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黄色から赤に変わったヒペリカムと日本経済

ヒペリカム、黄色から赤色に変化する
デービッド・アトキンソン氏が日経で語っていた。日本の生産年齢人口比率(15~64)は2020年に59%まで低下して先進国中最下位という。消費が活発な層が最下位だから消費が増えるわけがないのだ。氏は「日本の病は供給過剰」と言い切っている。

日本人だったら殆どが感じていることでもある。物質的にほぼ満ち足りているのだ。日本という小さな国で道路を目一杯造り、車で走り回って今のGDPである。もうよそうではないか。大都市の小さなサーキットをただ走り回るような経済は。

解決策は、過密都市からの脱却である。関東や関西への資本の投資を抑制することだ。都内では貴重な高木を切り倒して無理矢理事業を起こしている。そんな余裕があったら、物価の安い田舎では世界に誇れるような田園都市が造成できるだろう。メーカーだって、Made In Japanに切り替えたらどうだろう。安かろう悪かろうでは儲けはないし、余暇も生まれない。食料品だって国産に切り替えるべきである。”腹が減っては戦は出来ぬ”と古老が言っていた。今のままでは、”働けど働けど非正規の暮し楽にならざり”である。

ヒペリカムの花言葉は、きらめき・悲しみは長く続かないである。日本では10年もの間悲しい時代が続いてきた。もうそろそろ変化の時だろうと思う。


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