田ノ浦海水浴場で開催されたイベント「ビーチフルデー」で参加者約80名でビーチクリーンを行いました。綺麗に見える砂浜ですが、結構小さなプラスチック片やタバコ吸殻などが散乱していました。どこの海岸でも共通して言えるのは、海洋漂着ゴミの約70%は森や河川からの流出物、約10%が海岸でのポイ捨て、残り約20%が海洋投棄ゴミという集計結果が出ているそうです。
来年のウミガメ産卵に間に合わせるために砂浜の整備を開始。佐伯市事業で砂浜形状を変え勾配を緩くしウミガメの上陸を容易に。この後、私たちNPOがこの事業を引き継ぎ、石のふるい分け、保安林植林などの海岸再生、整備を実施する予定です。
10月24日、別府土木事務所からウミガメ漂着の連絡があり仕事を午前中で片付け別府、上人ヶ浜海岸に急行。漂着死体は、離岸提と消波ブロックに挟まれた入り江奥の船だまりにある狭い砂浜にありシートが掛けられていた。二日ほど前に漂着したようで連絡を受けた土木事務所の方が人目に曝すのは可哀想との判断での処置だそうです。
シートを剥ぐと全長1mぐらいのアオウミガメでパンパンに膨張し甲羅中央が縦に約40センチ割れている。死因は小型船との衝突か?
【ストランディング調査情報】
種:アオウミガメ 雌雄:♂ 直甲長748mm 直甲幅658mm タグ無し
外見状況:甲羅鱗板剥離、膨張、甲羅中央が縦約45センチにわたり破断。内臓が一部露出。
シートを剥ぐと全長1mぐらいのアオウミガメでパンパンに膨張し甲羅中央が縦に約40センチ割れている。死因は小型船との衝突か?
【ストランディング調査情報】
種:アオウミガメ 雌雄:♂ 直甲長748mm 直甲幅658mm タグ無し
外見状況:甲羅鱗板剥離、膨張、甲羅中央が縦約45センチにわたり破断。内臓が一部露出。
先日、定置網で混獲された甲羅が変形した雌のアカウミガメを本日放流しました。
個体情報は次の通りです。
種:アカウミガメ 雌雄:♀ 直甲長:639mm 直甲幅:556mm
放流場所:大分県佐伯市米水津、間越漁港 放流日:2011年10月1日
標識番号:インコネルタグ 右前肢 JP54953 左前肢 JP54954
個体情報は次の通りです。
種:アカウミガメ 雌雄:♀ 直甲長:639mm 直甲幅:556mm
放流場所:大分県佐伯市米水津、間越漁港 放流日:2011年10月1日
標識番号:インコネルタグ 右前肢 JP54953 左前肢 JP54954
少し古い情報ですが、市内のダイビングショップから提供がありました。今年3月18日、佐伯市蒲江、深島の海岸でのアカウミガメの漂着です。推定甲長850mm、雌の個体で標識はありませんでした。時期的に見て産卵のために沿岸域に近づき何らかの事故に合ったと思います。事故に合わなければ近くの海岸で産卵をすることが十分可能なアカウミガメです。