情けないpart2

Gくんは本日17:35発「のぞみ」で
よろよろ京都へ帰って行かれました。
ようやく起きたところで風呂に入れて
全身酒くさいのでブレスケアを10個くらい飲ませて
歩くのもフラフラだけど、今日帰る用事があるとか
言うもんだからさ。

8時頃、私の携帯が鳴る。
G「おかむや…えらいこっちゃ」
私「なにかな」
G「部屋のカギ忘れた」
私「……は? なんとおっしゃいました ? 」
Gくんはアパートの前までたどりつき、暗い声で
電話してきたのであった。
カギは徳山の自室の机の上に置いてあった(T_T)
G「どうしよう…」
すでに自分で考える力も気力も体力もなし。
アパートのカギというのは今どきのコムズカシイやつで
スペアなどというものはない、と大家さんに言われておる。
防犯対策で限定1個のチップカードなんだって。
「なくしたらドアから壊すことになるので
気をつけてくださいね」と入居するとき言われた…。

私も答える気が失せる。
「もっぺん駅に行ってみそ。新幹線がなかったら
ぷんちとこに泊めてもらえ !! 」
G「うー、わかった、うー、うー」
駅で吐くなよっ。

情けない

今朝の話。
6時半頃、目がさめてみるとGくんが
まだ帰っていなかったので2度寝をした。
8時頃、2階居間にあがってびっくり。
玄関で倒れているやつがいる…。
靴はいたまま、倒れこんで大量に吐きちらしておる。
死んではいないようなので、おやぢを呼んで
まず靴をぬがせる。
自分のゲロに顔をつっこんでるので
上半身ゲロまみれ。
頭にかぶっていた帽子、なんちゅーもんですか、
ニットの輪っかみたいなやつ、これもぬがせる。
服を上だけぬがせる。
足と手を持ってズルズルひきずる。重いっちゃない(-_-;)
バスタオルひいて床にころがす。
すでに吐くものはないようで唾液ばかり出す。
こいつはカマキリか。
ゲロゲロの内容を観察するに、ゴハンツブばかり。
最後にお茶漬けかおむすびを食ったとみた。

板の間とカーペットまで飛び散っているゲロを掃除する。
愛用の保湿ティッシュはもったいないので
景品でもらった安物ティッシュを一箱使いきった。
ドアの蝶番にはさまっているので
キッチンクリーナーとつまようじを駆使してこする。
当然ですが、ものすごい匂いです(T_T)

ご飯粒だらけの服と帽子を洗う。アクロンで手洗い。
縮んでもゴワゴワになっても知るか、て感じで干す。
CMどおりにふわふわで乾いたのでちょっと感動。

なにが情けないって、2時頃むくっと起きたGくん、
「なんでハダカなん、なんでここで寝とるん」
両親の奮闘を事細かに説明する。
「そんなバカな」
で、またバタッと寝る。
信じられん。お礼のひとつも言えや !!!

こいつは酒は弱いな、と確信した。
いっちょまえに朝まで飲むな、2度と !