風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

トーベ・ヤンソン ムーミン一家とリトルミイ

2023-04-30 17:18:36 | 絵画

十年くらい前だったか、リトルミイのお弁当箱を半額で買ってから、

リトルミイが、大好きになりました。

そのお弁当箱は、マトリョシカのように、4つの楕円形の容器が

4つ重ねて入っています。

 

ファンになるというのは、怖いもので、

リトルミイの絵がついている、布袋、ポーチ、バッグ、エプロン、ボールペン

手帳とその皮のカバー、ファイル、お財布、メモ帳、マグカップ、お買い物袋、、、、

ついつい手が出てしまいます。

最近では、スマホのケースも(ただし、アンドロイドなのにアイフォンのケースを買ってしまいました)

サイズは合ってたのですが、いろんな位置が違っていて、、、、ちょっと使いにくいです。

 

アマゾンプライムで、「トーベ」という映画を発見。

見たのですが、びっくりしました。

彼女は同性の愛人がいたのでした。。。。

なんでもその先駆けと近頃は言われているとか。

 

型にはまるのがいやな性格だったようで、学校が嫌い。

あるときは「トット」と呼ばれていたとか。

「窓際のトットちゃん」と、どこか似ているのかも。

 

でも、私のリトルミイ 大好きは、当分続きそうです。。。

 これがそのスマホのケース iPhone仕様  です。

 

 


絵本『ぼくは川のように話す』

2023-01-25 14:19:47 | 絵画

『ぼくは川のように話す』

 ジョーダン・スコット 作 / シドニー・スミス 絵

この絵本は、落合恵子さんのおすすめ。

 

最初、表紙をぱっと見たときには、写真かと思いました。

しかし、絵画でした。

どのページも、絵にひきつけられました。

絵本作りとしても、真ん中すぎの見開きにしたページの使い方も、見事。

 そういえば、最初のページも見開きにして描いている。

 

作者は、吃音に苦しんだ少年時代がある。

それを乗り越えたのは、父親が川を指さして、お前の話し方は、川のようなのだと言ったこと。

その川の絵も素敵です。

 

子供のころは特に、障害のある子を、笑ったり、いじめたりする。

 もちろん大人でも、差別と偏見、見下したりします。

その障害を、どのように乗り越えるかは、一人一人違います。

 時には、乗り越えられないで、ずっと苦しんでいる人もいます。

 

そのままでいいんだよ。

 そう語り掛けている絵本です。

 この絵本も、、、ほしいなあ、、、、、。

 なるべく本を増やさないように、決心しているのですが。。。

 いつまで、我慢できるか、、、、。

 絵本『ぼくは 河野ように話す』  (アマゾンの商品紹介のページからお借りしました)

  人生を、川の流れにたとえた人もいますが、

  川の流れを見つめつづけた時を、思い出します。

 

 

 


永田萌  絵本「やくそくするね」

2022-12-20 18:58:32 | 絵画

永田萌さんは、いわさきちひろさんの次の人、、、、という思いをずっと持っていました。

画風は、違いますが、こどもたちへの思いは同じ。

「詩とメルヘン」(1973年~2003年)を、本屋さんで手に取った時から、

そう思っていました。

 

今日の関西のニュースで、絵本「やくそくするね」を紹介していて、

私は初めて、永田萌さんご本人を見ました(会いました)。

思っていたとおりの優しさのあふれる人でした。

クリスチャンらしいのは、イエスさま・キリスト教関連の絵本も出しておられるから。

「詩とメルヘン」を創刊された、やなせたかしさんも、クリスチャンですから。

 

加西市出身・京都市在住の永田萌さんが、阪神淡路大震災のあと、絵が描けなくなった時、

西宮の避難所にいる女性から手紙がきた。

「以前からあなたの絵のファンでした。友人があなたの絵葉書を何枚か持ってきてくれて、

変わらないあなたの絵に、慰められました」と。

その手紙に励まされて、絵をまた描くようになった。

描いていて、いいのだと思ったと、涙ぐまれていました。

杉本深由起さんからこの本を依頼されたとき、それまでの画風こどもの天使の絵とは違うものを描くことに

戸惑いを覚えたが、杉本さんの熱意に打たれ、二人でこの絵本を作った。

 (私は、まったくこの絵本は知りませんでしたが、もう20年も前から愛されている絵本なのに)

