翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

堀川へ行ってみました

2024年01月30日 | 野鳥

 公園ではさして収穫もなかったので、久し振りに堀川へ行ってみました。私の散歩としてはちょっと遠征です。地下鉄の駅を通り越して10分も行けば堀川端へ出ますのでその気になればいつでも行ける距離なのですが。

 残念ながら鳥影は見当たらず。わずかにカワウが1羽でした。あまり潜ることもなくのんびりと休養でもしているようでした。

 上流から屋形船がやって来ました。宮の渡しと納屋橋あたりを定期運行している船があるらしいので、その船でしょうか。お客さんは乗っているのかいないのか分かりません。

 目の前を通り過ぎて御陵橋に差し掛かりました。バックの森は白鳥庭園です。通った後にはかなりの波が残ります。カモさんたちがいたら飛び立ってしまうだろうなと思います。

 上流側を見ると激しくはないけれど波が残っています。もしカモの群れがいたら、飛び立つか波をユラユラ楽しむのか、一度見てみたい気がします。


冬鳥(カモ類)を探しに (新堀川下流域)

2024年01月27日 | 野鳥

 今シーズンは、冬らしい寒さの日が少ないせいか、冬鳥が少ない・まだ来てない と言う声が良く聞かれます。近隣の公園か新堀川で、散歩兼鳥見程度の私ですが、それは感じていました。時々偵察?に行ってくる家内によれば、下流の方にはかなり来ていたよとのことなので行ってみることにしました。

 名鉄電車の鉄橋より下流を目指していきます。電車は数分待たずに通ります。名鉄鉄橋の下にあるのは、文斉橋。只今架け替え工事中です。私の目安ではここからを下流と称しています。

 対岸を見るとかなりのカモ類が日向ぼっこをしている様です。コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ等がいるようです。

 川筋が曲がった辺りにJR東海道線の鉄橋があります。この橋の前後が私の下流域の探鳥場所です。電車が通るときはかなりの轟音を響かせますが、カモさんたちは我関せずという雰囲気で日向ぼっこを続けます。自分に害を与えるものではないことを分かっているのでしょう。

 オカヨシガモ ハシビロガモ ヒドリガモ 色々います。

 オオバンもいます。2,3年前にはかなり沢山いましたが、群れを作るほど多くはいないようです。

 キンクロハジロ?と思いましたが、ちょっと小さめ、目も金色ではないようなのでスズガモかと思われます。

 オカヨシガモが手前の川縁りにいました。気づかれないように、そっと覗き込まないと直ぐに飛んでしまいます。

 コガモが小さな群れでいました。雄は完全に冬羽にお化粧しています。

 対岸にはオカヨシガモが。左の大なのは♂、あと3羽は♀のようです。ちょっと陽が傾きだした様です。

 帰り道、文斉橋の工事現場を通る時、工事はいつまで掛かるのかな書いてないか掲示を探しました。

 えっ!8年まで。まぁ掛け替えですから掛かるでしょうね と納得しました。今は車のすれ違いは出来ない狭い橋ですが、広くなるのかどうかまでは書いたものはありませんでした。とにかく今は「撤去工事中」の様です。

 中流域になると鳥の数がグッと減りました。中流域では、もう一つかなり本格的な歩道橋の塗り替え工事もしていて(仮囲いして完全密閉の中でやっています)鳥さんにも居心地が悪く写るのかな?と思います。

 しかし、オオバンがいました。

 ハシビロガモ♂もいました。

 もうちょっと我家へ近づいてくるとヒドリガモがいました。これも目を合わさないよう、そっと覗いて撮ったのですが、後ろの1羽が気づいた感じです。

 水面にはヒドリガモがかなり群れていました。先ほどの2羽もこの中に混ざっています。

 我家に近い新堀川では鳥影は少ないですが、ちょっと下流に行けば、今年もそれなりに群れていることが分かりました。


冬の野鳥 新堀川(1月4日~15日)

