ヨットの帰り、山道でふと目に入ってきた「あけび」 空き地に車を停めて、熟したものを食べる分だけ採った。 何百回と通った道なのに、今までまったく気づかなかった。 それも、道から手を伸ばせば届くところである。 ほとんど人の入らないような山林で、あけびも鈴なり状態であった。 いつもながら、アケビの何とも言えない甘美の世界は、どんな三ツ星店の料理にも勝るように思える。