CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

樫の木

2006年08月31日 | 少し前のチェンソーアート関連
今日、はじめて樫の木を彫刻した。樫というだけあって堅い・固い・硬い!
これを彫ると杉のありがたさがわかる。
でも樫の巨木は貴重だ。手がしびれながら何とか熊を彫った。
これはいろいろな意味で売れないな・・・・。

あ、明日から栃木に出張だ。刃がぼろぼろだ。研がなくては・・・。

虎が峯の美景

2006年08月29日 | 生活一般
今住んでいる龍神村から田辺市街地まで約40分かかる。その道中に虎が峯と呼ばれる尾根があり、スカイラインが通っている。見事な道路だ。その途中に絶景ポイントが何カ所かあり、時間帯によっては信じられないほど美しい光景を見ることができる。これも山の中に住んでいる特権というやつか。
「龍神村」もこの名称にちなんだ様々な特色を出そうと、商工会などが頑張っているが、私はこの龍神村はそれ自体が大きな龍に護られた地だと思っている。
日高川自体がその龍であり、雨天には窓から山を抜けていく大きな龍を見る。
住んでみないと分からない山村の良さ、美しさは常々形を変えて存在する。

夏はこれで行ってしまう

2006年08月24日 | 生活一般
龍神村に越してきて初めての夏を経験した。2年目ではあるのだが、昨年はそっくりその時季をUSAで過ごしていた(もちろん仕事で)し、3年間夏だけ北アメリカにいたためここのところ日本の夏を過ごしていなかった。
日本の夏はやはり暑い!蒸す!汗の量がスゴイ!
でもやっぱりこれが「夏」なのだ。和歌山県自体かなり南なのでそれだけで暑い。
しかしこの龍神村は標高が高く少しだけ夜は過ごしやすいが、今まで寝苦しい日々が続いていた。ここ2日ほどめっきり涼しくなり、朝はふとんをかぶるようになっった。そう、お盆をすぎるともう夏は終わりに近づく。暑かったが短い夏だった。
梅雨が長かったせいか特にそう思う。1年のうちで寝苦しい夜がせいぜい1週間程から10日程度しかないこの龍神村はたいへん過ごしやすいのである。
田舎の山間部は酸素と温度が身体に良いのである!

出張から帰ると

2006年08月18日 | 生活一般
このところ出張から帰ると、何だかとても嬉しく、リラックスできる。
それは、今借りている「龍神アトリエ住宅」が素晴らしく住み心地が良いからであろう。以前他の地でお借りしていた家も良かったのだが、この時期カビとの戦いであった。それに比べ新しい家で、日当たり良好な家はカビがはえにくく、すがすがしい。これは結構重要である。今までは出張から帰ってくると布団にまでカビがはえ、憂鬱になっていた。つまり古い家(空き家)を借りてすむというのも田舎暮らしでは良く聞くが、実際は思った以上にたいへんである。
立地条件をよほど研究しないといけない。

気分はアメリカ

2006年08月13日 | 少し前のチェンソーアート関連
北海道中標津は今回で3回目。夏は初めてである。ゆだんするとアメリカのカントリーフェアでカービングショーをやっているかのように錯覚してしまう。
それほどここ、中標津はアメリカの田舎に似ている。
ショーではまたまたデカイ作品を1日目3体、2日目2体の計5体を彫った。
特に2日目の最終は2時間のショーで直径70センチ高さ140センチの大物。
今回彫ったものは1.「シマフクロウ」2.「ヒグマ」3.「牛」4.「エゾジカ♂」5.「オオワシ」でどれも北海道にゆかりのある生き物たち。
フクロウもクマもワシも何度彫ってもまだまだ先がある。
やはり神がかり的な生き物たちだからか・・・。
私はこの3つのカービングではオーソドックスなデザインがたいへん好きである。
もっともっと極めなければ・・・!