CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

彫刻の勉強・研修 藤戸竹喜先生の作品展

2018年03月13日 | チェンソーアート上達の秘訣
彫刻の勉強・研修ということで藤戸竹喜先生の作品展「現れよ。森羅の生命ー木彫家藤戸竹喜の世界」
会場:国立民族学博物館 本館企画展示場(大阪府吹田市 万博公園内)
の最終日に伺いました。(3月13日 火曜日)
藤戸先生ご本人、奥様にもお目にかかれ、直接お話しもでき、光栄でした。






















カービングショウの価格設定についてなど・・・

2017年12月16日 | チェンソーアート上達の秘訣
今日はカービングショウの価格設定や、弊社のカービングショウに関するノウハウ的なことをこっそり教えます。

カービングショウは現在、弊社以外にも全国各地で様々なカーバーさんが行っています。
その中でもたぶん弊社の請け金額は最も高額だと思います。(1日170,000円~)
しかし・・・・試算ではうちのこの高額なカービングショウ契約料でようやく活動できる金額なのです。
弊社のモットーはカービングショウでいただく契約費用に見合った作品を残すこと。
1日2~3回のショウで彫った作品は主催者に差し上げます。ですから主催者も損はしません。



さてそれでは、実際にカービングショウでかかる経費は・・・
・旅費交通費(高速代、宿泊代、食費、車両燃料費)
・人件費(技術料、司会料金など)
・一般消耗品費(オイル、ガソリン、チェンソーメンテナンス費など)
・備品消耗費(テント支柱、ネット、バナーなどの消耗)
・保険料(車両と観客用損害保険)
・車両消耗費(車両のタイヤやオイル交換などの費用)
・事務費
・営業経費(広告等)
・税金類
ほかにもあるかもしれません。そう、その場で発生する経費だけでなく、少しずつ消耗していくものや、目に見えない必要経費を考えて価格を設定していないと最終的には続けられなくなります。とにかく実際は経費がかなりかかるものなのです。よーく考えてカービングショウを行ってください。

あと、基本料金などきちんと決めて、相手によって金額を変えたり、前にいくらもらったかが分からなくなったりしないよう、責任を持った対応が必要です。

そうです、費用がいただけてこそ、責任と余裕が生まれ、良い作品を彫り出すことにつながります。
逆に費用をいただけないカービングショウは基本的にお断りしています。

ちなみに必ず時間に余裕を持って移動し、前日入りし、主催者と良く打ち合わせをし、車内泊はせず、ビジネスホテルできちんと睡眠をとり、ショウにのぞみます。ショウが終わった日も無理な移動はしません。事故でも起こしたらそれこそ大損害ですから。これもたいへん重要なことです。だからこそ、きちんとした費用をいただくよう契約が必要なのです。

無理はしないようにね!





チェンソーアートの普及と課題

2017年11月09日 | チェンソーアート上達の秘訣
・イベントでお客様をどう集めるか 集まるような魅力が発進されているか。
・安全ネットを張らないイベントが増えて来ているように思う。大丈夫か。
・チャップスや安全ズボンを着用していない人が未だに見受けられる。
・物理的なヒエラルキーが存在しはじめているようだ。(一番懸念していたこと)
・女性のチェンソーアーティストが増えてきている。

・・・・・・最近の所感でした。

カービングショウ 実演の際 気をつけること

2017年04月18日 | チェンソーアート上達の秘訣
これからチェンソーカービング実演が増える季節となりますが、アマチュア、プロに関係なく、安全管理上、以下をきちんとやって欲しいポイントです。アバウトにやっていると万が一の際、自分だけでなく多くのチェンソーアーティストに迷惑をかける結果となります。

1.安全装備を装着しての実演
(安全ズボン、チャップスなど 安全靴も忘れずに)
2.飛散防止ネット もしくは立入禁止領域のパイロン設置等
(できる限りネットを利用してください。かなり広範囲に木片が飛び散ります)
3.観客用傷害保険契約 <重要!>
(主催者がかけてくれている場合もあります)
4.イベント主催者との書面契約
(万が一が起こった際の責任の所在などを明記します)
5.ショウパドックでの禁煙
(ガソリンを使用しますのでタバコなどはエリア外で)

事故が起きて規制をかけられないうちに自主的に努力をしましょう。よろしくお願いいたします。