風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

谷川俊太郎さんの、この世 その世 あの世

2023-11-06 19:15:26 | 心象風景

生まれながらの詩人とは、谷川俊太郎さんのことだと

わたしは思っているのです。

 異論もあるかもしれませんが、わたしにとって、まことの詩人は谷川俊太郎さんです。

 

「高橋源一郎の飛ぶ教室」11/3で、 2時間スペシャルをしていました。

題して「谷川俊太郎さん家(ち)に初めてお邪魔しましたスペシャル」

 高橋源一郎さんと谷川俊太郎さんは、40年くらいのお知り合いらしいですが

 ご自宅へいらしたのは、初めてだとか。

予想通り、本がいっぱいらしい。

 そこは、父・谷川徹三さんと、母・多喜子さんのお家でもあった。

 

後編で、ブレイディみかこさんも、イギリスからリモートで参加して、

3人のおしゃべりが。

そこで話されたのが、「その世」のこと。

 あの世とこの世は、よく言われます。 死後の世界と現在の世界。

 では、「その世」とは?

 

谷川俊太郎さんにとって、「その世」は、詩の世界。

ことばが現場にしたいとおっしゃる。

でも「ことばの現場は、ついたり消えたりする」とおっしゃった。

 

3人の会話を聞きながら、わたしにとって「その世」とは、

毎朝、起きてすぐの聖書を読む時間。

サラ・ヤングさんの「ジーザス・コーリング」365日の聖書の言葉からの励ましを読む時間。

聖書ガイドを読む時間。

短いですが、瞑想する時間。

すなわち、神さまとの時間。

 これは現実ですが、現実から少し離れた場所・時間。

 いわゆる「この世」からは、少しだけ離れた所。

 でも、「あの世」という死後の世界とは違う。

 

「その世」で過ごす時間は、とても大切な時間です。

  子どもたちが学校に行っているときは、バタバタしてその時間を確保するのは、むずかしかった。

  でも、いま、引退している私にとって、特別に取り分ける(聖別する)ことのできる時間です。

 

谷川俊太郎さんから、いいことを教わったです。

感謝。

 西方寺の白い彼岸花 清い花  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  彼岸とは、あの世のことですよね。

  キリスト教では、一般的には、天国のことを言うのかしら。

   (私たちは、死は眠りと考えているので、

    天国・御国(みくに)は、キリストの再臨後にあると思っていますが)

 

  {その世)は、この世でも体験できます。

 


大先輩Kさんの悟り

2023-10-12 19:12:45 | 心象風景

まだ20代のころから、ずっとお付き合いをさせていただいている

大先輩のKさんのお宅を、腹心の友T子さんと訪ねました。

9月15日にお具合が悪くなり、16日に入院されました。

10月4日に退院なさったとお聞きして、ほっとしていました。

ぼちぼち1階での生活にも慣れてきたので、会いに来てほしいと言ってくださったので、

腹心の友T子さんと、今日10/12伺いました。

 

病み上がりだから、お顔を見たらすぐに失礼します。短時間で。とメールしていたのですが、

お会いしたら、とってもお元気そうで、以前と変わらない肌の色もよく美しいので、

びっくりしました。

1時間半ほどおしゃべりしてしまい、さぞお疲れになったのではと思います。

 

施設に入らないで、この自宅で訪問診療と介護を受けて生活する。

そう覚悟を決められたからでしょうか。

まさに「悟り」を開かれたかの心境。

88歳。すべてを神様におゆだねした女性の姿がそこにありました。

 

いつも、守られてきた。

そのことを忘れず、感謝の日々を過ごす。

 

私も目標としたい心境です。

 

「老いては子に従え」の言葉の通りに、

娘さんご夫妻の提案に、素直に従うことになさいました。

 

腹心の友T子さんと私は、大切に着ておられた素敵な洋服を、遺品のように頂いてきました。

洋服といっても、絣(かすり)や、刺し子の、和の生地のもので、

私など、とても手がでない高価なものです。

 

悟りを開くところまで、到達できるようにと願いながら

大切に着させていただく所存であります。

 

 西方寺の白い彼岸花の清さ  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  今年は彼岸花のお写真を、たくさん拝見いたしました。

  現世から彼岸へ  魂は時空を越えて 思いは遥か遠くへ


包丁を研ぐ

2023-10-04 18:43:22 | 心象風景

みなさんは、どんなふうに、包丁を研いでおられますか?