 

2011年の東日本大震災のあとに描いたという

三人の天使(愛、夢、希望という名の)が、ぶなの森の中を飛ぶ絵。

これは、自然に描けたそうです。

 

辛い経験をしたときほど、上を向いて、希望の光を見つめて進みたい。

 「時は、とまらない、前へ進むだけ」という不可思議wonderboyの言葉のように。

 「やくそくするね」 杉本深由起 作  永田萌 絵 (絵本ナビさんからお借りしました)

   NHKで放送されたから、きっと在庫はないでしょう。

   図書館へ予約してみます。

 

 


又吉直樹 目の見えない白鳥さんと写真美術館へ行ってみた

2022-11-06 17:15:11 | 絵画

以前『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』(川内有緒 著)を、お知らせしました。

教会の録音奉仕会の何人かの方は、その本を読んでくださいました。

そして、このたびのNHK第1(R1)での放送を、T子さんからお聞きして、

また、教会の録音奉仕会のみなさんにお知らせしました。

 先ほど、午後4時5分から8月にしたものの再放送が流れました。

実際に美術館へ行って、白鳥さんに説明しておられる又吉さんや、川内さんのお声を聞けました。

その写真を見ていない私は、白鳥さんと同じように、想像しました。

シュールレアリスムの時代の少し古い写真。

 見たものを言葉で伝えるのは、集中して見ないとできません。

 自分ひとりでの美術鑑賞とは、全く違う、不思議な体験でしたと、又吉直樹さん。

   朝ドラの古本屋の店主が似合いすぎる又吉直樹さん「デラシネ」とは「根無し草」という意味とか。

   こじんまりした味のある古本屋さんです。行ってみたくなるような。

 

番組の最後に、ホームページで、写真美術館の写真見れます・・・と言っていたので

早速見てみました。

だいたい、想像していたのと同じ雰囲気。

 11時8分の時計の文字盤を気にしていたけれど、私は、あれは「翼。羽根」を意識したのだと思っていました。

又吉直樹さんの柔らかい関西弁が、心地よかったです。

みなさん、お聞きになりましたか?

らじるらじるの聴き逃しで、一週間聴けます。

 ベゴニア 美しいですね (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  うちの鉢植えのベゴニアは、だんだん小さくなって消えてしまいました。

  水のやりすぎかもしれません。

 


上村松園 序の舞

2022-10-27 11:42:23 | 絵画

ニュースで、2022年の文化勲章の受章者を知りました。

その中に、上村松園さんのお孫さん、上村淳之(うえむらあつし)さん89歳の名前を見ました。

父の上村松篁(うえむらしょうこう)も日本画家で、文化勲章受賞者。

祖母の上村松園は、1948年女性初の文化勲章受賞者です。

 1875年(明治8)4月23日生~1949年(昭和24)8月27日 (74歳没)

「1点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする、香高い珠玉のような絵」を描くことを願っていたという。

 

私が「序の舞」を見て、上村松園に魅かれたのは、いつごろだったか。学生時代であったことは確か。

社会人になってから、友人の部屋に、ほぼ等身大ともいえるほどの大きな「序の舞」の絵(ポスターらしい)が

飾ってあって大変驚いたことがあります。

いまもその部屋を思い出すと、清々しい気持ちになります。

その部屋は特別な部屋で、彼女が聖書を読んだり、瞑想する聖別された部屋でした。

彼女は、子どものころ日本舞踊を習っていたという。

私たちは、すぐに仲良しになりました。

 

お孫さんの上村淳之さんが、どのような画風の絵を描かれるのかは知りませんが、

親子三代で文化勲章受賞者とは、驚きました。

 

 ちなみに、文化功労者に、将棋の加藤一二三さんと、歌手の松任谷由実さんが選ばれたのも、嬉しい。

 松本白鸚(まつもとはくおう)さんは、文化勲章受賞者。

  松本幸四郎を名乗っておられた時の印象が強いです。歌舞伎の方には、受賞者が多い。

芸術の秋。日本の芸術や文化を、大切にしたいと思います。

 序の舞 上村松園   (ウィキペディアからお借りしました)

  東京芸術大学蔵で、重要文化財  1965年昭和40年の切手に採用されている。

  本物を見たいとは、いいませんが、大きな「序の舞」がほしいです。

   気持ちがしゃきっと、しゃんとするように思います。