先月は所用があって参加できませんでしたので、今年最後になる探鳥会には何とか参加しようと頑張って(と言うほどの事ではありませんが)行って来ました。
お堀に出たところで、水量が減って露出した導水管の上でヨシガモが出迎えてくれました。じっとしていてくれたので、緑のナポレオンハット・からだの繊細な羽毛の模様を観察できました。
他の鳥も撮してよとばかり寄ってきて、ケンカもせず並んでくれました。
手前から、ハシビロガモ、オオバン、ヨシガモ、泳いで寄ってくるのもオオバンです。
天守閣は、まだ晩秋の木々に囲まれて、少々寒そうに見えました。手前には石垣がなければいけませんが、遺跡調査のため取り外されて草茫々というのは、どうもみっともない感じです。予定ではとうに終わっているはずですが、遅々として修復がされません。もっとも鳥にとってはこの方が棲みやすいかも。
お堀の中ほどの導水管も水面下降で浅いところにあって、鳥さんたちの休憩所になっているようです。ここではケンカなんかしないこと、というルールでもあるのか、お行儀良く並んでます。
森の中の落葉の絨毯をカサコソさせて、セグロセキレイがいました。今年、居ついている様です。一時期余り見かけない鳥でしたが、最近は戻って来たようですが、数は少ないです。
天守閣の東下あたりには、ヒドリガモが沢山いました。
遙か向こうの水面には、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモなどが混ざって沢山いました。この絵は群れの数分の1です。
おふけ池のほとりは紅葉がきれいでした。12月でこのシーンが撮れるのは矢張り暖冬のせいで、紅葉が遅れているのでしょう。
体育館移転の工事のため公園北部の面積がかなり小さくなり、ランニングコースも変わって探鳥コースもいくらか短くなってしまいました。この日はお天気のせいもあり芝生広場の人出は少なく、オランダから来た風車をめさしてショートパスしました。最近公園の改修工事もあちこちであり、鳥さんも落ち着かないのでは?我々も同様ですが。
この日観察された鳥は、42種 参加者は29名 でした。この項は、案内人Oさんのブログを参照してます。