2024年01月12日 | 野鳥

 今年の冬は例年に無く野鳥が少ないようだ、と云う声をよく聞きます。実際、私の日常の探鳥フィールドでも、もっと居ても良いのにと思います。そんな中で歩いた新堀川で見かけた鳥さんたちです。確かに冬の渡り鳥のカモ類が少ないようです。ちょっと撮りためたものをまとめてアップしておきます。

↑ ハクセキレイ(1/4)

↑ カワウ(1/4)

↑ イソシギ(1/4)

↑ ジョウビタキ(1/5)首を後ろに捻っています

↑ キンクロハジロ(1/5)

↑ コガモ(1/7)

↑ マガモ、カルガモ(1/7)

↑ ヒドリガモ(1/12)

 岸辺に4羽居ました。水面に降りて何か相談しているようでしたが、やがて上流へ向かって一列になって行ってしまいました。

 

(追 記)今シーズンは鳥が少ないという事を先に書きましたが、1月15日に原因はひょっとしたらこんなことかも?という光景に出っくわしました。

 スーパーへ行く途中で何やら騒がしい音が近づいてくるのに気づき、川面を見ると船が近づいて来るではありませんか。しかもかなりのスピードで波を立てながら。最近近くの橋で塗装などやっているので、それに関連した作業船か監視船?かもしれません。慌ててスマホを出して1枚パチリ。もし、こんなのがよく通っているとしたら、水鳥はビックリして逃げ出し、暫くは帰ってこないだろうなと思います。波は船が消えてもかなり長い時間(15分以上?)残っています。


初探鳥(初詣代わり)(鶴舞公園)

2024年01月02日 | 野鳥

 今年は、我家は喪中につき年賀状は作りませんでした。ブログでも年賀の挨拶は無しとさせて頂きます。代わりに、運動を兼ねて今年初めて出かけた探鳥で見かけた野鳥たちを、新年の挨拶代わりに載せておきます。

 場所はいずれも鶴舞公園胡蝶が池です。先ずは本日のベスト1

カワセミ

カワセミは、こんな雰囲気の所にいました。上は場所を変えてもう少しアップしました。

 あとはカメラに収まってくれた鳥さんたちです。種類も数も多くはありませんでした。大きな本格的なカメラを構えた皆さんも10人位はいたと思います。暖かな陽差しの中での初探鳥でした。

コガモ

アオサギ

カワウ


ジョウビタキのデート?(新堀川)

2023年12月24日 | 野鳥

 新堀川縁りを散歩していたら、ジョウビタキが2羽左(上流側)から♂が、右(毎月分配)下流側)から♀が歩いて来るのに出会いました。これは面白いジョウビタキのデートかなと思いスマホを横にして、堤防上の道路から見守っていました。

 やがて二人、いえ2羽はすれ違いました。そこでちょっとは何か話しでもするのかと思いましたが、お互いに避けるように進んでいます。

 矢っ張りすれ違うだけでした。距離は段々離れて、私の期待は裏切られました。


晩秋の野鳥(神宮東公園、新堀川)

2023年12月10日 | 野鳥

 晩秋の野鳥はどうしているか? 公園と川へ行ってみました。

 公園のカルガモ池では、池周囲のメタセコイヤや落羽松などからの落葉が浮かぶようになって一時カルガモが居なくなっていました。時間が経って落葉が沈殿するようになり、水面が広くなるにつれて戻って来ていました。

