日々の事 暮らしの事

気の向くままに 書き綴っています。

メイキング・オブ・東京スカイツリー

2011年06月26日 22時03分49秒 | Art Cafe
日本科学未来館で開催中



本展は東京スカイツリーをシンボルとし、世界一の高さを誇る自立式電波塔の建設を可能とした先端科学技術を紹介します。東京スカイツリーの施工現場で使われた実機や設計図など、貴重な資料を通して建設現場の先端を知るとともに、日本独自のものづくりの文化、思想を再認識しながら、理想の未来都市について考える企画展です。

実際に東京スカイツリーの設計、施工を担当したメンバーが、本展の企画や会場設計に参加しています。建設現場の映像などの資料のほか、建設現場の関係者の声を反映することにより、よりリアルな東京スカイツリーの建設現場を再現します。

展示は高層建築技術を切り口に、5つのゾーンで構成します。解体用クレーンの展示や、東京スカイツリーの建設現場を撮影した迫力のハイビジョン映像で、現場の雰囲気を体験。実物のタワークレーンに乗り込み、3D映像で建設現場の醍醐味を味わうことができます。また、レゴ®プロダクション s.r.o (チェコ)が制作した1/100スケールのレゴ® ブロックによる東京スカイツリーも登場します。その他、江戸時代の古地図や浮世絵に描かれた大工職人を紹介し、現代に脈々と受け継がれる日本人のものづくりの精神を垣間見たり、地盤、地震、複雑な法規など、日本特有のさまざまな難問をクリアするための過程を、本物の設計図や模型、CG等を通して紹介します。東京スカイツリーを通して、世界に誇るべき日本の建築技術を体感しましょう。

以上、TABより引用です。

あの大震災の影響で長らく休館していたので この企画展も会期を延期して開催されました。



それ程広くない展示スペースですが それなりに 楽しめます。 まあ、いつも思うんですけど もうちょっと 企画展示の値段を安くしても いいんで ないかと......



貨物を回転させずに釣り上げるジャイロシステムや スカイツリーの構造などが よく分かります。

地震の影響を受けにくい心柱とか 建築方法も非常に工夫されています。

地上のものばかりではなくて 地下深くにも ツリーを支えている構造物が埋められているなんて 知りませんでした。

基礎部分の広さから図ると いかに スカイツリーが ノッポ だか わかります。 人間で言うとつま先立ちしている 感じですかね。



小さい子供向けに スタンプラリーとかも用意されていますが 展示自体は それ程楽しめないかもしれませんね。

これは工事用の最後のクレーン 


巨大なクレーンは それを持ち上げられる ひと回り小さいクレーンで 下に下ろしていきます。

だんだんと小さくしていって これクレーンは解体して エレベータで下ろすそうです。
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レイモン・サヴィニャック 展

2011年06月26日 08時14分33秒 | Art Cafe
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) で開催中。




ギンザ・グラフィック・ギャラリーの6月は、ポスター史を飾る歴史上の作家レイモン・サヴィニャック展を開催します。サヴィニャックがポスター作家として、あの名作、「牛乳石鹸モンサヴォン」でデビューしたのは1949年、41歳の時です。二度の兵役と果てなく続いた転職や解雇の日々を乗り越え、きっとある筈だと信じた、自分にしか表現できない驚き、感動、スタイルに出会えたのが41歳だったのです。

大戦後の苦しい時代、サヴィニャックのポスターがパリに住む人の心を捉えたのは、人の心を癒す為の笑い、健康的であっけらかんとしたユーモアとエスプリでした。半世紀以上経った今でも、サヴィニャック作品は世界中の多くの人々に慕われ、ますますその存在価値が高まっています。

本展覧会では、全てを見透かしてしまいそうな天真爛漫な目を持つ牝牛が主役の「牛乳石鹸モンサヴォン」〔1949年〕をはじめ、うれしそうな表情をした豚の胴体が輪切りにされ、その切り口がハムになっている「ランクハム」の原画〔1951年〕など、サヴィニャックの初期から中期作品約50点にスポットを当て、サヴィニャック作品の魅力に迫ります。





これぞポスターというか 説明書きを見なくても なんのポスターだかわかっちゃうのがいいです。

コブタちゃんの胴体が切り落とされていく ハムのポスターなどは ブラックジョークにしか思えませんね。
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