予めお断り申し上げますが、このエントリのタイトルは、宮脇俊三翁の著作のインスパイア、いやパクリです(´・ω・`)
そんなわけで、この行き先はなんぞや。
だいたい、バス停のつけ方としては、その土地土地のランドマーク、もしくは古来からの地名、道路や交差点の形や、それ以外でも名づけづらい場合は、付近の集落への道路の取り付け部であったり、団地などでは目標物がないために、「第一」「第二」「第三」などと名づけることもありますな。
で、バス停の名前が「区画整理」。
終点の名前も「区画整理」。
そらもう「区画整理」ってーんですから、行った先は区画整理事業がたけなわで、バスを降りた先の光景もたいがい想像ができるというやつなんですが、「区画整理」
じゃあその「区画整理」という場所へ行ってみようじゃないか。
ということで、「上平尾区画整理」行きのバスが出る、小田急線の新百合ヶ丘駅にやってきました。
行きは新宿から区間準急に乗り、代々木上原で多摩急行に乗り換えたら、最近急速に勢力を減らしている東京メトロ6000系だったので、新百合ヶ丘で1枚所望いたしました。
新百合ヶ丘駅に着いたのは13時30分ごろ。
さっそくバス停を覗き込んで、上平尾区画整理行きのバスの時刻を見てみたら…。
あれまあ1時間待ちだわ(´・ω・`)
途中にある平尾団地へ行くバスは10分に1本くらいの割合でバンバン出ているなかでの1時間待ち。
近所まで別のバスに乗っていって歩く…などという選択肢は僕の中にはないw
ただ、1時間待ちも駅前をいろいろ歩いてみたり、腹が減ったと蕎麦屋に入って昼食タイムを取れば、この時間は結構あっという間。
ちなみに、なんの酔狂かはしらないけれど、これにはなぜか嫁さんが同行していますw
そんなわけで待つこと1時間。
新08系統、上平尾区画整理行きの小田急バスがやってきました。
バスは東口のロータリーから南進し三叉路にぶつかると右に折れて西進。
そのまま一本道。
新百合ヶ丘の付近は神奈川県と東京都の都県境が入り組んでいて、新百合ヶ丘は川崎市麻生区になるが、バスが西進し麻生警察署を過ぎたあたりでもう東京都内に入り、東京都稲城市の区域になる。
バスは稲城へ通じる一本道をひたすら西進。
途中で平尾団地があり、この道を通るバスのほとんどは平尾団地へ一旦寄るのだけれど、このバスだけは平尾団地には入らず西進。
やがて左手に竹やぶが見えてくると、稲城市へ通じる道路は右へ急カーブをするところで、区画整理地へ入る取り付け道路があり、バスはその取り付け道路へ入ると、一つ目の交差点でぐるりと回転するように右折。
交差点脇にバス転回場が設けられており、ここが終点の上平尾区画整理。
もう一度言いますが、「上平尾区画整理」という名のバス停なんです。
うん。
確かに区画整理中だわw
バス転回場の先にはトンネルが造られており、この道は京王相模原線若葉台駅方面に通じる都市計画道路らしく、どうやらこのバスは、今でこそ「上平尾区画整理」などという名前をつけられてここで転回しているけれど、都市計画道路が開通すれば、ゆくゆくはそちらの方まで延伸されるような気配。
で、トンネルの西側へパンすると、
全くの造成地であります。
普通だとこんな開発途上の場所に、いくら都市計画道路が絡んだ(と推測できる)バス路線の免許とはいえ、造成中の土地に路線バスを突っ込むなど考えられないのだけれど、さらに西側へ首を振ると、このバスの存在意義がおぼろげながら見えてくる。
はいどうぞ。
一戸建ての新築住宅がもう並んでいたんですな。
このあたりは、稲毛海岸付近にも大規模な住宅やマンションを展開しているデベロッパーが開発した場所のようで、やがてこのあたりも整地されて住宅が立ち並ぶことになるのだろう。
未だ開発途上ということで、ひとたび大風が吹くと、このあたりは土ぼこりで大変なことになりそう。
帰りのバス停は、平尾中央通からの取り付け道路上にある。
バス停を撮影していると、ブルドーザーの音にびっくりしたのか、バッタくんが目の前を飛んでいった。
できることなら彼とも共生できるような街であってほしいと願うところ。
このあたりは造成されてはいるものの、取り付け道路出口の平尾中央通は古くから稲城へ通じる道だったらしく、脇には古い民家がそこかしこに点在している。
思えば昔の住宅難だった時代、戸建てのニュータウンや団地造成が盛んに行われていた頃も、同じような光景が見られたのだろう。
こんな場所までつきあわされた嫁さんは、さぞふてくされているかと思いきや、この区画整理地から平尾団地まで歩く道すがらに、団地に埋没しているような形で神社が残っているのを発見したり、団地それ自体も、子供の声はするものの、センターのショッピングプラザはどこもシャッター街で、ここも高齢化が進んでいるのかと考察したり、フィールドワークに満足した様子だったのはなによりでしたw
(※取材日…10月14日)
