こちらの記事の続きであります。
さて皆様、今日は日付も改まり11月の11日。ピンピンピンピンの日、どが3つくらいつきそうなどピーカンであります。
晩はようやく揺れない環境下で布団に入りリラックス。
これだけ時間にも仕事にも追われない時を経ていると、自然と身体もリラックスするようで、目覚ましをかけるまでもなく身体は6時前に目覚め、しかもこれが目覚めがよい。
2度寝をむさぼるような身体の悲鳴は一切聞こえてこない。
温泉宿でこの時間に目覚めたならば、そらもう自然と朝風呂を所望。
ここは大浴場は夜中3時あたりを機に男女の浴室が入れ替わるので、夕方とはまた違う湯舟を楽しむことができる。
そこが都合30数種類もある内風呂の全てを楽しむことができるという秘密のゆえんである。
夕方の男子浴場は地下1階だったため露天風呂がなかったが、朝方は女性と入れ替わり地下2階の大浴場に入れるので、こちらは内風呂だけではなく正真正銘の露天風呂が待っている。
さっそく朝日を浴びながら、乳白色の露天風呂で手足を伸ばす。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
これがやりたいために、ここ登別まで来たんだよなあ…。
都合31種類あるという内風呂のうち、実に30種類を制覇して万々歳。
残り1種類というのは、ファミリー風呂、というよりすべり台つきの浴槽がありまして、そこはお子様が占拠しておられまして、ついでに申しますとあたしもそこだけは入る気がさらさらなかったので、1種類だけは制覇いたしませんでしたw
乳白色のお湯の中で手足を思い切り伸ばすと、温泉に来たなあ…という実感が沸々とわいてくる。
何物にも代え難い、日本人特有の感情ではなかろうか。
今日は登別温泉バスターミナル9時30分発の室蘭港行き道南バスで出発することが確定しているので、逆算するかのように7時30分前あたりに、朝食会場であるブッフェレストランへ出向くと…。
そこは朝食会場という名の戦場でした(・・;)
そこに日本人宿泊客の姿はところどころにしか見えず、ブッフェ台に群がり、テーブルを占拠しているグループ客のほとんどは外国人観光客、いや中国人観光客ばかりである。
それにしても、ブッフェレストランの姿それ自体は壮観ですらある。
シーズンオフのド平日だというのに、朝早くからレストランのテーブルはほぼ満席、ブッフェ台には人垣が二重三重というのだから、ここはどこのテーマパーク至近のリゾートホテルレストランかと見まがうほど。
当ブログ開設当初は、僕もその手の仕事に携わってはいたけれど、修学旅行でもあそこまでの人垣は記憶にない。
フロアがまた広いものだから、戦場の観をより濃くしている。とにかく半端ない人出なのだ。
そして興味深いことに、この人出は、時計が8時を回る目前にどーっと波が引いていくのである。
テーブルには荷物を積み上げて朝食をとる客も大勢見受けられることから、おそらくは8時前までに朝食を取り、8時15分、遅くても30分には観光バスが出発するというスケジュールなのであろう。
ただでさえ北海道は想像以上に広い雄大な土地。加えて今の季節は日没も早く、日中の走行時間は限られてくるから、旅程をこなすだけで必死だろう。
まあ、旅程の窮屈さだけを見れば我々日本人とて同じ穴のムジナである。
日本人向け国内ツアーを見てみれば、旅程のきつさはわかろうというもの。
例えばの話、「パワースポット出雲大社の旅」と銘打ちながら、降りる空港が出雲空港でも、帰りの飛行機は丸1日走って伊丹から…というツアーなど、そこかしこに存在するのだ。
こちらは今日はのんびり、車両が目的の1日でもあるから、出発は8時45分ほどでもよかんべと、団体客を尻目にゆっくりたらふく朝食を詰め込む←貧乏人丸出し(´・ω・`)
ホテルまほろばを8時50分ごろチェックアウト。
バスは9時30分発だが、その前に温泉街にある郵便局によっておきたい。
嫁さんは職場へ書類を書留発送、僕はせっかくだからこれを機に旅行貯金を再開してみたい。
登別温泉郵便局で、2011年3月以来、実に3年半ぶりに縦型の貯金通帳を開き、通算884局目の貯金を申し込んだら、さすがに縦型は古いらしく、余白もなくなってきたので問答無用で通帳を改められる。
ああ、とうとう通帳が横型になっちまっただよ(´・ω・`)
郵便貯金をしておれば、いつかはこんな日が来るのは当たり前の話なんですが。
さて、登別温泉バスターミナルであります。
待合室の中は、前夜の温泉街そぞろ歩きの途中で立ち寄ったので割愛。時刻表などもぶんどっておいたので、資料として活用しようか。
バスは5分前にはホームにすえつけられ、車内はさらりと埋まるくらいにはお客さんが乗る。
ところで、バスターミナルからはけたたましく、
「登別駅方面へおいでのお客様、この時間帯は乗車券の事前購入にご協力いただいております。キップ売り場で乗車券をお求めの上ご乗車ください」
