田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

元日に草野町のつばき園を探訪

2025年01月05日 | 季節の花巡り

 今年の三が日は穏やかで好い日和でした。元日、家にいるのは勿体ないので、昼から早咲き椿を探しに久留米つばき園へ出かけました。園内では数組の家族連れが散歩を楽しんでいます。芝生広場はまだ枯草色です。

 品種標示プレートから紹介します。 「夢」 新潟県

 寒椿は椿と山茶花の交配種ともいわれ、花弁は山茶花のように一枚づつ散ります。

 「勘次郎(立寒椿)」 新潟県

 「獅子頭(寒椿)」 関西地方 

 樹高が低く大気汚染に強いので、道路の緑地帯や公園の植え込みによく使われます。

 ネギリス(山茶花)

 「旭」(ハルサザンカ) 久留米市

 椿の林を歩きます。今の時期、山茶花や寒椿が多いですね。本格的な椿の季節はもう少し先ですが、「世界のつばき館」のHPでは新春の椿展開催が告知されていました。

 「赤蝦夷錦」

 「緋乙女」(寒椿) 関西地方

 「グランサムツバキ」 香港

 

 「笑顔紅」(ハルサザンカ) 久留米市

 「昭和の栄」(寒椿) 関西地方 

 笑顔紅の近くに咲いていました。花弁の散り方も同じだし、私には区別がつきません。

 「発心桜」(寒椿) 久留米市

 すぐ近くに草野氏が築いた中世の山城、発心城址があります。発心公園は桜の名所。

 「白乙女」(寒椿) 久留米市

 「太神楽」 江戸椿 

 秋から咲き始める早咲き椿です。白い斑が入った牡丹咲きで、華やかな椿です。

 つばき園から歩いて10分ほど。町の中心部へ来ました。町内にある神社へ詣でます。

 素戔嗚神社神社です。質素で、神社によくある朱色の彩色はありません。木肌だけの無彩色の境内は神さびた雰囲気に包まれ、知らず気が引き締まります

 視覚的な彩りといえば社殿の高みにある彫刻群です。創建当時は彩色されていたのかも知れませんが、いまは木の地肌です。惜しむらくは高いところにあるので、肉眼ではよく見えません。楼門や拝殿、本殿は県の指定文化財。

 初詣に来ているのは地元の方ばかりです。

 昨秋に兄が亡くなったこともあり、この正月は年賀状も出さず一人静かに過ごしました。でも皆で集まりたいというメールが大晦日に孫娘から届き、次男にそのセッティングを頼んでいます。近頃は何事にも気張って段取りするのが少々面倒くさくなりました。元日に電話をくれた東京の長男に言わせると、それは老人性呆けへの入り口だそうです。

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2 コメント

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Unknown (daininomichi2013)
2025-01-05 10:27:53
おはようございます😊

椿にもたくさんの種類、始めて知りました
庭の山茶花も花を付けてきました
今年のお正月は小春日和、外に出て椿観賞も良いですね!

今年もどうぞよろしくお願いいたします😊
返信する
こんにちは (九州より)
2025-01-05 13:45:40
毎年、秋から春にかけては椿の紹介記事が多くなります。
椿も愛好家の手によって交配され、いろいろな品種が生まれています。
いまの時期は山茶花がまだ盛りですね。
今年もよろしくお願いします。
返信する

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