一週間ほど前、佐賀市の大和中央公園にある花しょうぶ園へ行きました。場所は佐賀大和インターチェンジの近くです。
花菖蒲には水辺の風景が似合います。右手は菖蒲園によくある八橋。
この日はそう暑くもなく、いい日和でした。
ここは佐賀市の北部にあり脊振山系の山裾です。古代は肥前の国の中心地で、近くに国府や国分寺がありました。いまも尼寺という地名が残っています。
私はアヤメや花菖蒲の区別がよくわかりません。以前、NHK「美の壺」のホームページに説明があったので紹介したことがあります。
アヤメは水はけのよい原野など。花びらの付け根に網目のような模様がある。カキツバタは水辺に咲く。花びらの付け根の、すっきりとした白い線が目印。そして花菖蒲(ハナショウブ)。湿り気のある土地に生育し、花びらの付け根は黄色く色づいている。
四阿は老朽化のため封鎖されていました。
帰ることにしました。向こうにある立派な門が入り口です。
ここへは数年前から毎年来ています。目的の半分はドライブです。国道34号から分かれてここへ来るまでの、並木のある沿道風景が気に入っています。遠く脊振山系を見ながら走りますが、古代には近くを同じようなコースで官道が通っていました。
隣町では「彩花まつり」が7月半ばに開催されま
すが アヤメとバラの祭りです。
我が家でもバラの花が1個ようやく咲き始めました。
アヤメは乾いたところ。花菖蒲は湿気のある所と覚えています。
そちらではバラとアヤメが一緒なんですね。
九州ではバラの見頃は5月ですが、いまでも咲いているバラがあります。