糖尿病と云っても病態はそれぞれで、
一型糖尿病、二型糖尿病、妊娠糖尿病、膵臓の病気での方。
一型糖尿病の分類でも自己免疫性(1A型)、特発性(1B型)とかあったり、
急性一型、激症一型、緩徐進行一型とか様々で。
二型糖尿病も遺伝や体質で発症する方も、
自身の糖質処理能力を超えた過剰摂取でなった方も、薬剤性の方も。
ま、顔が、それぞれ違うように病態がそれぞれなのは理解出来ます。
一型だと、完全枯渇でCPRが、0.1以下や検出されない方。
自分がそうなった時には、言い訳にがましくて書けそうにないから
今のうちに書きますが、この方々のコントロールは大変だと思います。
持効溶解型の基礎インスリンを入れても、自身のその日の体調などで感受性も日々、同じではない。
砂時計の砂が均一に落ちるように24時間、効く訳でもなく、
長い年月、同じインスリン製剤を使用しているが故に その製剤のインスリン抗体も出来てきたり…。
勿論、完全枯渇スタートで発症した方はハネムーン期と云う概念すらない。
せいぜい、感受性云々レベルでしかない。
低血糖や高血糖を起こさず、コントロールすることは並大抵の努力ではないと思います。
あとこれも、自分がそうでないから素直に書けますが、
緩徐進行一型の方も心のダメージは計り知れない。
劇症や急性一型と違って、文字通りゆっくり進む。
足元がジリジリと崩れ落ちていく心理状態に自分ならなるであろうし、
その分、病気のショックや拒絶がいつまでも続く気がするし、
全てを受容するには枯渇した後になる気がする(私だったらね)
二型糖尿病の方も、遺伝や体質的要素の方はやるせないこともあると思います。
例え、食生活が、世間で云うところの不摂生でなった方も、その後、努力を続けても、中々痩せず、インスリン抵抗性が強かったりして、結果がついていかなかったり。
ホルモンバランスの崩れ、何かしらの炎症、ストレス、睡眠不足、
努力しても対応出来ないイベントが起こったり、
孤独との戦いなのだと思います。
隣の芝生が青くみえたりすると思います。
でもね、どれもこれも。
所詮、同じ糖尿病です。
原因、病態はそれぞれ違えども、
血糖コントロールが上手くいかなければ、
将来、似たような道を辿る。それだけは、平等です。
だから、あがきまくっている一人の糖尿患者として云いたい。
その人の背負っているものは、その人にしか解らない。
だから、あの人に比べて自分が大変だとか、
頑張ってるとか、辛いとか。
ちゃんちゃら可笑しい。
百歩譲って自分の辛さを理解して欲しいのならば、
相手の辛さを理解するのが先だろ?
とか、最近思っちゃったりなんかしちゃう
どす黒、ど阿呆kazukouでした。
代わりに泣いておきますので、貴女はもうこれ以上、泣く事の無い人生を送れますように…
プーカプカさんではないですか!
こんな悪態ばかりのブログにコメント下さいましてありがとうございます。
そして、おばさんだなんて!せめてプーカプカ姉御にさせてくんなまし。
私は、歯のエナメル質が欠損するまでギリギリ云う程、歯食いしばることはあっても泣きませんわ。(その内、折れるかも…)
お礼に此処にある一週間分のおからパンと、
カカオチョコ95%で作ったチョコレートプリンを献上したい気分です。
感謝でする。
本当にひとつの病名でも人さまざまですね。
自分は2型で幸いに合併症や低血糖とか無いけど、
人により色々な症状がでてしまうようですね。
特に、1型や遺伝の方は本人に全く落ち度が無いのに。
自分は、成るべくして為ったと思います。
>あの人に比べて自分が大変だとか
これホントー自分も思います。
皆大変なんですよね。
パニック障害では、悲劇のヒロインみたいのもたまにいるけど、自分が最悪時、外出は1年以上出来なかったし、パソコンなんて全く出来なかったですよ。自分なんか命を何度か捨てようと実際やりました。
全然マシじゃんって思ったりもします。
カラ元気でも良いんで、前を向こうよって思ったりもしますよ(^_-)-☆
kazukou1508さんもプーカピカさんも自分からみたら乙女です!
〉1型や遺伝の方は本人に全く落ち度が無いのに。自分は、成るべくして為ったと思います
ありがとうございます。
でもですね。私は、全く落ち度がないなどとは考えないのです。
糖化や酸化を繰り返していくなかで、慢性的な炎症であった自分は、あるきっかけで、自己免疫抗体が内乱を起こして膵島を攻撃して、一型糖尿になったと思っています。
なるべくしてなったと思っています。
だから、二型糖尿病と病態は違えども同じだと考えます。
原因不明と云われている一型糖尿は原因が明らかに現医学で証明出来ないだけであって、原因はあると考えます。
ですので、一型の方々が二型糖尿病と一緒にしないで欲しいと、ほざく人間をみると憤りを感じるのです。
私が二型糖尿病ブログにも籍をおく理由はこれにあります。
この病気をもつことで、辛くなるのも苦しくなるのも理解する所か、実感できます。
落ち込むのも当たり前です。
明るく前だけをみるのも無理な話です。
私も他者と比べたり、時には羨ましく思う、普通の人間です。
けれど、一緒にするなは沸点キーワードなのです。
そういう考えを持っている一型は私に限らず必ずおります。
乙女と云うより山姥のようなkazukouでした。
( 〃▽〃)