というアナウンスが流れる。
そんなもん今来てすっとバスに乗ったんだから聞いちゃいねえ。
というわけで、発車までまだ間があるので窓口へ乗車券を買いに小走り。
たしかに乗客が集中する時間は、登別駅での大量下車が予想できるだけに、運賃の支払いは迅速であったほうがいいに違いなく、あらかじめ知っていれば合理的な方法ではある。
いちいち登別駅まで360円、両替して一人ずつ、二人で720円でもまた両替…というよりは、運賃箱に乗車券を投入すればいいだけなのだから、バスの定時運行にも役立つ。
バスは途中でも客を拾い、登別駅に着く頃には立ち客も出る盛況。
登別駅には9時45分頃に到着。
上り列車は9時52分発函館行き「北斗6号」が接続する。
駅の窓口にはたちまち6、7人の列ができ、その列の後方に北斗6号の乗客がいた関係で、発車が少々遅れる。
北海道の特急がしばしば数分の遅れでやってくるのは、こうした影響も少なからずあるのかなと。その列車を逃せば2~3時間待ちなどざらにあるのだから。
そのうち、これまた数分の遅れで札幌行き「北斗星」が、機関車のうなりも高らかに滑り込んできたが、降りてくる客は居なかった。
改札口の液晶パネル式発車案内では、この「北斗星」は全く無視されており、ここから乗れない列車は発車案内から除外して案内している模様。
厳密に言えば、登別から札幌まで、特急料金と寝台料金を払えば規則上は「乗れないことはない」けれど、寝台の利用は1席1人が大原則で、或いはJR北海道が、「北斗星」の北海道内相互乗車を禁じて売り止めしているのかもしれない。
「北斗星」も、伊達紋別あたりから札幌まで、「ヒルネ」と呼ばれる立席特急券で利用できたのも今は昔。
「ヒルネ」の制度が残っていれば、鈍行や「北斗」より、客車列車の「北斗星」を選んだのはいうまでもないw
ただし、寝台の座席利用なので、座る場所は前夜あかの他人の寝床、加えて一晩過ごしたよどんだ空気が車内に残っており、そこまでして客車列車の旅を好むかどうかは人それぞれ。
登別は室蘭の隣町。
経済圏に入っているようで、室蘭発の登別止まりの列車が10時01分に少し遅れて到着。慌しく10時10分に東室蘭行きとして折り返していった。
僕たちの目指す、10時16分発苫小牧行き普通列車はその後に、これまた少し遅れて入ってきた。
(※以下続きます。)
さて皆様、今日は日付も改まり11月の11日。ピンピンピンピンの日、どが3つくらいつきそうなどピーカンであります。
晩はようやく揺れない環境下で布団に入りリラックス。
これだけ時間にも仕事にも追われない時を経ていると、自然と身体もリラックスするようで、目覚ましをかけるまでもなく身体は6時前に目覚め、しかもこれが目覚めがよい。
2度寝をむさぼるような身体の悲鳴は一切聞こえてこない。
温泉宿でこの時間に目覚めたならば、そらもう自然と朝風呂を所望。
ここは大浴場は夜中3時あたりを機に男女の浴室が入れ替わるので、夕方とはまた違う湯舟を楽しむことができる。
そこが都合30数種類もある内風呂の全てを楽しむことができるという秘密のゆえんである。
夕方の男子浴場は地下1階だったため露天風呂がなかったが、朝方は女性と入れ替わり地下2階の大浴場に入れるので、こちらは内風呂だけではなく正真正銘の露天風呂が待っている。
さっそく朝日を浴びながら、乳白色の露天風呂で手足を伸ばす。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
これがやりたいために、ここ登別まで来たんだよなあ…。
都合31種類あるという内風呂のうち、実に30種類を制覇して万々歳。
残り1種類というのは、ファミリー風呂、というよりすべり台つきの浴槽がありまして、そこはお子様が占拠しておられまして、ついでに申しますとあたしもそこだけは入る気がさらさらなかったので、1種類だけは制覇いたしませんでしたw
乳白色のお湯の中で手足を思い切り伸ばすと、温泉に来たなあ…という実感が沸々とわいてくる。
何物にも代え難い、日本人特有の感情ではなかろうか。
今日は登別温泉バスターミナル9時30分発の室蘭港行き道南バスで出発することが確定しているので、逆算するかのように7時30分前あたりに、朝食会場であるブッフェレストランへ出向くと…。
そこは朝食会場という名の戦場でした(・・;)
そこに日本人宿泊客の姿はところどころにしか見えず、ブッフェ台に群がり、テーブルを占拠しているグループ客のほとんどは外国人観光客、いや中国人観光客ばかりである。
それにしても、ブッフェレストランの姿それ自体は壮観ですらある。
シーズンオフのド平日だというのに、朝早くからレストランのテーブルはほぼ満席、ブッフェ台には人垣が二重三重というのだから、ここはどこのテーマパーク至近のリゾートホテルレストランかと見まがうほど。
