kameじ~ “音楽な日曜日”

Mt.九重の大パノラマ広がる庭にちょっと素敵な野外ステージが…
高原の風に乗せて、音楽な広がりを

”白波”の思い出

2012-05-29 18:45:17 | 風の丘から
我が家は毎晩イモ焼酎のお湯割りを頂く。甘みが広がりうまい!!これから暑くなってもお湯割りは変わらない、写真は先日の鹿児島ツアーの際、枕崎で立ち寄った〝白波明治蔵"で買った旧式製法で作った白波、一言でいえば昔風の臭みの強い焼酎である。この臭みはうまみ成分がより残っているためと言うことでお湯割りなどで飲むイモ焼酎派にはリピーターが多いと説明を受けた。現地で淑子さんが味見をし(この時はストレート)おいしいよ!!ということで自分たちへのお土産として買ってきたもの。昔の様な臭みは少なく甘みの強いおいしい白波でした。この所白波をわざわざ買うことはまずない。大量生産でおいしくないと言うイメージが先行しているからかな?この明治蔵観光用の展示施設かと見学に入ったのだが、なんと現役の焼酎蔵。しかも少量づついろいろなイモや製法で色々な焼酎を作っている様で、丁寧な説明がつき大いに感動してしまった。20種類ほど試飲ができるので次回は枕崎にお泊りしてはまって試飲を…
さて本題 >37年前奈良に勤務していた時のこと、毎晩のように私の部屋に仲間が集まり御苦労さん会で一杯やっていた。そこへ青森時代の友人から(リヤカーを引きながら日本一周をしていた)芋焼酎〝白波"が4升送られてきた。その頃は今のように焼酎は認識されておらず、日雇労働者が仕事上がりに一杯楽しんでいるのが焼酎、そんな認識の時代。しかもその焼酎は甲類の焼酎(ダイヤ・三楽など)。細かい手紙を書かない友人は、はがきに大きなコップの絵を書き焼酎6:お湯4とだけ書いたはがきがやってきた。酒好きな仲間は早々にきちんと6:4に割ったお湯割りを試してみるが…大酒飲みばかりのメンバーが全員その1杯を飲めずに残したのです。臭くてとても飲めませんでした。そのまま月末になり金も酒もなくなり、「もう一度飲んでみようか?」との話題とともに、お湯割りを、「お!なんとか飲めるや」とみんながそのお湯割りを1杯飲むことができたのです。翌日、状況は変わりません、今日も飲んでみる?白波のお湯割りを…その日からはあっという間に3升を飲みほし、管理者に献上していた1本を頂き4升をあっという間に飲んで楽しんだのです。多分その頃はこの大分でも酒が主流で麦焼酎もましてや芋焼酎など飲む人はかなりまれだったのでは。私は九州に住むことが決められていたのかもしれません。その時の仲間は今でも芋焼酎派であるはず!!最近飲むチャンスがない。寂しい!!その話をその蔵で急に思い出し、説明してくれた女性に話したのです。飲めました?とすぐに聞かれ、全員残したのですよと、そしてすぐに4升飲みほしたとも。
もう一つこの明治蔵で知ったことが…焼酎も紫外線でうまみ成分が酸化し味が変わることを、ある人気焼酎が酸化していてこのアルチュウ一歩手前のじ~さんもさすがに飲めなかった謎が解決したのです。この明治蔵では展示してある焼酎は一切販売しないと、蛍光灯の紫外線で味が変わることになると。今一度白波のファンになってみようかと思うこのごろです。

焼酎の隣はこの白波で作っている、サツマイモの発泡酒 3種類あり 芋の味のするビールテイストでした。ビックリ!!この明治蔵にはレストランもありおいしそうなメニューが並んでいました、もちろんこの発泡酒も飲めますよ。さて今から晩酌でこの白波のお湯割りを…えへへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