CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

とりあえず順調・・・

2009年05月31日 | これでいいの田
このところ毎日田圃です。
あ、でも昨日USAのジョシーからメールが来ていたな・・・。
どんなに誘ってくれても、今更アメリカには行けないような気がする。
とりあえず田圃は順調。苗も田植え後順調に発育。
今日は結構大きめのヤゴを発見。真っ赤なショウジョウトンボも飛んでいる。
最後は緑色のミジンコが大発生していることが分かった。
どうやらコケが全身に生えたミジンコらしいが、たいへん美しい。
助っ人として大阪から海洋カメラマンとグラフィックデザイナー、少林寺拳法の達人が来てくれたり、地元の作家たちが入れ替わりやってくる。
なんて楽しい田圃なんだ。幸せです。生き物いっぱいの田圃に感謝。

格闘終了の充実感

2009年05月30日 | これでいいの田
今日は約2反歩ある田圃の草取りを終了した。たいへん充実感がある。
今この努力を惜しまなければ、後が楽になる。
地球の一部とたわむれているという実感がある。
いつから田圃は、人々から遠い存在になってしまったのだろうかと、考えてしまう。もともと田圃は一番近い存在だったのではないか。
泥の匂いと、多くの生き物たち、地球の全てに感謝です。

今、大事なこと

2009年05月30日 | これでいいの田
今、自分にとって大事なことは、チェンソーアート世界大会のチャンプを維持することよりも、全国大会に集まる懐かしい仲間たちと酒を酌み交わすことよりも、1年の中で、この時期にしかできない田植えを終わらせること。そのために今日も草取りをする。
と、自分で納得させているのであるが、やはり、ドイツも気になるし、東栄も気になる。決して行きたくない訳ではないのだ。不義理ととられてでも、今そういう役割であることを心に据えて、今日も今から田圃に向かうのであった。
ドイツ世界大会に行ってくれた児玉くん、音ヤンは頑張って彫ってるかなぁ。
いつかみんなで心行くまでチェンソーカービングを楽しみたいなぁ。

運動と活動

2009年05月29日 | オーガニックライフ
私は過去、仕事柄、いろいろな立場の方々とご一緒させていただき、お話しも聞いた。戦争反対、原発反対など○○反対というような運動をされている方々は当然それなりに勉強もされているし、理論も仲間もいることでしょう。でも、その運動を実現しようとする前に、自分自身の「やめなくてはいけない」ことを先にやめるべきでしょう。それを止めずして他を訴えても、奴隷を使って楽をしている人が人種差別をやめろと訴えているのと同じことです。
それは自分の意志でできる本当の最初の一歩なのです。
(それは、今の社会的常識としてインプットされてしまった方々にはたいへん不条理なものと思えるでしょう。)
でも、真実を知ってやめる勇気を持ってください。人類と他生物と地球の幸せのために!ここで書いた「それ」を是非見つけてください。以下のサイトを紹介します。
http://saisyoku.com/index.html

光る田植え

2009年05月28日 | これでいいの田
 まるで神様から見守られているような田植えだった。
それは25日、お田植えまつりをおこなって、植え始めた日。
 何と熊野速玉大社の上野宮司がかけつけてくれて、宮司自体がお手植えもしてくれた。
 この流れには、また深い意味があるのだが、文章では書けない。太平洋の自然の流れが大きく静かに動きはじめていることを示す。
 そこに集った縁ある人たちは、そこにあるごく自然な風を感じてくれたと思う。それぞれが普段は全く違う仕事をしていて、違う生活パターンの人たちが、「自分達の食べるお米をつくると」いう作業のために集まって語り合うということも、この共同作業が与えてくれる大きなメリットの1つだと思う。誰かに任せると、そこには「楽」があるかもしれないが、同時に不都合なものも生まれてくる。やはり自分で責任を持ってつくるべきなのであろう。
 多くの生き物たちが住めて、そこで潤い、清らかな水が流れていく、そんな田圃に感謝、感謝!