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番町文人通り&神田淡路町の老舗街

2021年12月10日 | kazun's おでかけ

凝りもせず、今日も皇居周辺の街散策をしました。

今回の探検箇所は、皇居の北西方向にある番町文人通りと四ツ谷。それから、皇居の北東方向にある神田の老舗飲食店街を巡ってみました。

 

ルートはこんな感じ。

九段下駅スタート→九段ハウス→靖國神社(能楽堂&遊就館)→千鳥ヶ淵戦没者墓苑→イギリス大使館→日本カメラ博物館→滝廉太郎居住地跡→番町文人通り(与謝野鉄幹・晶子旧居跡&菊池寛旧居跡&泉鏡花旧居跡&有島武郎旧居跡&島崎藤村旧居跡)→日本棋院本院→上智大学・聖イグナチオ教会→四ツ谷駅→淡路町駅→マーチエキュート神田万世橋→神田老舗飲食店街(神田まつや&ぼたん&いせ源&竹むら&かんだやぶそば&松榮亭&ます川&近江屋洋菓子店&神田志乃多寿司)→神田小川町スポーツ店街→神保町駅ゴール!

 

ここ数年よく訪れている靖國神社。でも、秋の終わりに参拝のは初めてです。

存在感ありありの第一鳥居(大鳥居)。ここに来ると厳かな空気を感じて、自然と背中がシャキッ!とします。

それにしてもデカい! 写真だと大きさがわかりにくいかもしれませんが・・・、

 

真下に来るとやっぱすごい。だって25mもあるんだも~ん。

 

参道のイチョウはそろそろ終わり。あと2週間早く来ればよかった。

 

神社に来たら当たり前のように次男の合格祈願をしちゃうよね~。どうかどうか、桜咲きますように・・・

 

桜の標本木(東京管区気象台が桜の開花を観測するために指定した標本木)。

ある意味、日本で一番有名な桜かもしれませんね。あと3ヵ月半か。

 

靖國神社の中に能楽堂があるのを初めて知りました。

 

遊就館。靖國神社に鎮まる英霊の遺書や遺品など貴重な資料が展示されているそう。

 

靖國神社のあとは、皇居の千鳥ヶ淵沿いの内堀通りを南下します。

 

千鳥ヶ淵ボード場の目の前にあるのが、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」

戦争により海外で亡くなられた戦役軍人や一般邦人の遺骨を納めるため、昭和34年に国によって建設された「無名戦没者の墓」です。約37万柱のご遺骨が奉安されているそう。

 

入口を入ると立派なゲートがあり、

 

大臣らのお名前で献花がされていました。

たまたまなのか私がちょうど参った時に尺八を吹かれている方がいて、一気に昭和にタイムスリップしました。

 

内堀通りをさらに南下して、皇居ランでも通る馴染みの「千鳥ヶ淵交差点」まで来ました。

 

この角の交番横の紅葉が、まあ美しいこと!!

しばし見とれながら歩いて行くと、「イギリス大使館」が見えてきました。

 

皇居ランをしている時、あのゴージャスな建物はなんだ?って思ってたけど、イギリス大使館だったんだ~。

ロケーションがサイコーだし、敷地がめちゃ広い!

 

半蔵門駅近くまで歩いてきました。

職場でいただいた無料チケットで、「日本カメラ博物館」へ入館。

撮影不可なので館内の写真はありませんが、古いカメラが好きな人にはよだれが出そうな、往年の名機がずらりと並んでいます。

私にはカメラの仕組みは難しすぎるので・・・、興味があったコーナーといえば「スパイ用カメラ」。

懐中時計や腕時計、銃の形をしたカメラなど、見た感じ相当古かったので昭和初期あたりのものか??

