翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

琳派、若冲、ときめきの日本美術 (JR名古屋タカシマヤ 特設会場)

2023年12月29日 | 美術(その他展覧会含む)

 京都 細見美術館 開館25周年を記念して開かれた展覧会へ行って来ました。会期も短く年明けでは混むかなと思い、年末に行って来ましたが、年末の買物のついでにと云う方が多かった様で、よく行く美術館よりも混んでいました。

 昭和の実業家 細見家3代によるコレクション展で「日本美術史の教科書」とも賞されている、と云われるだけあって名品の数々でした。


昇華の天地(濱田樹里)、磯野宏夫絵画展 (古川美術館、別館)

2023年12月14日 | 美術(その他展覧会含む)

 この日は妹夫婦との再会の後、それぞれの予定があるので解散、私は年内に見ておきたいタイトルの展覧会を見に行きました。

 題材は何となく南の国の大自然を思わせる躍動感のあるものが多く、インドネシアで生を受けた方との説明がしてあり、なんとなく納得しました。それに大きな作品を画く方です。下はこれだけ写真OKでしたので展示室の対角線から撮ってみました。しかし16m80cmの全部は写角に入りませんでした。左右に数m写ってない部分があります。

 別館では深山幽谷を画いた作品が多数展示されていました。四日市市の広報の表紙を永年手がけられたようですが、環境に深い造詣をお持ちの方だと思います。細かいところまで丁寧に画かれていました。

 玄関の間に飾られていた作品。これだけ写真OKでした。(パンフの表紙の原画でした)ちょっと写り込みもありますが、展示の様子が分かるかと思います。座り込んで眺めることもでき、しばし瞑想にふけることも出来ます。


中部報道展(名鉄百貨店 美術サロン)

2023年12月14日 | 美術(その他展覧会含む)

 年末恒例の報道展、例年通り、今年も妹夫婦と一緒に見て来ました。パンフはモノクロですが、最新情報まで載せるとカラーは間に合わない?と言うことでしょうか。モノクロ写真でも、今年も色々有ったことが思い出されます。

 最近の目的の半分は、妹夫婦との忘年昼食会?です。今回は栄の某百貨店別館にあるレストラン街の「宇和島鯛めし」なるものを食べました。これは色つきで載せておきます。

 

 


再興第108回 院展(松坂屋美術館)

2023年12月01日 | 美術(その他展覧会含む)

 毎年恒例の「院展」を見に行って来ました。

 この展覧会は写真OKとなっていましたので、野鳥が画かれている作品を主に十点ほど後日の記憶のために撮させて頂きました。スマホで撮っているのでメモ程度という画質です。鳥の名前が題名になっていない場合がほとんどなので、後日の確認のためにはありがたい対応です。少しだけブロネタに使わせて頂きました。

 毎回野鳥が入った作品を出されている、加藤厚氏 「雪解風」(ゆきげかぜ)。解けかけた雪山の枯れ枝に、ルリビタキの若い♂(多分)が画かれています。

 齋藤満栄氏「晩秋の朝」。コサギが沢山います。場所は福井城のお堀だそうです。

 今回もう1つ面白かったものに、CANONが協力している「つなぐ、にっぽん美術」と云うプロジェクトの成果で有る、国宝「松林図屏風」長谷川等伯 筆 の展示でした。高精細カメラと大型のインクジェットプリンタによる複製ですが、等倍にも拡大も出来るので、展示や研究用に用途が広がっているようです。

 美術館には入りきらないので、8階マツザカヤホールの入口付近に展示してありました。実物大であり全体を正面からは撮れないので、全体と左隻・右隻、部分アップを撮ってみました。


第34回 墨・水彩 彩林展(愛知芸術文化センター アートスペース)

2023年10月19日 | 美術(その他展覧会含む)

