今までは、こう考えていた。
コロナ禍は大変だけれども、プラスの部分もあるのではないか。
それは、グローバル経済、人口の都市集中、観光・商売・TVへの偏りの是正。
つまり、地方=農業が見直され、少しはマシな世の中になるのではないかと。
しかし、連日のコロナウイルスの感染者数の報道を見ているうちに、いつの間にか数値の増減を追いかけている自分がいた。
ややもすれば、気に入らない首長のいる都道府県の数値が増えると、「ざまあみろ」と思っている自分がいた。(ひどいね。報道も煽ってる)
そして、恐れているのはコロナウイルスに罹って苦しむことではなく、周りからどう思われるかという「世間体」であることに気づいた。
コロナウイルスに対する認識が変わったきっかけは、札幌医科大学の以下のサイトの「重症者数」を見てから。(ネット上で「重症者数」はなかなか見つからない)
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan_severe.html?d=1&s=y#date
わが県は、1名である。
う~ん、どうも印象とは違う。
これは、もう一度よく考えてみなければならない。
ということで、しばらくの間、よ~く考えたことを書いてみます。
森田監督の「の・ようなもの」は、落語「居酒屋」の小僧さんのセリフから採っているらしい。三遊亭金馬の「居酒屋」は絶品である。長岡で言うと、「酒小屋」に行きたくなる。(画像参照。今はもうない)
都道府県別感染者数の増減。いつの間にか「コロナ甲子園」をしていたよ。国別は「コロナオリンピック」か。人間は数字に弱いね。