今年も2階の部屋の網戸にへばりついたアブラ蝉、部屋の中を覗いているような目つきだが、実は見ていない。足を触るとびっくりして逃げていく。
イタリア保健省は3日、検査結果に基づく分析が発表され、イタリアの人口の2.5%にあたる148万人余りが抗体を保有していると推定されるとしています。(NHK)
直ぐに頭に浮かぶのは、だったら日本の場合はどうなのかということだ。イタリアでは30%近くが無症状だったという。今の日本の感染拡大には、この無症状の感染者がなんらかのトリガーになっているという推測が成り立つ。
ある研究者の調査では東京で8万人という数字が出ていたが、それより多いのではないかと思ってしまう。
佳く出来た民族だと言われる日本人だが、精神的に相当に脆いものがある。過ちを認めたがらないのだ。敵対する人の意見を素直に聴こうとしない。意固地になって頑なに認めようとしない。偏差値65まで伸びると言われるAIだが、人間が石頭のままでは完全にAIによる猿の惑星化してしまわないか心配である。
新型コロナウイルスがどうなっているのか、詳細な情報を国民みんなが知りたがっている。それが分からないといつまでも経済再生はできない。情報開示に至るには、ドロドロとしたシガラミの中で想像を絶する大変さだとは思うが、人の生活や命がかかっている以上、避けて通れないのだ。