かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

100年先は人を育てる

2024年12月24日 | よしなしごと 

教育とは

 ようやく、重い腰を上げますか。
 今まで、意図的に避けていたんだと思う「教育問題」。
 さて、何から書けばいいのだろうか。

 教育の目的は、教育基本法的にいうと「人格の形成」。
 そのための知育・体育。
 知識=脳と身体を鍛えることを通じて、人格の形成を図るわけだ。
 成程、バランスの取れた人間になりそうだ(スポーツの方が思い通りにならない)

例えば、司法試験合格の一番の近道は学校に行かないこと。だけど、人間的にどうかと言われると、疑問符がつく。

 学校教育で身につけるのは、「我慢する」ことだと思っている。
 勉強もスポーツも、伸びるために必要なのは素直さ。
 調子に乗っている者は、いずれ壁にぶつかる。

ここでよく見られるのが、今まで何も苦労しないでできた者が壁にぶつかった時、できないものをからかったり、イジメたりすること。自分が惨めなだけなんだけどね。

 明治維新以降の学校教育は、兵士と工場労働者を作るのが目的。
 そのため、「集団行動」が徹底的に叩き込まれる。
 これは、日本の「同調圧力」とよく馴染んだため、すごい力を発揮する時もあった。
 しかし、それがよくない方向に向かうこともある。
 戦争とコロナだ。

天災の時は助け合う方向に向かう。戦争と疫病は違うのか?後者は、マスコミの煽りという側面があったか。

 大体が、同じ年の子供が大勢集まって競争するのは、極めて不自然。
 落ちこぼれるのが当たり前。
 かつては違うベクトルがあった(優しいとか家の手伝いをするとか)

 しかも、現在の知識偏重教育
 それを抑えるはずのスポーツまでもがマニュアル化。
 大学に行くとバカになる、と言われてたのに。
 どこの学校に入るかが大事?
 学校が大学に入れるんじゃないのに。

受験もスポーツも金儲け。そして、若者をダメにする。受験秀才として、鳩山邦夫氏、舛添要一氏、片山さつき氏の名前が挙がっていた。テレビでしか見たことないけど、いずれも知性のかけらも見受けられませんな。

 教育現場は体罰やイジメで大混乱。
 先生は不祥事でイジメられる。
 よっぽど恨みがあるんだろうね。
 こんな状態で、生徒が言うことを聞くわけがない。
 かつては、一応先生は立派ということにしておいた。

 そして、気がつけばガキ大将がいなくなった。
 ガキ大将をするのは大変だし、親が大人しい男の子を求める。
 ゴキブリのいない社会を求めるのと一緒。

 男の子は大変ですな。
 いい子を演じないといけない。
 その点、女の子は元気いっぱい。

 教育無償化なんて以ての外。
 私立が俄然有利に。
 やがては、学校が全て民間に?

当ブログの考える教育システム。中卒就職が基本。農業・工業実習は必須。工業系は専門学校も。研究者は高校、大学へ。大学に行く者は変わり者で、世の中の役には立たない人達である。1割以下でいい。子供も10代で。ヤンママを見よ。

一年先を思う人は種を蒔きなさい
 十年先を思う人は木を植えなさい
  百年先を思う人は人を育てなさい

前々回の記事で農業について書いたのに、コメの先物取引がすでに始まっていたなんて知らなかったよ。江戸時代の堂島での先物取引が、世界初なんだってね。まずい方向に進んでますな。主食で儲けちゃいかんよ。

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