母がショートで入所したので、その間を見計らって、京都へ荷物を取りにかえり、そのついでに、年末に観たかった映画「君の名は」を観て来ました。
男の子と女の子の心が入れ替わってしまうテーマはかつて、小林稔子主演、大林宣彦監督作品の記憶とダブります。あの時は確かぶつかって、階段を転げ落ちる…
しばらく、アニメ映画は見てなかったけど話題作というので観に行きました。
特筆すべきは背景の美しさ。自然な臨場感。例をとってみると木陰を歩くシーンでも、一体何枚のセルを使って自然に見せているのか?今ならCG処理だと思いますが…
作品の展開も彗星の接近という事象から遠く離れた2人に同じ夢を見させて、心と体を入れ替えてしまうところからの展開。知らない2人を引き寄せます。
飛騨地方での神社の風習やムスビという意味。2人は時をかけてのひきよせだったという構成。
新海監督ならではの構成。アニメ世代の若者だけではなく、年老いた私のような者にも受け入れられる作品でした。
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