お見舞い

昨日の火事は、やっぱりうちの
門徒さんの家だった。
40年使っていた扇風機から出火。
こわいですねぇぇぇぇぇぇぇぇ。
新聞に実名まで出たので
おやぢが火事見舞いに行った。
いつもはタカビなおばちゃん、
さすがに呆然としていたらしい。
全焼と書いてあったので、仏壇が
どうなったか心配で行ったのだが
案の定、仏さまは真っ黒こげ、位牌も
読めないくらいになっていた。
ヨシザキ家の火事のことを思い出した。
火事というのは、その家の歴史と
家族の思い出をぜーんぶ亡くすものだ。
そんなことも認識してなくて、
「来るんぢゃなかった」というか、
「なんて恥さらしなことしてるんだか」と
思ったのであった。
とにかく「お見舞い」というものは
苦手です。

ばぁばのマネジメント会議みたいなのが
ぐりままの主催でありました。
ケアマネさんと、デイサービスの
スタッフさん、ショートステイの
スタッフさん、本人、私、の
５人が今後１年間のケア予定を
相談します。
来月、下松の「野の花」という
ショートステイに一泊してみることに
なりまいた。どうなることやらー。
相変わらず昔話をぐだぐだと
語るばぁば、終わってみんなが帰って
ごはんの用意をするとまた機嫌が
悪くなる。
ユヅキさんが目の調子はいかが、と
お花とケーキを持ってきてくれた。
「ほら、ユヅキさん来てくれたから、
早く食べて片付けないと」
「なんかっ、あんたがどっか行けっ」
ユヅキさん、叩く真似をする。
「まぁぁ、先生、なんてことをっ、
しょうこさんに向って ! いけませんよ」
「あらぁ、きれいな花ぢゃねぇ」
悪態は５秒で忘れる(T_T)