山あいの朝市に寄る。朝8時から開店だが、10分前には20数人の行列が出来ていた。開店を待たずに食べられる止々呂美焼きを120円を戴く。
用事でショッピング街に行った。店の人もお客も100%近い確率でマスク着用だった。体温をこまめに測り、感染しそうな場所には近づかない生活をしているので、いつも2~3枚用意しているマスクを車に忘れても取りに帰らない。空気感染でもない限り感染していないと言い切れるからだ。マスクをしていない人がいると言って、責められる状況までには至っていないのが救いだ。(商店街でも店の外であれば、人との距離は優に2m以上ある)
不特定多数の集まり密になる場所に行った人は、「もしかして?」と疑うべきである。そして、?の人には無料で検査をすべきである。感染拡大で途方もないお金を使っているが、そういう根本的なところから断てば、確実に安い費用で絶大な効果が期待できる。国民の大多数がそういう意見を肯定的に受け止めている。だが、国は動かない。何故だか分からない。35度℃を遥かに超える真夏日でも、国民は黙って愚痴もこぼさずマスクを付けている。
国民がこれほど我慢強いのには驚くが、長い行列でも文句ひとつ言わないで何時間でも並んでいる国民性が、こと新型コロナ対策では裏目に出ていると思わずにはいられない。為政者はそれをいいことに能天気を貫いているようでならないからだ。
そういった国民の努力で、東京でも5百人とか千人には至っていない。大阪でも3百人や5百人には届いていない。だが、そろそろ突破するだろう。国民の努力だけでは限界がある。