2006/8/20
以前から挑戦しようと思っていながら、なかなか着手できなかった
ギターアンプに手をつけて見ました。ギターアンプ自体は、
ちゃんとした既製品で、JuggBOX ONEという 国産のアンプでは
いまやビンテージと言っていいものを若かりし頃(30年ほど前)に
入手していました。6L6GCのppで公称60Wの出力です。
オーディオアンプと違って、ギターアンプは、球には過酷な
条件で設計されています。普通オーディオ的な使い方であれば
6L6GCのppだと、せいぜい40Wくらいの出力です。
ギターアンプの場合は、球は消耗品と捉えられています。
それに、フルパワーでの使用も前提条件です。フルパワーにした
ときに球アンプの真骨頂といえる音が出るからです。
でも、自宅では、そんな60Wのフルパワーなんて出せません。
それで、フルパワーにした Over Driveの音色で、かつ自宅で
適当な音量を求めると、必然的に、もともとのpowerの小さい
アンプが欲しくなります。これが、実に市場にはあまり
出回っていません。ギターアンプでは著名なFender製に
Champという名のアンプが昔あったそうです。
今でも、人気があり、キットなどもあるようです。
回路的には、実にシンプルで
12AX7 - 6V6 という構成でトーンコントロールもありません。
これを、オーディオ的な観点から、メインアンプと考えて
適当なover driveのエフェクタをかませればいいのかも
知れませんが、私としては、これにちゃんとしたトーン
コントロールが欲しいところです。そうなると意外に
既製品では見当たりません。FenderだとBlues Juniorか
VOXのAC15くらいでしょうか。いづれも6V6ppかEL84ppで
15Wくらいの出力です。既製品としては、ちょうどいいスペックと
いえます。
普通であれば、これを買えばことは済むのですが、
なにしろ、私の部屋には、既に練習用で、2台の石のアンプが
あります。ということで、目指すは、Champ+トーンコントロールと
Over Driveが可能なアンプです。
ということで、昨日から今夜にかけて有り合わせの部品で
作ってみました。
12AX7- 12AX7 - 6V6 のアンプです。
出来上がって、早速、音出しです。
うーーん、ちょっとゲインが高過ぎです。ハウリング起こす
程のゲイン過剰です。Gain、volume、Main Volumeを調整しても
もろにDistortion Soundです。終段の6V6でもOverDriveさせる
ことを考えているので、ゲインの配分がかなりむづかしいです。
かつ、クリアーな音も必要なので、これはオーディオとは
また、違った設定というか回路の設計が必要なようです。
やはり、昔からいろんなメーカーが凌ぎを削ってきた
ギターアンプです。奥が深いです。
まづは、クリアなトーンを得るために、6V6のバイアスから
探る必要がありそうです。
以前から挑戦しようと思っていながら、なかなか着手できなかった
ギターアンプに手をつけて見ました。ギターアンプ自体は、
ちゃんとした既製品で、JuggBOX ONEという 国産のアンプでは
いまやビンテージと言っていいものを若かりし頃(30年ほど前)に
入手していました。6L6GCのppで公称60Wの出力です。
オーディオアンプと違って、ギターアンプは、球には過酷な
条件で設計されています。普通オーディオ的な使い方であれば
6L6GCのppだと、せいぜい40Wくらいの出力です。
ギターアンプの場合は、球は消耗品と捉えられています。
それに、フルパワーでの使用も前提条件です。フルパワーにした
ときに球アンプの真骨頂といえる音が出るからです。
でも、自宅では、そんな60Wのフルパワーなんて出せません。
それで、フルパワーにした Over Driveの音色で、かつ自宅で
適当な音量を求めると、必然的に、もともとのpowerの小さい
アンプが欲しくなります。これが、実に市場にはあまり
出回っていません。ギターアンプでは著名なFender製に
Champという名のアンプが昔あったそうです。
今でも、人気があり、キットなどもあるようです。
回路的には、実にシンプルで
12AX7 - 6V6 という構成でトーンコントロールもありません。
これを、オーディオ的な観点から、メインアンプと考えて
適当なover driveのエフェクタをかませればいいのかも
知れませんが、私としては、これにちゃんとしたトーン
コントロールが欲しいところです。そうなると意外に
既製品では見当たりません。FenderだとBlues Juniorか
VOXのAC15くらいでしょうか。いづれも6V6ppかEL84ppで
15Wくらいの出力です。既製品としては、ちょうどいいスペックと
いえます。
普通であれば、これを買えばことは済むのですが、
なにしろ、私の部屋には、既に練習用で、2台の石のアンプが
あります。ということで、目指すは、Champ+トーンコントロールと
Over Driveが可能なアンプです。
ということで、昨日から今夜にかけて有り合わせの部品で
作ってみました。
12AX7- 12AX7 - 6V6 のアンプです。
出来上がって、早速、音出しです。
うーーん、ちょっとゲインが高過ぎです。ハウリング起こす
程のゲイン過剰です。Gain、volume、Main Volumeを調整しても
もろにDistortion Soundです。終段の6V6でもOverDriveさせる
ことを考えているので、ゲインの配分がかなりむづかしいです。
かつ、クリアーな音も必要なので、これはオーディオとは
また、違った設定というか回路の設計が必要なようです。
やはり、昔からいろんなメーカーが凌ぎを削ってきた
ギターアンプです。奥が深いです。
まづは、クリアなトーンを得るために、6V6のバイアスから
探る必要がありそうです。