荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

光石研の巻。

2016年09月20日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




最近、ネットで映画を立て続けに観ております。

9月17日には【十三人の刺客(2010年度版)】と【悪人】を、18日には【闇金ウシジマくん Part2】を観ました。

さて、その3作に出演していたのが【光石研】であります(山田孝之も2作に出てますが)。

いや~、こうも見かけると、ブログのネタにもしようというもの。



【十三人の刺客】では、明石藩近習頭・浅川十太夫。

SMAP・稲垣メンバー演ずるバカ殿の護衛役です。

いささか頼りない護衛ではありますが、『主君に従える』というサムライ本来の最期を遂げました。



【悪人】では、殺人を犯した孫・祐一を持つ祖母の親戚・矢島憲夫役。

つまり、祐一の大叔父にあたり、彼が働く解体業者の社長でもあります。

祐一に重機免許を取る様に促したり、彼の祖母を思い遣ったり、味わい深い好人物でした。



【闇金ウシジマくん】では【熊倉のアニキ】という組の経理を司るヤクザ役。

いっつもオンナはべらせている、というステレオタイプ。

中尾明慶くん演ずる、愛沢浩司にボコボコにされて死んじゃいました。あ~、中尾明慶うらやま~。

え?何がって?女房ですよ。てか、女房のオッパイかな。



それにしても、光石研って凄ぇ見かけますよね。

気弱なリーマンから凶暴なヤクザ迄、様々な役を演じておられます。

いちばん最初に光石研を認識したのが、ドラマ版【幸福の黄色いハンカチ】。

映画版で武田鉄矢が演じた、【軽薄な若者】ポジションです。

この時は【軽薄な若者】が2名、エントリーしておりました。

ちなみにもうひとりは、アパッチけんです。

僕は映画版も大好きですが、このドラマ版も大好き。

光石研が旅の仲間から誕生日祝いをされ、『オレ、こんな事して貰うの初めてだぁ~』って、泣いちゃうトコは非常に記憶に残っております。

このシーンはドラマ版オリジナル。

その後、なかなか再放送はされず残念な思いをしました。

が、21世紀に入り、仕事でビジネスホテルに泊まり、ひと通りAVを観、賢者モードになってたまたまチャンネルを変えてみたら、アラびっくり。

ドラマ版が放映されているじゃありませんか。

いや~、こういう思いがけない再会って、ホントに嬉しモノですね。



『しばしの別離は再会をいっそう快いものにする』ジョン・ミルトン(英国の詩人・1608~1674)

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