 

昔は、砥石を使って、水を付けて、、、でした。

両面を違う数で研ぐ。同じではだめ。

砥石は、いまも持っているのですが、

簡単に包丁を研げる、鑢(やすり)のような形の10センチくらいの長さのを

コープさんのカタログで見つけて買いました。

そこそこ研げていたのですが、最近どうもうまく研げない。

 

なので、包丁研ぎを探していました。

そして見つけたのが、ヘンケル社(ドイツ製)から出ているもの。

とてもシンプルで、左手で押さえて、右手で包丁を差し込んで、手前に引く。

包丁は、渇いた状態で。

 これもコープさんのカタログで見つけました。

 

5回くらい手前に引いてみました。

そして、本日、そのすごさを実感。

かぼちゃは、堅くて、なかなか包丁を入れても、すぐには切れません。

ところが不思議、すーっと包丁が入って、ストンと入れるではありませんか。

そごい!!切れ味抜群!!

 

ただ、この包丁研ぎは、ステンレスの包丁に限るとか。

たまたま、使っている4本の包丁のうち、3本はヘンケルのステンレス製。

パンとお肉を切れるギザギザの包丁は、もう40年以上使っています。

 

残りの1本の日本の包丁は、由緒正しい名刀?です。

従兄弟が東京の老舗で買って、贈ってくれたものです。

最初は、切れ味も素晴らしかったのですが、包丁の研ぎ方が悪いのか、

だんだん切れなくなってしまいました。

この日本の包丁を、なんとか元通りの切れ味に戻したい。

 

日本製の包丁研ぎを、探す旅が始まりました。

 

 これがそのヘンケル製包丁研ぎ  (写真は、ネットからお借りしました)

     とても素晴らしい名品です。 お手入れはどうしたらいいのかは不明。水を嫌うようです。

 

  どなたか、日本製の鉄の包丁研ぎのいいのがあったら、教えてください。

 


「いつも笑顔を」

2023-08-12 19:06:58 | 心象風景

毎週、土曜日の朝、5時過ぎに送られてくるメールがあります。

小学校の校長先生をなさっていて、引退後、信徒伝道師として

山口県で、ご夫妻でご奉仕なさっているS先生。

 

今朝は、「笑顔」というタイトル。

 

デール・カーネギーの言葉

「笑顔は元手がいらない。しかも利益が莫大。

与えても減らず、与えられたものは豊かになる。

一瞬間、見せればその記憶は、永久に続く。

どんな金持ちも、これなしでは暮らせない。

どんな貧乏人も、これによって豊かになる。

家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。

友情の合言葉。

疲れた者にとっては休養、

失意の人にとっては光明。

悲しむ者にとっては太陽、

悩める者にとっては自然の解毒剤となる。

買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。

無償で与えて 初めて値打ちが出る。」

 

相手が喜ぶことをする。

どんな人にも、どんな時にも。

そんな笑顔の人になれたら、いいのにな。

 お日様を見上げている ひまわり  (野口勝利さんからお借りしました)

  すくっと立った向日葵に、元気をもらいます。

  


「こんにちは」 「さようなら」

2023-07-14 19:32:31 | 心象風景

先日、イオンモールでエレベーターに乗るとき、

高校生か大学生くらいの背の高い男の子二人と、そのお母さんかお姉さん(若く見える女性)と一緒になりました。

私は2階、その人たちは3階で降りるのでしたが、

二人の男の子たちが、あまりにも背が高く細身で、すっきりしているので、

私は思わず、そっと顔を上げて、彼等を見ました。

そうしたら、女性が、にっこり。

2階で私が降りる時、扉を開けて待ってくださったので

「ありがとう」と小さい声でいったら、その女性が

「さようなら」と言ってくれました。

  エレベーターで「お先に」とか、「ありがとう」は言っても、

「さようなら」と言われたのは、初めての体験で、びっくり、ほっこりしました。

 

そして今日、小さい病院の待合室で、3歳くらいの女の子を連れた、若いお父さんと

同じ長椅子に座っていました。

女の子が、私にちょっかいを出す(かまってほしそうに近寄ってきた)ので、

私が「こんにちは」と言うと、その子は恥ずかしそうにしていました。

若いお父さんが、「こんにちはでしょ」と言いいました。

 

その女の子は、そこにある絵本を出してきては、床に投げつけるのを面白がってやっていて

若いお父さんは、やさしくたしなめていました。

3冊くらいの絵本を出しては投げる。投げつける。。

「すみません」と若い感じのいいお父さん。

 

若いお父さんが受付で支払いをするときも、

その女の子は、お父さんの足の間から、私をのぞいて見たり、隠れたり。

面白くて、私も女の子を見て

いないない、ばあ。

 

帰り際、私は「気を付けて」と言いました。

「さようなら」と若いお父さんが言ったのではありませんが、

会釈をしてくれて別れました。

小さい女の子の靴を持って、女の子を抱っこして、帰っていきました。

 

見ず知らずの人と、袖すり合うも他生の縁、、、、とかいいますが、

気持ちよく言葉を交わせるのは、”小さなしあわせ”をもらったようで、とても嬉しくなりました。

 

 モミジイチゴ   (野口勝利さんからお借りしました)

  はじめて知りました。このようなイチゴがあるのですか。

  トゲが、痛そう。身を守っているのですね。