VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKUクリプトン・フューチャー・メディアこのアイテムの詳細を見る |
電脳コイル、
攻殻起動隊の世界が現実になる日も近い。
そんな話を聞いた。
詳しくは、コチラを見てもらいたい。
Youtubeの動画なので、再生が
はばかられる環境でのクリックはお勧めできない。
これだけ見ると、何のことやら分からないかもしれない。
キャラクターについては皆さんご存知だろう。
昨年から今年にかけて日本中で様々なムーブメントを巻き起こした
ヴォーカロイド「初音ミク」だ。
問題は、この動画をどうやって作ったのか?
ということだ。
リンク先の動画は「その6」なので、
「その1」~「その5」までご覧いただければ
分かる人も居るだろう。
そんなのめんどっちい、という人の為に
この動画について取り上げた情報サイトへのリンクを貼っておく。
そして、こちらがこの動画に使われている
技術について解説してくれているサイトだ。
もうお気付きの方も大勢いらっしゃると思うが、
あの動画は現実のものではない。
だが、現実を撮影している映像の中に
3Dモデリングを映し出すことに成功している。
これは現実か、非現実か?
いずれにせよ、
電脳コイルや攻殻の世界が現実味を帯びてきたことは確かだ。
電脳コイルでは子供が
電脳メガネをかけることによって物質としてそこに
存在しないものを見ることができるようになる。
攻殻起動隊では電脳化された目で
世界を見ることが当たり前になっている。
この二つの相違点を挙げるとするならば、
前者はメガネを外すかどうかでソレをON・OFFすることができるのに対し
後者の場合、電脳化された人間は実際にないソレをOFFにはできない点だろう。
だが、電脳化することで
感覚……五感を操作することもできた(と思う)ので、
バーチャルな存在と触れ合うことも可能という意味では
攻殻の方がよっぽど「マトリックスっぽい」といえるかもしれない。
……マトリックスの監督が攻殻にインスパイアされて
あの映画を作ったことは、ここでは大きく触れないでおく。
バーチャルリアリティにはまだ遠いが、
電脳コイルの世界には近付いている。
これらの情報を得て、私はそう感じた。
電脳メガネは存在しないが、
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)はずっと前から存在している。
USBカメラで録画した、あの画像を
HMDに投影し、それを観るならば電脳コイルの世界に
やや近くなることがお分かり頂けるだろう。
ここで、アダルトゲームのシナリオライターも
生業としている私は考えてしまった。
もしこれが高度なものになり、
HMDのようなシステムが普及すれば
3Dモデリングを売り出す人も現れるのではないだろうか。
それを性的な用途で使えるように、
様々なモーションを用意しておく。
プレイヤーが動く、その座標を割り出して
用意されたモーションがHMDに投影される。
バーチャルリアリティのように「感触」はないので、
どうすれば性的な欲求が満たされるかという
最も重要な命題は置き去りにされているものの
商品としての価値は見出せると思う。
方法は考えられるが、それは
私が書かなくてもお分かり頂けるだろうから
想像にお任せしたい。
いずれ、バーチャルリアリティのように
五感に訴えかけるような技術が可能になったなら。
技術の進歩はめまぐるしく、
12年前にケータイが普及していなかったことを考えると
2020年にはもしかしたら……。
そう思い、このような日記を書いてみた。