと
   季節外れの蕗の薹味噌作り
 夏眠から目覚めた蕗の薹は
  色も鮮やかに
   香りも春のまま
  待っていてくれました
 味噌と三温糖を弱火で
  30分程練り上げて





   次の日 すっかり冷めたら
  水分をしっかり取って
 刻み 味噌と和えます
  



 さあ
  季節外れの蕗の薹味噌
 仏様 神棚 曼荼羅掛軸に
   御供えです
 そして 明日は
  東京の叔父・叔母に
    姪達に
   小田原の夫様のお姉様に
  送ります📦
 熱々御飯🍚と 召し上がれ
   丁度
  新米の季節ですね

🟢にあんちゃん🟢1960.2.22

2024-10-08 10:38:00 | 日記
 子供の頃の 唯一の楽しみは
お小遣いで 本📚を買うこと
 ささやかな小遣いは
  本代に消えた
 幾らの小遣いで 
  本代は如何程だったのか・・
   この本は 150円とある
  昭和35年頃のこと



 誕生日のプレゼントに
  炭鉱に暮らす兄弟姉妹の
 末っ子の少女の 日記を
まとめた📙 にあんちゃんを
 お願いしました

 赤貧洗うが如し
   炭坑夫の収入は・・・
  貧しさ故の少女の哀しみが
 飾らずに素直に書かれた
  日々の日記からこぼれて来る
   身につまされ
 涙がこぼれた小学生の誕生日

🟢思い出したこと

    炭鉱の大企業の子息の
 晩御飯の様子を 夏のこととて
  開け放たれた窓から覗いた
 炭坑夫の子供達
  次の日 登校するや
 
 お前んち 昨日は
   何の日だったんや❓と
 炭坑夫の子供は聞く

  意味の分からない 
 大企業の子息は
   別に何の日でも無い❗️と
  答える

   食卓に普通に並べられた
 夕餉の皿小鉢のお菜は
    炭坑夫の子供達には
  特別な日でも
   食べられない献立
  それが日常生活と知った
 炭坑夫の子供達の驚き

  そして それはまた
大企業の子息の驚きとなり
 
  貧しい食事の日々を暮らす
 炭坑夫の労働によって
  自分は
 特別な日でも食べられないと
言われた食事を のうのうと
食べ 暮らしていた

 知らなかったこととは言え
恥ずかしさに身が縮み
  親への憤りとなり
 延いては資本主義社会への
  反発となり
   後 過激派組織に
    身を投じた 

  二十歳代の頃
 過激派の青年の手記を読み
  にあんちゃんを
   思い出しました