当ブログ開設当初は、僕もその手の仕事に携わってはいたけれど、修学旅行でもあそこまでの人垣は記憶にない。
フロアがまた広いものだから、戦場の観をより濃くしている。とにかく半端ない人出なのだ。
そして興味深いことに、この人出は、時計が8時を回る目前にどーっと波が引いていくのである。
テーブルには荷物を積み上げて朝食をとる客も大勢見受けられることから、おそらくは8時前までに朝食を取り、8時15分、遅くても30分には観光バスが出発するというスケジュールなのであろう。
ただでさえ北海道は想像以上に広い雄大な土地。加えて今の季節は日没も早く、日中の走行時間は限られてくるから、旅程をこなすだけで必死だろう。
まあ、旅程の窮屈さだけを見れば我々日本人とて同じ穴のムジナである。
日本人向け国内ツアーを見てみれば、旅程のきつさはわかろうというもの。
例えばの話、「パワースポット出雲大社の旅」と銘打ちながら、降りる空港が出雲空港でも、帰りの飛行機は丸1日走って伊丹から…というツアーなど、そこかしこに存在するのだ。
こちらは今日はのんびり、車両が目的の1日でもあるから、出発は8時45分ほどでもよかんべと、団体客を尻目にゆっくりたらふく朝食を詰め込む←貧乏人丸出し(´・ω・`)
ホテルまほろばを8時50分ごろチェックアウト。
バスは9時30分発だが、その前に温泉街にある郵便局によっておきたい。
嫁さんは職場へ書類を書留発送、僕はせっかくだからこれを機に旅行貯金を再開してみたい。
登別温泉郵便局で、2011年3月以来、実に3年半ぶりに縦型の貯金通帳を開き、通算884局目の貯金を申し込んだら、さすがに縦型は古いらしく、余白もなくなってきたので問答無用で通帳を改められる。
ああ、とうとう通帳が横型になっちまっただよ(´・ω・`)
郵便貯金をしておれば、いつかはこんな日が来るのは当たり前の話なんですが。
さて、登別温泉バスターミナルであります。
待合室の中は、前夜の温泉街そぞろ歩きの途中で立ち寄ったので割愛。時刻表などもぶんどっておいたので、資料として活用しようか。
バスは5分前にはホームにすえつけられ、車内はさらりと埋まるくらいにはお客さんが乗る。
ところで、バスターミナルからはけたたましく、
「登別駅方面へおいでのお客様、この時間帯は乗車券の事前購入にご協力いただいております。キップ売り場で乗車券をお求めの上ご乗車ください」
というアナウンスが流れる。
そんなもん今来てすっとバスに乗ったんだから聞いちゃいねえ。
というわけで、発車までまだ間があるので窓口へ乗車券を買いに小走り。
たしかに乗客が集中する時間は、登別駅での大量下車が予想できるだけに、運賃の支払いは迅速であったほうがいいに違いなく、あらかじめ知っていれば合理的な方法ではある。
いちいち登別駅まで360円、両替して一人ずつ、二人で720円でもまた両替…というよりは、運賃箱に乗車券を投入すればいいだけなのだから、バスの定時運行にも役立つ。
バスは途中でも客を拾い、登別駅に着く頃には立ち客も出る盛況。
登別駅には9時45分頃に到着。
上り列車は9時52分発函館行き「北斗6号」が接続する。
駅の窓口にはたちまち6、7人の列ができ、その列の後方に北斗6号の乗客がいた関係で、発車が少々遅れる。
北海道の特急がしばしば数分の遅れでやってくるのは、こうした影響も少なからずあるのかなと。その列車を逃せば2~3時間待ちなどざらにあるのだから。
そのうち、これまた数分の遅れで札幌行き「北斗星」が、機関車のうなりも高らかに滑り込んできたが、降りてくる客は居なかった。
改札口の液晶パネル式発車案内では、この「北斗星」は全く無視されており、ここから乗れない列車は発車案内から除外して案内している模様。
厳密に言えば、登別から札幌まで、特急料金と寝台料金を払えば規則上は「乗れないことはない」けれど、寝台の利用は1席1人が大原則で、或いはJR北海道が、「北斗星」の北海道内相互乗車を禁じて売り止めしているのかもしれない。
「北斗星」も、伊達紋別あたりから札幌まで、「ヒルネ」と呼ばれる立席特急券で利用できたのも今は昔。
「ヒルネ」の制度が残っていれば、鈍行や「北斗」より、客車列車の「北斗星」を選んだのはいうまでもないw
ただし、寝台の座席利用なので、座る場所は前夜あかの他人の寝床、加えて一晩過ごしたよどんだ空気が車内に残っており、そこまでして客車列車の旅を好むかどうかは人それぞれ。
登別は室蘭の隣町。
経済圏に入っているようで、室蘭発の登別止まりの列車が10時01分に少し遅れて到着。慌しく10時10分に東室蘭行きとして折り返していった。
僕たちの目指す、10時16分発苫小牧行き普通列車はその後に、これまた少し遅れて入ってきた。
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