 数は数十羽以上いた時期に比べると少なく、その分争い事も少ないのか、のんびりと過ごしている感じです。

 岸辺にニョキニョキと出ているのは、落羽松の気根です。工場跡地を埋め立てて作った公園なので、根は下へ伸びるだけでなく水の匂いを頼りに横へも伸びていた様です。

 新堀川へ来ました。我家の近くでは、今シーズンはまだ渡ってくる鳥が少ないようで、コガモとマガモが各1ペアー居たのみでした。


第329回 名城公園探鳥会

2023年11月05日 | 野鳥

 久し振りに探鳥会に参加しました。良いお天気で気持ちよかったです。

 少し早めに行ったので集合時間まで、二之丸大手二之門(体育館西入口辺り)へ行って事前探鳥をしました。

 ↑ ↓ 門の外にある大きな石の窪みの水たまりにメジロが来て水浴びをしていました。3羽一緒に来て水浴びも一緒にしていました。ひょっとしたら今年生まれた兄弟かも。

 シジュウカラも来ましたが、何となく警戒していて水浴びはしなかったです。

 ここからは探鳥会で見かけた鳥です。

↓ オオバン

↓ コサギ

↓ セグロセキレイ

↓ お堀の向こうの木のてっぺんにモズいました。

↓ お堀の向こうの葦の茂みの前の杭にカワセミが。

↓ 金シャチはいつものとおり輝いていました。

お堀の西端辺りに水鳥が沢山。ホシハジロ、コガモ、オナガガモ、マガモ etc

 この日見ることができた鳥は35種類、参加者は30名でした。(Tさんのブログから)


去る鳥、来る鳥 野鳥にも秋の気配が・・・

2023年10月18日 | 野鳥

 鳥の世界にも秋が来ているようです。神宮東公園、新堀川で見かけた季節の変わり目の鳥さんたちです。

 公園の木の上に止まっているのは、いつもは見慣れぬ鳥。

 ちょっと上を向いたところでエゾビタキと分かりました。胸の縦縞がクッキリと。この鳥は渡り鳥ではなく、渡りの途中で寄る旅鳥です。春、秋に寄り道します。

 上にいた鳥が不意に地上へ。餌になる虫でも見つけたようです。エゾビタキを「見下ろす」ことは滅多にありません。

 カルガモ池にはマガモのメスが1羽来ていました。

 カルガモとはクチバシの違いで分かります。多分雄も来ていると思いますが、今日は見あたりません。

 新堀川には、渡り鳥ではありませんが、コサギがいました。夏の間は避暑にでも行っていた様です。

 コガモが来ていました。まだ渡ってきたばかりなのか、エクリプス状態でまだ雌雄はよく判りません。

 立上がったのが♂のようです。座っているのは♀だと思います。

 こちらは年中いるスズメさんです。これから賑やかになるなぁ、といっているような?


バードウィーク写真展 今年も開かれました

2023年05月09日 | 野鳥

 毎年恒例のバードウィーク写真展、今年も開かれます。皆さんのご来場をお待ちしています。

5月13日に行って来ました。

メインテーマは毎年同じです。

メインテーマをセンターに置き、ギャラリー一杯に作品が並んでいます。

一週後にもう一度見に行って来ました。下は東の方から見たところです。


アオサギ 2羽 (新堀川神宮東橋上流東岸)

2023年04月25日 | 野鳥

 最近、スーパー等近くへの買物は古いザックを背負って行きます。そうするとカメラも持って行っても邪魔になりませんが、いつもそうしている訳ではありません。そんな時に限ってちょっと普段見ない光景が飛び込んできます。

 この日はスーパーからの帰り道、対岸にアオサギがいるのを見つけました。それも2羽。あいにくカメラは持たずに行ってしまったので、スマホで証拠写真を撮ってきました。この2羽はきっと「仲良しさん」だと思います。

 

 左(スマホでは 上)は場所が判るように倍率2倍くらい、右(同 下)は7,8倍くらいにして撮りました。30mか40m先なので少々甘いピントです。

 この川では今までもアオサギは見ましたが、2羽が近くにいるところは初めてで、カメラを持ってこなかった事が悔やまれました。

後日譚 5月10日、カメラを持って買物に。帰りにアオサギを見た所を確認してみると、1羽だけいました。場所も同じですし、風貌から見てもこの間のアオサギだ!と思い1枚撮ってきました。

 もう少し首を伸ばしてくれないかなと、願望しながらしばらく見ていましたが、一向に動く気配無しでした。