2024年 令和6年 辰年に京都・嵐山昇龍苑様が10周年ということで、龍(辰)のモニュメントを依頼いただきました。
京都の老舗が集まる商業施設で、また世界遺産天龍寺の真隣という場所に置かれるということでたいへん光栄です。
今回使用した材木は樹齢200年越えの紀州材・龍神杉です。元直径は1mを越えた大木です。
この木を使用すること自体も今回のモニュメントに相応しい材料であると思います。
彫刻作業は主にチェンソーを使用し、約1ヶ月かけて彫り上げました。
高さ2m弱のモニュメントに体長約4mの龍がからだをくねらせて入っています。
3本指の龍は日本で彫られた龍の証であり、日本の龍です。3本の爪で力強く珠(たま)を握りしめています。
その想いは遠く未来へ今の美しい地球を存続させていこうという誓いの珠なのです。
一緒にその想いを未来に届けましょう。