貞観地震〈869年〉で倒壊した多賀城の復興瓦を焼いた登窯や記録の残る 仙台市瓦山町内会の古老の呟き
冬ナクバ
春ナキニ
心偈頌〈しんげしょう〉
平成になって
一番寒い日となった
一月二十五日
昭和45年以来の
大寒波とか
大寒波 想定外の噴火
二カ所同時発生の地震
太古から自然災害に
見舞われてきた日本列島
抗うこともせず
嘆くことも無く
過ぎ去ること
おさまることを
ひたすら 待つ
そして痛めつけられた後
修復することに 打ち込む
ジャパニーズSmileを
湛えながら
諦めとは 異なる
受容する日本人
我欲を亡くし
他に迷惑をかけない
己れを律する心は
外国人には
理解し難いらしい
誇るべき日本人の心
物を大切に暮らした手仕事
食べ物を工夫して保存し・・・
忘れかけていた
幼い頃の暮らしを
語り合いました
Kさんのお庭で育った
路地物の蜜柑
北限の🍊とおぼしき
橙色の 小さな蜜柑
可哀想なので
摘果しないで育てたら
400個も実を付けたそうな・・・
我が家の 狭い庭に
今年も 咲きました
二人静
もう少ししたら
一人静も咲きます
古代の人々にとって
自分たちを取り巻く
全世界は
天と地 あめつち です
あめは天 つちは地
あめつちは宇宙を指す
大和言葉です
平安時代の少女たちは
年の初めに
あめつちの袋 といふ
小さな袋を作り
そこに入った
たくさんの幸せが
逃げない様にと願いながら
天と地 すなはち
袋の上と下の両方を
縫ったといいます
あめつちの袋 を作って
宇宙からいただく
恵みや 幸せや 嬉しいこと
優しさ 祈りを詰めて
上下を縫って
掌 たなごころ で
包み 守りましょうか
石碑〈いしぶみ〉は
昔の人々からの
メッセージ
いしぶみ は 石の手紙
今年も 庭に 山櫻
普賢象 が咲きました
花と葉が一緒に開く
山櫻
葉は 道明寺の桜餅の
塩漬の葉の様な薄茶色
子供の頃は 好ましい景色に
思えなかった
葉はあくまでも 緑
道明寺の桜餅から
剥がした様な薄汚れた色
しかし 年齢とは 不思議
今では 薄汚れた色が
淡淡と奥ゆかしく
控えめで 櫻の花と
相まって 気品を湛える
そんな美しさを感じる様になった
白花 薄桜色 濃桃色と
咲き分ける
普賢象の名を冠されている
よく見ると ニ本の蕊が
伸びていて それが
象の牙に準えて
象は普賢菩薩様を
背に乗せていらっしゃる・・
で
普賢象と名付けられた由
辰年生まれの私の
守本尊様は普賢菩薩様
そんなご縁で 庭に
お迎えしました
八百屋の店先で
野菜を手に取って 選ぶ
出掛ける時
どの服にしようかと 選ぶ
人と話している時
いちばん うまく
心を伝えられる 言葉を選ぶ
大切な
学校・仕事・伴侶も 選ぶ
一日に幾度も 幾度も
頭の中を クルクル🌀
働かせながら
沢山の〝選ぶ“を繋げて
この一年も暮らしてきた
確かに 今 自分が立っている
ここは 自分が選んで
辿り着いたところ
でも
この世に
産まれて来ることについての
あれこれは 選択の余地は無く
神様の御手のうちと
言う他は無い
より良い選択を続けて
人としての高みに
登りましょうか
昇りましょうか
2011.3.11
東日本大震災発生
当時 M委員を担っていた
私は・一人暮らし高齢者・心身障害者・・・
日頃把握している方々の
生活を案じ対応に
心を砕きましたが
様々な不便・不自由な生活のなか
本当に困って 智慧の浮かばない
方々は 実は若者達であった
コンビニは空っぽ
ライフラインはSTOP
給水車を待つ列は
長く長く続き 寒風のなか
遅々として進まない列の中に
カップ麺の食べ終えた
発砲スチロールの器を
ひとつ抱えて並ぶ若者
数多・・
買って 食べて 捨てて
災害への危機感も 備えも
頓着無し
アナログ生活のなか
生きて来られた先輩方
七輪を外の駐車場に出して
鍋を掛け 煮炊き・・
そして ご近所様に
お振舞い
逞しきかな 高齢者‼️
甘えず 自助・共助
お互い様で
淡々と暮らしていらっしゃる
若者達よ 智慧を学び給え
この度の災害の記憶を
風化させる勿れ