大阪へ行く機会があると立ち寄りたいお店。
それが住道にある「トルコ料理 アラプスン」さんです。
住道駅から歩いて20分ほどの場所にあります。車やタクシー等でお出かけの際は家電量販店「ジョーシン 大東店」を目指すと、お店は通りを挟んだ目の前にありますので、わかりやすいかと思います。
▼お店外観
▼地図
ブログでご紹介させ頂いているお店の多くはケバブ店ですが、今回のアラプスンさんはトルコ料理店です。ドネルケバブだけではなく数多くのこだわりのトルコ料理を提供されています。トルコ料理も好きな私は、ドネルケバブを食べようと思っていてもメニューを前に気持ちが揺らいでいきます。
お昼時はこのようにランチ営業があり、数々のセットメニューがあります。今回はドネルケバブセットを頂きました。
▼メニュー
▼スープとサラダ
スープはトマトスープ(ドマテス・チョルパス:Domates çorbası)で、トマトの酸味に加えて添えてあるレモンを絞るとサッパリとする夏らしい一品です。サラダはディルやパセリを贅沢に使っていて、ドレッシングが美味しく何のドレッシングか伺ったところ、自家製の胡麻ドレッシングとのことです。
▼ドネルケバブ
お昼のドネルケバブセットは、このようにプレートの形で出てきます。左に唐辛子のピクルスが添えられていて、トルコを感じさせます。
アラプスンさんのドネルケバブの特徴は、お肉。
少し厚切りですが、噛むととても柔らかく下味が染みてきます。注文を受けてから焼くのでお肉も脂もフレッシュです。だいぶマニアックな部分でなかなか言葉でお伝えしづらいですが、ドネルマシンの皿(ドネルケバブを回し焼く機械の脂が滴り落ちる容器の部分)に注目すると、他店に比べて格段に脂の量が少ないことに驚きます。見た目のイメージよりも柔らかさを感じるので毎度驚きます。さらに夏と冬で、季節に合わせてお肉の下味を変えているそうです。なので冬に来た時は、また違う味付けになっているかもしれません。
ソースはオリジナルのソースで辛くはありません。お肉はソース無しでも十分に美味しいのですが、お肉の味がまろやかになってより美味しくなります。
▼ケバブサンド
さて違う日に訪れた際は、ケバブサンドを頼みました。
中にはトマトや紫キャベツ、レタスなどが入っています。
紫キャベツが入るお店は珍しいのでお話を伺っていると、レタスと紫キャベツは地元・大阪で育てたのものを使用し、鮮度にこだわっているそうです。
ソースは、見えているのは先ほどプレートにもかかっていたオリジナルソースですが、肉の下のレタスにはサラダにかかっていた胡麻ドレッシングが少しかけられています。食べてみると、それぞれのソースが野菜や肉を美味しさをそのままに、上手くそれらを引き合わせてるといる印象でした。お肉だけでも美味しいですが、ソースが合ったほうがより美味しいです。
▼今の季節は屋上ビアガーデンを開催
アラプスンさんのドネルケバブを食べたり、店主の方とお話をしたりする上で、幾度も「フレッシュ」や「新鮮」といったワードが出てきます。これがアラプスンさんの良さであり、文章や写真ではなかなか伝わりにくい歯がゆい特徴です。トルコでシェフをやっていた店主のこだわりは、ドネルケバブはもちろんトルコ料理でも味わえますので、ぜひドネルケバブを足掛かりにトルコ料理をご賞味頂きたいです。
住道のお店だけでなく、キッチンカーでのドネルケバブ販売もあるアラプスンさん。ぜひお店やキッチンカーが近くにある際は、訪れてみてはいかがでしょうか。
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