手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156を使ったアンプ その9

2019年02月15日 00時05分18秒 | 真空管アンプ

 ボランティアも少し落ち着いてきてフリーな時間が戻ってきた。

なので、オーディオの方に集中することにした。そうなると当面のテーマはEL156ppアンプしかない。
 手元のEL156は、ヤフーオークションが始まって間もない頃に入手したものだ。
仕事で岩手県に出張したとき、落札の通知を受け取ったことを憶えている。
特注のステンレス・シャーシにTANGOのFW-100、MS-500が載った構成だった。
配線技巧も素晴らしく綺麗だったが、パーツが一世代前のものだった。
その頃は「MJ誌」の森川忠勇氏の製作記事を追っかけていたので、EL156だけ残し、シャーシ、トランスは処分した。
その後、金田式DCアンプがバッテリー方式から、UHC-MOS FETに変わったので球のアンプから遠ざかることになった。
なので、20年近くも、眠っていたことになる。
シングル・アンプに使っている2本は、これとは別に入手したものだ。
プレートの材質が違っている。どちらが新しいのかは、わからない。

そういう歴史を持った球だ。これが私にとっての球のパワー・アンプの集大成になるのかも知れない。
シャーシも通常のアルミ・シャーシでは貧弱なので、その頃にアルミ・サッシの業者さんに頼んで頑丈なのを作ってもらっていた。

 それらを基にしたトランスなどの配置を決めたレイアウト図が出てきた。いつ書いたのだろう?
それをあらためて、今日、眺めてみた。
シャーシ上の左側に出力トランス、右側に電源トランスというのは、一般的な配置だ。
初段の球は左側に、その右にEL156を配置する、標準的なレイアウトを想定していたようだ。
 が、EL156を出力トランスの前面に配置し、初段の球は、その右側にすることにして
レイアウト図を、今日、書いてみた。

 ( 続く )




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