10年くらい前でしょうか、友人のT.Mさんが教えてくださった詩
「デジデラタ」
これは1682年の日付のある、修道士の思索をまとめたもの。
書いた人は、自分の書いたものが発見されて、300年以上経っても
多くの人々の心に響く詩として、読み継がれているとは、
思いもよらないことでしょう。
****バルディモアの聖パウロ教会で見つけられた断片******
デジデラタ(Desiderata=小惑星)
騒がしさと憎しみのさ中を落ち着いていきなさい。
そしてどんな平和が沈黙のうちにあるかを知りなさい。
出来る限り降参することなしにすべての人と仲良くしなさい。
あなたの真実を静かにはっきりと話しなさい。
健康な自己訓練を経て、あなた自身に優しくありなさい。
あなたは木々や星々に劣らずこの宇宙の子どもなのだ。
あなたはここに在る権利を持っているのだ。それがあなたにはっきり判っていようといまいと。
宇宙はあるべきように開示されているのだ。だから神と共に平和でありなさい。
あなたがどのように神のありようを想像するにしても、またどんな労苦や熱望を持とうとも
このやかましい人生の混乱の中で、あなたの魂と共に平和でありなさい。
すべてのにせもの、単調な骨折り仕事、破られた夢にもかかわらず、
ここはいぜんとして美しい世界なのだ。
注意深くありなさい。
幸福であるように努力しなさい。
1682年の日付がある 山尾三省 訳
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「ここはいぜんとして美しい世界なのだ。」
この言葉に、戦争、内乱、紛争、地球温暖化による災害を抱えている地球は
まだ、美しいと言えるのか。。。。341年過ぎた2023年
人間はこの地球を守ってこなかったのではないか。
そんなことを考えさせられる詩でもあります。
宇宙の彼方から「青く美しい地球」を見た宇宙飛行士がいたのでした。
銀河 (ハップル宇宙望遠鏡の画像です)
夜空に降るような星を見たのは、キャンプの時だったか。
宇宙にある星は、地球だけではないことを実感します。