日本は「ものづくり」の国。
果たしてそうだろうか。
「ものづくり」と言われ始めたのは、バブルの頃らしい。
製造業の全盛期は、高度経済成長期だろう。
安くて良いメイドインジャパンが、世界を席巻した。
それは、安い賃金で長時間文句も言わずに働かせられたから。
賃金が上がってからは、「ものづくり」の拠点は他国に移った。
これは、江戸時代からの休みなしでマジメに働く人々がいたから。
そして、庶民の教育水準、気遣いの文化。
江戸時代の丁稚奉公。休みは盆と正月のみ。ちょっと前までの部活動も同じだけど。農家も休みなし。豊かで安全だから、マジメな人々が育つ。
それは、伝統工芸に現れる。
実は、舶来モノは苦手と思っている。
車、イス、靴といったものは、西洋にはかなわない
草履なら負けないということだ。車なんかも世界一の技術はあるんだろうけど、「味」までは真似できない。まあ、現代の工業製品なんてこんなもんと思っているところがある。
言いたいのは、どこの国もそれぞれ得意分野があるということ。
資本主義下の製造業は、単純に賃金の問題。
しかも、良くて丈夫なモノを作ったら、壊れないから買ってもらえなくなる。
今は安かろう、悪かろう。すぐに壊れるし、直すんじゃなくて交換。これが資本主義。
今はどうか。
製造業は押されている。
ロボット化もあるし、人々は汗を流すことをしたがらない。
建設業も然り。
暑い時、寒い時、人の嫌がることを黙ってやる。
これが仕事。
GAFAなんかはモノを作っていない。
言わばニッチ産業。
なくても何も困らない。
シリアの動きがおかしい。ロシアがこんなに簡単に手放すとは。裏で話がついていた?韓国の動きも変。こっちは北朝鮮で、ということか?紛争地域をなくそうとしているんなら、いいのだけれど。
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