Kazun's showcase

handmade Kazun'の作品紹介 & 日々のあれこれを綴っています。

デザイナーズハウス

2006年03月03日 | kazun's 家のことなど
               
              
                       ↑あこがれのアイランドキッチン
  
 去年の秋からハリに通っている私。そこの女先生K女史となぜかお互い気があって、特に家のリフォームやインテリアのことですっかり話が弾んでしまい、とうとう一緒にモデルハウスを見に行くことになりました。

 今回の物件は、デザイナーズハウスで、すでに売却済みの新築物件。この辺りでよくあるオーソドックスな家の造りとは違って、デザイン面でも機能面でもアップグレードなのが特徴のようです。
 日系紙にオープンハウスの広告が出ていただけあって、建築士兼デザイナーのP氏は日本通。奥さんも日本人だし日本人の生活スタイルには詳しいらしく、日本人に合った住まいを提供してくれるというキャッチフレーズにすっかり惹かれてしまいました。日本みたいな深~い浴槽でゆっくりバスタイムをくつろぎたいですもんね~。私は駐在だし賃貸物件だから諦めもつくけど、持ち家のK先生は、日本のお風呂のようにリフォームするのが夢みたい。

 さて、案内された家は新築の何とまあ、ゴージャスな家!3台車庫、壁は総レンガ張り、玄関はステンドグラスのステキなドア。中はというと、ため息の出るような立派なキッチン(↑)とファミリーリビング、フォーマルダイニング、来客用のリビングがあって、地下室あり。2階は5ベッドルームにロフトまでついて、すごかった~!!

               
                      ↑こういうところがデザイナーズ物件

               
              ↑床にこのアクセントをつけるのに、3回床を塗らないといけないらしい


 やっぱりデザイナーズハウスだなと思ったのは、写真のように天井に段差をつけたり床にもちょっとした工夫がしてあること。
 普通の注文住宅では、スタンダードタイプのまま注文してしまうと、ドアが合板だったりトイレやキッチンの蛇口などもぱっとしない造りになってしまうけど、それがイヤでどんどんオプションをつけていくと、気がついたらウン百万、ひどいと一千万円くらいのオーバーになりますよね。
 ところがこういうデザイナーズハウスの場合は、最初から顧客の希望で作るから、すべてが思い通りになるそう(なんか宣伝みたい)。なるほど、ドアは合板ではなくすべて重厚な一枚板で、取っ手もブラックゴールドのオシャレなもの。こんなの見ちゃうと、うちが貧相に見えて仕方がないよ~。

 ため息ばかりのステキな家でしたが(全体的に落ち着いた色合いで、これがまさに私の理想なのです)、お値段を聞いて納得。日本円にして、土地込みで1億に手が届きそうな家。最近めっきりオシャレになった駅から徒歩で10分なのにとても静かな環境で、郊外と言ってもシカゴのダウンタウンまでは40分ほどだし、何と言ってもデザイナーズ物件。これくらいはかかるでしょうね~と、他人事のように2人で納得して帰ってきたのでした。
 
 新築となると到底手が届かないけど、P氏のところではリフォームもやってくれるそうで、この夏から日本のお風呂(檜風呂など)も手がけていくらしい。これだって相当な金額なんだろうけど、例えば、「日本のお風呂さえあればアメリカで骨を埋めてもいい」なんていうアメリカ好きにはいいでしょうね。引退した年輩者にもよさそう。
 
 私の場合はといえば・・・買えなくても見るだけタダ。さ~て、今日もモデルハウスの雑誌を見ながらニヤつくとしよう。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジーンズを染めました | トップ | IKEA家具 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あつこ)
2006-03-03 17:58:53
あらためて見ると、アメリカの家って大きいですね。

うちが20個くらい入りそう。一億って言われても東京の感覚じゃ、そんなに驚かないかも。

夢も膨らみますね~。

私もアメリカ人の友人の家探しに付き合いましたが、対照的でした。古くてしっかりした物件を、安く買って高く売るというのを繰り返しているので、もう、それは、違う意味で下見の際に言葉を失う家ばかりでした。トイレをつけて建具も作ってペイントして。。。私が帰国時には床を張っていました。

3年たった今では、素晴らしい家になっています。だから、また売るのだそうです。。。ちょっと理解ができん。。

アメリカ人には一つの家に一生住むって感覚はあまりないのですか?
返信する
Unknown (kazun)
2006-03-04 02:13:19
あつこさんこんにちは!

日本の3LDKの家なら何個入るだろうって、いつも想像してます。そう考えると一億なら安いかも。



あつこさんのお友達の話わかるなあ。古い家を改造して「自分で作った家」感を味わいたいのかな。投資の目的もあるだろうし。



こちらでは平均7年くらいで引っ越しするそうです。年々変わる家族構成や生活スタイルに合わせて、亜プグレードしていくんだって。



今シカゴは土地代がバブルです。普通の中古物件の3ベッドルームでも、シャンバーグでは40万ドル~50万ドルは出さないと買えないみたい。一戸建てやタウンハウスがバンバン建っていて、そこら中工事ばっかりです。

10年前に家を買って帰国する日本人は、家が高くうれてすごい投資になっている人がたくさんいるけど、こちらでまた新しい家を買おうと思うと、売った以上に高い値段で家を買わないといけないそうで、みんな頭をかかえてますよ。

ごめんね、長くなりました。
返信する
Unknown (ぴぃ)
2006-03-05 11:20:10
デザイナーズハウスは一度も見た事ないから是非私も行ってみたいわ!素敵なお家だね。(値段は可愛くないけど。)キッチンの色合いが(もちろん素材は家の方が断然安物だけど。)なんとなく家の台所と似ている気がしない?あ~市原悦子付の豪邸に住んでみたいもんだわ。
返信する
Unknown (ryoko)
2006-03-05 12:03:52
デザイナーズハウスですかぁ~溜息出ちゃうお家ですね。日本でもデザイナーズマンションとかありますよね。もちろんお高くなるわけですが。

やっぱり何度見てもアメリカのお家は広くて羨ましいです。

う~ん1億円・・・私には縁の無いお金ですが、1億の家にあまり驚かなくなりました(笑)広くて機能的だと、その金額になっちゃうのね~な感じです。
返信する
Unknown (kazun)
2006-03-05 12:45:53
ぴぃさんこんにちは。昨日はお邪魔しました。



私ものね、昨日ぴぃさんちのキッチン見てたら、このモデルハウスと似ているなって思ったの。でもこの家のキッチンカウンターは石でしょ。昨日も言ったけどメンテが大変そうだから、ぴぃさんちの方が使い勝手いいよね。

昨日借りたホームデポのカタログ、昨日寝る前に見させてもらったけど、もうウットリ!勝手にすごい妄想を膨らませてました。またカタログ貸してね。
返信する
Unknown (kazun)
2006-03-05 12:51:33
ryokoさんこんにちは。



なんかね、自分には関係のない家なんだけど、こんな家ばっかり見学してると麻痺してきちゃうの。日本に帰ったらどうしよう・・・。

このお宅は洗濯ルームというのがあって、シンクもついているし、収納もあるし、何といっても部屋が広くて大きな窓があるから、そこで洗濯物が干せるのです。こんなのあり得ない!



今度システムキッチンとか、ガーデニングなどの会社がたくさん集まったコンベンションみたいなショーがあるので、行くつもり。もらうカタログだけでも目の肥やしになりそう。今からワクワクしてます。
返信する

コメントを投稿

kazun's 家のことなど」カテゴリの最新記事