わたくし「のブログ」ごとではありますが

えー、私事では御座いますが、少々おつきあいの程をお願い申し上げます。
毎度毎度の皆様のご愛顧ご愛読、誠にありがとうございます。

御陰様をもちまして、本日１０月１３日をもちまして、当ブログは開設満２年を迎えるに至りましたことを、皆様にご報告申し上げます。

丸２年の間に皆様を撃ち抜いたエントリは、総勢１３９４エントリ。ざっと１日休み無くエントリをアップし続けたとしても、１日に必ず１エントリ以上をアップしている計算になるわけで、我ながらよくもまあ飽きもせず続いたなと。
これもひとえに、俺様の才能の賜物であります読者の皆様方が、こんなくだらないブログにおつきあいして頂いている結果で御座います。皆様方には改めまして厚く御礼を申し上げます。

思えば２年前の今日、「小馬太郎兵衛＠タコのイカ踊りぃっ！！」は、ひっそりと産声を上げました。アットマークの前後を逆にした方が良かったんでないのとか、そういう無粋なツッコミを入れて貰うと、泣きますよ。
当時のエントリを振り返って頂ければお分かりかと思われますが、当時の方針は、「一人でも多くの人たちに読んでもらえたらいいなあ」などという願望はもちろんありましたが、初っぱなにてめえの変装前の顔写真を晒していることからもお分かりの通り、大人数に公開する前提で書いたものではありませんでした。当時は「いくらなんでも、いきなり大人数に読まれるなんてことはありえないでしょ」と安心しきっていたのです。それはまあ、その通りではありますが、まさか本当に着実に読者様が増えていくとは、これっぽっちしか考えてませんでした。
以前にも何度か書きましたが、このブログは、立ち上げた当初、現在のようなマリーンズブログになるということは、若干ながら予想はしていましたが、「あくまで当ブログのコンテンツの中では」圧倒的な１番人気になるとは、全く想定もしていませんでした。
ブログを立ち上げた２００４年１０月１３日。マリーンズのシーズンは９月下旬で終わってしまい、西武と中日の日本シリーズのことを書いたところで、マリーンズじゃないのだからさしたる興味はなかったし、合併騒動の余波でマリーンズに関するニュースもほとんどない頃でしたから。
そもそも、ブログを立ち上げた真の目的は、これも何度か書いてはいますが、当時心身共に極限まで参っていた自分のはけ口を求めたことに他なりません。医者に正式に病気と告げられても、仲間内の掲示板で思いの丈をぶちまけるわけにもいかないし、そもそも俺の極限状態の話など、俺に興味を持ってくれる人だけが気にしてもらえればそれでよかったのですから、仲間内の掲示板に書くことも出来ないし、知った人にいちいちメールで状態を伝えるのも億劫。
そこで出会ったのが、当時流行の兆しを見せていた「ブログ」というツール。
これだと。
これなら特別なHTMLの知識もいらず、ただ文章を打ってアップすればいいのだから、こんなに便利なものはないと。
さっそくgoo IDを取って、ブログを立ち上げたのでありました。

野球ブログなんて、おいらはそもそも野球部出身でもなければ経験者でもないから、技術論なんてからっきしわからないので、あの当時、まさか野球ブログになっていくとはこれっぽっちも思っていなかったのは事実です。
そんなことより、世の中の時事ネタや、得意分野である鉄ネタや競馬ネタで攻めていった方がいいんじゃないの…？　要は、最初のブログ像の目標は雑談系ブログでした。言ってしまえば「なんでもあり」なブログを目指している姿勢は、実は当時から今でも変わることはありませんし、変えるつもりはこれっぽっちもありません。
自分の体調のことを赤裸々に綴るのも、時事ネタをぶった切るのも、マリーンズをぶった切ってみるのも、全ては「小馬太郎兵衛」という人間を投影する鏡の役割を目指したから…なのかもしれません。

あれから２年。
ブログを立ち上げた頃からは、おいらの身辺状況は一変しました。
ブログを書く姿勢も、ある意味変わりました。
マリーンズのエントリを書き続ける以上、野球の知識がないと、語るものも語れんわなあ…というわけで、付け焼き刃で野球の勉強もしてみたり、相撲を語ることになる日が来るとは、ブログを立ち上げた当初はこれっぽっちも思いませんでした。これも語るためには日々勉強ですわ。デーモン木暮閣下がうらやましい。
決して運営が順風満帆というわけでもありませんでした。
ブログが原因で、恋愛が崩れたこともありました。
他人様のケンカを、読者が望まない状況で買って出たこともありました。
ブログの運営方針を巡って、知人とチャットと電話で丸一晩ケンカに近い激論を交わしたこともありました。
それらの出来事があって、２周年を迎えられたことに、改めて喜びを感じている次第で御座います。

私は他の有名ブロガーさんのように、軽妙でコミカルな文章を書けるわけでも、この場から流行を発信するわけでもありません。ギャグはベタだし、軽妙でもコミカルでもなんでもないし、万人受けするよりは、どちらかといえば、「分かる人には分かる」というか、ごく一部の、琴線が触れる方々を相手に、いわばマニアックな世界を展開しています。
けれどその実、俺の目の前で「（ある超有名ブロガーさんの）あのブログは面白いよね」とか言われると、内心面白くなかったり(ぉ　追いつき追い越すなんていうことはどだい無理だし、別にネット界で高名になりたいつもりなんてこれっぽっちも持ち合わせていないから、世界が違うといえばそれまでなんですが、それでも、もっと「面白い」エントリを書いてやろうという向上心は、これっぽっちも捨てているわけではありません。まあ、それができてりゃもっと多くの人に読まれるわけだし
まあ、読まれて「面白い」と受け入れられてなんぼですから。

これからもより一層、皆様にご愛読されるブログを目指して運営して参ります。
より一層のお引き立ての程をお願い致しまして、ご挨拶に代えさせて頂きます。
ありがとうございました。
これからもどうか一つ、「またバカなことを書いてやがる」といったスタンスでお楽しみ下さいますことをお願い申し上げ、結びとさせて頂きます。

　　
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