パンダのクラッチが壊れてから2年経った。
だいたい4万キロ走ったことになる。
治した時に、メカニックの人は対策品と言っていた。
しかし、公式には対策済みなのかどうかわからない。
2年前にも書いたが、非常に危険なのでクレームのはずなのだが、そうはならない。
マニュアルだから大丈夫、ではなかった。
では、なぜパンダに乗り続けているのか。
それは、走っていてすごく気持ちいいからだ。
ツインエアの独特の振動。
どの速度でもよく動き、特に中速コーナーで粘る足。
ちょうどよい大きさ、まとまったデザイン。
4ドア、四駆。
シートが疲れないのは当たり前・・・。
この独特の味わいが飽きさせない。
もしかしたら、歴代№1かもしれない。
今年は、特に雪が降ったので、4WDで助かった。
ただ、ELD(電子式ディファレンシャルロック)が効果的なのかどうかはわからない。
50km/h以上でオフになるのだが、雪道でも60km/hくらいで流れているので、効いているかどうかわかりにくいからだ。
低速時には効いているようなのだが、中速時はわかりにくい。
というのも、やっぱり四駆は滑らないな、と思っていて走っていたら、ELDのスイッチが切れていた、なんてこともあるからだ。
まあ、いずれにしても四駆でよかった。
それにしても、今年の雪はすごい。
今日も降っている。
そこで改めて思ったこと。
大雪の時は、自動的に自粛になっているじゃねえか。
交通は麻痺するし、除雪をしなければならない。
こんな状況で、魚沼(豪雪地帯)の人達はずっと暮らしていたんだよな。
新型コロナウイルスによる自粛で経済は大変なことになっている。
けれども、そもそも、例えば雪の降らない東京と魚沼で勝負になるのだろうか。
つまり、気象条件等様々な違いの中で、ハイ競争、と資本主義は言うけれど、そんなこと無理だろ。
これを国同士の話にすると、もっとわかりやすくなる。
暖かい国、国土の広い国、資源の豊富な国、人口の多い国・・・。
こんなに条件が違うのに、競争(経済の戦争)と言われてもなあ。
いわんや戦争をや。
一言でいうと、資本主義は成り立たないということだ。
(戦争然り、オリンピック然り)
なんてことを、コロナ禍と大雪の中で考えた。
スタッドレスタイヤは、長距離を走るし、中高速、乾燥路重視でミシュラン。最初は硬かったが、2年目からはちょうどよくなった。雪道でもそう困らない。夏タイヤは、コンチネンタルコンフォートコンタクト6。エココンタクト6を頼んだつもりが、CC6に。ちとやわらかいが、これもいい。エアコンが壊れるという話も聞くが、オートエアコンのせいか壊れない。しかも賢い。フットレストも有効。インパネ周りがガシャガシャしているが、走っている最中は気にならない。大反対だったハンドルのオーディオスイッチも、落語を聴く時便利。あの、シートベルト警告の大音量ステレオスピーカーでね。パンダいいな~。