CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

久しぶりに寝込んでしまった。

2005年03月31日 | 少し前のチェンソーアート関連
昨日、久しぶりに熱が出て1日寝込んでしまった。
38度まではいかず何とか熱は下がり、今日は快調に戻った。
風邪だったのか疲れからのものなのか、どちらにしても体を休ませる良い機会となった。
とにかくカーバーは体が資本。代わりのいない技術屋だけに体調管理が本当に大切である。
ところでものすごい勢いで龍神チェンソーカービング倶楽部のメンバーも集まっているようだ。
今回のクラブは収益事業を一切しないので本当の会員制クラブである。
私が今回本気で手がけるクラブなので楽しみにしていて欲しい。
ひと味ちがいますぜ!

これが牛馬童子の実物です。

2005年03月23日 | 少し前のチェンソーアート関連
これが牛馬童子の実物。石でできていて小さいものです。
それを巨大な木で彫るのでバランスが難しい。しかもアレンジ無しの「レプリカ」をという要望なのでたいへんです。チェーンソー彫刻職人として腕が試されます。
ところで最近よくチェンソーアート(チェンソーカービング)は「アート」なのかと疑問の声を聞きます。
私は「アート」とは自分の中で納得のいくアートと、他人から評価されるアートがあると思います。
そして作品そのもののアート性と、MASTERS OF THE CHAINSAWのように作っていく過程やその姿そのものがアートだということもあります。
私自身はチェンソーカービング・ビジネスとは依頼者の要望を満足させ、それ以上に喜んでもらえる作品、イベントを制作できる能力であり、職人魂であると思っています。
アーティストとは職人魂を持った職人であり、アーティストと職人は別という考え方は違うと思っています。職人の中にこそ真のアートは存在するのではと考えています。
いつの時代も変わらず人間が作り出すものは、アートとしての存在を感じさせるものが多くあります。この牛馬童子も素晴らしいものです。この牛馬童子を真似してそっくりに彫ることが今回の依頼主の要望でありますが、たとえ形だけを真似るのであってもその過程が重要です。現地まで足を運び、それを彫った人の思いを感じ、そして私が真似たこの牛馬童子が、今後観光のシンボルとなって活躍することを思い、100年以上生きた木の命をいただき彫るのです。あとは、それを見た人それぞれがどのように感じるかは分かりません。なるべく多くの方々にその思いを少しでも伝えられたらアートとしての価値を増すことでしょう。

久々の大径木

2005年03月22日 | 少し前のチェンソーアート関連
先日、多屋林業さんの木を切ったものを今日から3日間かけて「牛馬童子」を彫る。牛馬童子とは世界遺産である熊野古道の途中、中辺路町にある石彫刻。今日はまず少しだけ切った。
久しぶりにハスク3120を使う。バーは1.5mを取り付けた。
ビュンと切れた。直径1.1mの杉の根部分が一発。
明日はいよいよ完成に近いところまで仕上げていく。
この作品は田辺駅前に飾られる予定。

白浜エネルギーランドでの作品展示

2005年03月21日 | 少し前のチェンソーアート関連
和歌山県・白浜エネルギーランド(松下興産)での作品展示がはじまりました。
春休み期間中の開催です。
お時間のある方は是非いってみてください。
白浜エネルギーランドは3D、4Dのアトラクションや錯覚を利用した数々の面白い演出に感動します。
詳しくは

http://www.mid.co.jp/mid/shirahama/event.html

また、季楽里龍神での企画展示「HOME sweet HOME」も好評開催中です。
http://www.chainsawartpro.com/homesweethome/

春休みは和歌山県へ是非お越しください。