 今年もブロ友のTさんから展覧会開催のご案内を頂きました。今回は珍しく家内とスケジュールが合い一緒にお邪魔しました。

 案内状の絵は東京駅のようで、お出かけになったのかなと思います。

 お断りをして会場風景と作品を少し撮影させていただきました。

 どの作品も見たことがある風景や日常よく目にするお花などで、いつも心安まる感じの展覧会でした。

 画かれた出展メンバーさんとお客さんが、作品を前に解説をしてもらう雰囲気もやさしい感じの展覧会でした。

 また、いつも会場にされるのは同じ所で、展示室から屋上庭園に出ることが出来る所です。北隣には白くてまぶしいNHKのビルがあります。

 良く手入れされた植込みがきれいです。推定、地上60m以上の場所とは思えません。

 東の方を見ると懐かしい鉄塔が。界隈で、建て替えも外装の変更もしていない数少ないビルだと思います。

 庭園のキンモクセイは満開。後ろに展覧会場が見えます。都会の真ん中にあって、のんびり出来るチャンスを頂いて、ありがとうございました。


日本伝統工芸展(古川美術館)

2023年10月06日 | 美術(その他展覧会含む)

 タイトルの展覧会を見て来ました。

 この催しは国内では最上級のものらしく、ETVでも何度か再放送をしていました。パンフの左上の漆塗りの小箱が「日本工芸会総裁賞」の松本達弥氏の、彫漆箱「遥かに」です。TVでもその制作工程を解説していましたが、実物は手の込んだ、塗りと彫りを繰り返した技法を間近に見ることができ、異彩を放っていると思いました。


第1回 新風景の会 東海を描く(古川美術館)、古今無双(同館 別館)

2023年09月23日 | 美術(その他展覧会含む)

 当分の間、本年中の足跡を残すため、後日アップしています。日付だけは後日の検索のため、行った日・動いた日になっています。言い訳ですが、今年の不順な気候のせいか体調がいまいちです。よって内容は超簡素になっています。

 本館では、1986年に始まり2020年の35回で区切りをつけた「風景の会」のメンバーのうち14名で再結成された会+16名の招待による、新風景の会展が開かれていました。副題のとおりこの地方の見慣れた風景が描かれておりました。

 別館では、瀬戸陶芸協会100年への挑戦・瀬戸陶芸物語 と副題をつけた陶芸展が開かれていました。


第2回古川美術館Fアワード展 きがるにみえる展(分館)

2023年08月23日 | 美術(その他展覧会含む)

 新型コロナウイルスの流行により活動の場を狭められた、若い芸術家の為に発表の場を!と同館が始めた公募展の2回目です。対象は東海4県の在学、出身の高校生と大学生(30歳までの人含む)を対象にしたものです。

 さすがに今まで見て来た既に評価の決まった人のものでなく、新しい作風になるのかなと思わせる作品ばかりでした。

 分館の方では第1回展で大賞となった、米谷莞爾さんの作品展でした。点字をモチーフにしたものや、やや暗い色調の作品で、最近視力の落ちてきた私にとっては難解でした。後でパンフを読み返してみると、触ってもいい作品もあった様で、ちょっと見落としたのが残念でした。


川瀬巴水 旅と郷愁の風景 (松坂屋美術館)

2023年07月30日 | 美術(その他展覧会含む)

 暑い日が続き少し涼しくなったらと出かけるのを躊躇してたら、ついに会期末になってしまいました。でもスティーブジョブズも愛したというのを確認するために出かけて来ました。それに巴水だけの展覧会は、今まで行ってませんので、これを逃したら・・・というところもありました。

 ジョブズの愛した作品は、パンフ裏面左下の「西伊豆木負」がその1つです。


ナナちゃんの夏姿

2023年07月28日 | 美術(その他展覧会含む)

 久し振りに名駅に出かけ、ナナちゃんに会ってきました。今年で50歳になるそうです。バックスタイルも、正面からも、どちらも若々しい姿です。

 ナナちゃんの左手横の壁に今回のスタイルのコンセプト等のメッセージがありました。ナナちゃんがいるので、正面から撮れませんでしたが、少々補正をかけて何とか読めるようにしておきました。

 上の説明にある、「クリームソーダナナちゃん」をアップでもう1枚載せておきます。