モノクロのドロドロとした危険な世界を想像して、身震いしちゃいました。

 

さて、ここからは音楽&文学の世界へ参りましょう。

半蔵門駅近くの千代田区一番町に、作曲家・滝廉太郎の旧居跡があります。

 

 

「千代田区番町エリア」と言えば、言わずと知れた高級住宅街。

周辺に大使館が多いこともあって、海外の駐在員も多く住んでいるエリアです。

江戸時代の武家屋敷街が発祥で、明治・大正・昭和の時代には、有名な作家や芸術家が多く住んでいたそう。

残念ながら現在それらの家は残っていませんが、「番町文人通り」と呼ばれ、旧居跡には目印の案内プレートが設置されています。

 

番町文人通りの始まり~。

 

1937年・川喜田半泥子、1942年・網野菊、1911年・与謝野鉄幹・晶子、1926年・菊池寛、1896年・有島武郎・有島生馬・里見弴、1937年・島崎藤村などのプレートが建ってました。

この辺りは、現在は高級マンションと高級車と有名私立&公立小学校が並んでいて、かつて文豪が住んでいた形跡がまったくない。プレートだけではピンとこないですね~。

でももし、自分が住んでる場所に有名な文豪が住んでいたとなったら・・・、確かにかっこいいし自慢になる~。

 

途中で日本棋院会館に寄り、

 

上智大学(左)とカトリック麹町聖イグナチオ教会を見たところで、四ツ谷駅到着。

ここから地下鉄で淡路町駅まで移動して・・・。

 

神田淡路町&須田町にやって来ました~。

まずは、「マーチエキュート神田万世橋」へ。

 

むかしむかし、中央線神田~御茶ノ水間には「万世橋駅」があったんだそう。
明治45年(1912年)に完成した赤レンガ造りの万世橋高架橋と駅舎の遺構を利用して、2013年に商業施設として生まれ変わりました。

 

こだわりの飲食店やカフェ、ショップ、ワーキングスペースには外からも入れるのですが、

 

中に入ると、お店同士が仕切りなしで繋がってるのがおもしろい!

 

神田界隈って、新旧がうまく融合されてるというか、新しいビルは建つけどその隣りには古い建物もそのまま残ってる。

そういうの結構好き。

私は結婚するまで神田で働いていたのですが、会社の目の前には皇室御用達の老舗天ぷら屋さんがあって、でもその隣りは大きな銀行でした、笑。

 

神田淡路町や須田町には、昔からの有名な老舗飲食店が今もそのまま残っています。

「いせ源」。天保元年(1830年)に創業したあんこう料理専門店。

 

「竹むら」。昭和5年(1930年)創業の甘味処。作家・池波正太郎はこの店の揚げまんじゅうが好物だったとか。

 

「ぼたん」。明治30年ごろ創業した鳥すき焼き店。

 

「神田まつや」。明治17年(1884年)創業のそば店。

 

「松榮亭」。明治40年(1907年)創業の洋食屋。作家・夏目漱石がよく通ったそう。

 

「神田志乃多寿司」。明治35年(1902年)創業の寿司店。

 

「近江屋洋菓子店」。明治17年(1884年)創業のケーキ屋さん。

 

お土産にレーズンサンドを購入。

 

「かんだやぶそば」。明治13年(1880年)創業。江戸前そばに伝統を守る「藪蕎麦」の本店。

神田勤めをしていた昔むか~し上司に連れて行ってもらって以来だけど、久しぶりに入ってみようかしら。

そういえば、2013年に火事になって半焼したんですよね。あのニュースには驚いた~。

 

人気の「せいろうそば」と、かき揚げの「天たね」を頼んでみました。

そばは細くてさらっとしてるので、とっても食べやすい。

そうだ!昔を思い出したけど、ここのそばは量が少なかったんだ。

食べやすい上に量が少ないとなると、3口で終わってしまう~。

かき揚げは、外がカリっと中はシーフードグラタンみたいでフワフワしてめちゃ美味しい

帰りしな花番さんが、「ありがとうございます」ではなく、「ありがとう存じます」と言うのでビックリしたのですが、これも名物の1つのようです。

 

かき揚げをいただいてもまだ腹6分目なので、神保町駅までの帰り道にパン買っちゃったよね~。

 

やば!このメロンパンおいしすぎ~

 

明日の朝まで待てず、帰宅するなり息子とつまみ食いしてしまった。

 

というわけで、今日も楽しい街探検でした。

実は明日も探検だったりして。しかも、また九段下スタートっていうね、笑笑。

 

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