




*ここで1番見たかったのは、前回修復中で見られなかったシスティーナ礼拝堂の絵画史上の最高傑作と言われているミケランジェロ作の「最後の審判」と、「創世記」を描いた天井画。 フィレンチェのアカデミア美術館でみたミケランジェロのダビデ像にも、圧巻されましたが、この天井画と祭壇画の迫力と緻密さにも驚かされました。ただ、撮影禁止の場所、特にフラッシュ撮影は保存上問題のあるはずなのに、あちこちでパチパチ。 もっと人が少なく、話し声や写真のフラッシュの光等がない厳かかつ神聖な礼拝堂で、聖書の世界を再現した2作品を鑑賞できたなら、更に印象深いものと、なったと思い、ちょっと残念な気がしました。 でも、世界中の人が見に来るのですから、仕方がないのかなあ?その点、ミラノのダビンチの「最後の晩餐」は、予約制、かつ、その壁画のある部屋には、25人以内と人数制限もあり、写真も完全禁止、入った瞬間から絵に集中できました。そのせいか、「最後の晩餐」が、この旅で、最も深く感銘を受け、1番心に残っています。(今回の旅で鑑賞した作品は、どれも 余りに、素晴らしすぎて、甲乙は、つけられませんが。)

サン・ピエトロ大聖堂以降は、また次回に