そんなわけで、この行き先はなんぞや。
だいたい、バス停のつけ方としては、その土地土地のランドマーク、もしくは古来からの地名、道路や交差点の形や、それ以外でも名づけづらい場合は、付近の集落への道路の取り付け部であったり、団地などでは目標物がないために、「第一」「第二」「第三」などと名づけることもありますな。
で、バス停の名前が「区画整理」。
終点の名前も「区画整理」。
そらもう「区画整理」ってーんですから、行った先は区画整理事業がたけなわで、バスを降りた先の光景もたいがい想像ができるというやつなんですが、「区画整理」
じゃあその「区画整理」という場所へ行ってみようじゃないか。
ということで、「上平尾区画整理」行きのバスが出る、小田急線の新百合ヶ丘駅にやってきました。
行きは新宿から区間準急に乗り、代々木上原で多摩急行に乗り換えたら、最近急速に勢力を減らしている東京メトロ6000系だったので、新百合ヶ丘で1枚所望いたしました。
新百合ヶ丘駅に着いたのは13時30分ごろ。
さっそくバス停を覗き込んで、上平尾区画整理行きのバスの時刻を見てみたら…。
あれまあ1時間待ちだわ(´・ω・`)
途中にある平尾団地へ行くバスは10分に1本くらいの割合でバンバン出ているなかでの1時間待ち。
近所まで別のバスに乗っていって歩く…などという選択肢は僕の中にはないw
ただ、1時間待ちも駅前をいろいろ歩いてみたり、腹が減ったと蕎麦屋に入って昼食タイムを取れば、この時間は結構あっという間。
ちなみに、なんの酔狂かはしらないけれど、これにはなぜか嫁さんが同行していますw
そんなわけで待つこと1時間。
新08系統、上平尾区画整理行きの小田急バスがやってきました。
バスは東口のロータリーから南進し三叉路にぶつかると右に折れて西進。
そのまま一本道。
新百合ヶ丘の付近は神奈川県と東京都の都県境が入り組んでいて、新百合ヶ丘は川崎市麻生区になるが、バスが西進し麻生警察署を過ぎたあたりでもう東京都内に入り、東京都稲城市の区域になる。
バスは稲城へ通じる一本道をひたすら西進。
途中で平尾団地があり、この道を通るバスのほとんどは平尾団地へ一旦寄るのだけれど、このバスだけは平尾団地には入らず西進。
やがて左手に竹やぶが見えてくると、稲城市へ通じる道路は右へ急カーブをするところで、区画整理地へ入る取り付け道路があり、バスはその取り付け道路へ入ると、一つ目の交差点でぐるりと回転するように右折。
交差点脇にバス転回場が設けられており、ここが終点の上平尾区画整理。
もう一度言いますが、「上平尾区画整理」という名のバス停なんです。
うん。
確かに区画整理中だわw
バス転回場の先にはトンネルが造られており、この道は京王相模原線若葉台駅方面に通じる都市計画道路らしく、どうやらこのバスは、今でこそ「上平尾区画整理」などという名前をつけられてここで転回しているけれど、都市計画道路が開通すれば、ゆくゆくはそちらの方まで延伸されるような気配。
で、トンネルの西側へパンすると、
全くの造成地であります。
普通だとこんな開発途上の場所に、いくら都市計画道路が絡んだ(と推測できる)バス路線の免許とはいえ、造成中の土地に路線バスを突っ込むなど考えられないのだけれど、さらに西側へ首を振ると、このバスの存在意義がおぼろげながら見えてくる。
はいどうぞ。
一戸建ての新築住宅がもう並んでいたんですな。
このあたりは、稲毛海岸付近にも大規模な住宅やマンションを展開しているデベロッパーが開発した場所のようで、やがてこのあたりも整地されて住宅が立ち並ぶことになるのだろう。
未だ開発途上ということで、ひとたび大風が吹くと、このあたりは土ぼこりで大変なことになりそう。
帰りのバス停は、平尾中央通からの取り付け道路上にある。
バス停を撮影していると、ブルドーザーの音にびっくりしたのか、バッタくんが目の前を飛んでいった。
できることなら彼とも共生できるような街であってほしいと願うところ。
このあたりは造成されてはいるものの、取り付け道路出口の平尾中央通は古くから稲城へ通じる道だったらしく、脇には古い民家がそこかしこに点在している。
思えば昔の住宅難だった時代、戸建てのニュータウンや団地造成が盛んに行われていた頃も、同じような光景が見られたのだろう。
こんな場所までつきあわされた嫁さんは、さぞふてくされているかと思いきや、この区画整理地から平尾団地まで歩く道すがらに、団地に埋没しているような形で神社が残っているのを発見したり、団地それ自体も、子供の声はするものの、センターのショッピングプラザはどこもシャッター街で、ここも高齢化が進んでいるのかと考察したり、フィールドワークに満足した様子だったのはなによりでしたw
(※取材日…10月14日)
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