さて、9月6日3時39分、新潟行き「ムーンライトえちご」は、定刻に長岡駅に到着したところから話は再開します。
9月に差し掛かる時期なので、あまり冷房をガンガンかけられても困る季節と言えば季節なのだが、空調が効いているのかいないのか、車内はかなり蒸し暑く、減光されないということもありなかなか寝付けず、ほんの10分くらい寝落ちした状態で長岡着。
ここの信越、上越線上り方面ホームには、未だに洗面所が現役で稼働していたので、ひとまず眠気覚ましに一発冷たい水で洗顔を所望する。手洗い所はトイレにもあるが、トイレで洗面するのはさすがにぞっとしない。元々こうした洗面設備は、国鉄末期からJR転換後の施設改良によって、全国的に撤去されていく傾向にあり、未だに現役で顔が洗えるのは嬉しい。
…で、16分停車なので、一発顔を洗ったところで列車内に戻ると、なんだか車両の様子がへんです・・・。←ダビスタ風
写真は3号車と4号車を写しているのだが、右側の3号車は明かりがついていて、左側の4号車の明かりが消えているのが、この写真からお分かりいただけるだろうか。
6両編成の後ろ半分、4号車から6号車が、到着と同時にダウンしたらしく、照明が落ちてしまって、空調も効かないことに。
せっかく照明が消えても、効いているかどうかすら怪しい空調まで落ちたとなると少々面倒。
乗っていた5号車の車内は、こんな感じ。
車掌の説明では、指令の判断次第だが、空調は落ちても運転は出来る状態にあるので、場合によってはこのまま新潟まで運転する可能性もあるとのこと。
さ~て、どうするかね。
おいらの当初の腹づもりだと、定刻の4時51分に新潟に着いたあと、5時発の越後線吉田行き120Mに回り、吉田で同じく柏崎行き122Mに乗り継いで柏崎7時08分着。柏崎7時25分発の直江津行き1324Mに乗れば、直江津で8時13分発北陸本線富山行き538Mに乗り継げる算段。
元々この行程は、朝イチの越後線吉田行きに乗ると、115系でも古い車両を改造した、弥彦線用のワンマン車両が充当されるという側面もさることながら、長岡からの信越線直江津方面行きの始発が、6時42分発の1324Mまでなく、新潟まで行って越後線で柏崎へ出ても、新潟で信越線をそのまま普通列車で折り返しても、長岡で乗り継げるのは同じ1324Mという結果になり、なにも無理をして新潟まで出る必要は更々無いのだ。
ましてや、おいらが5時発の越後線を狙い撃ちしたのは、古い車両に乗れるからであって、今から出かけても、まず長岡を定刻に出られるかどうかすら怪しい状況では、新潟へ行くのも意味が無いように思える。
…と書き連ねているうちに、長岡発車時刻の3時55分はおろか、とうに4時を回っている。
青春18きっぷで北海道方面へ出かける人だろうか、この先の接続を車掌にしつこく聞いているのは、やはり年配者が多い。
18きっぷも全国各地の普通列車が、無事定刻通りに運行してくれれば便利なことこの上ないが、一度予定がガタガタになると、予定を取り戻すためにはある程度のリスクを背負わなければならなくなる。
それに、青春18きっぷの発売当初(発売時は「青春18のびのびきっぷ」)に比べて、現在の普通列車の居住性は、空調完備以外は大幅に低下しており、とても「のんびり」できるような状況では無いだけに…。
車内では、485系電車の取り扱いマニュアルを持った運転士が右往左往しながら、車両の電源が落ちた車両のスイッチを、一つ一つ確認していく。
発車時刻から30分ばかり経った頃だろうか。
ヒュワ~ン…グォ~ン…
落ちていた電気系統が、音を立てて復活。車内の照明も空調も同時に復活。
ただ、この時点で定刻の30分遅れではどうしようもないので、席から荷物を出し、長岡下車決定。
電気系統が復活すれば動けるはず。およそ30分遅れで車掌がドアを扱い、いざ発車…と思ったら…。
バキッ!
ドガッ!
ガスッ!
床下から盛大に高速遮断機の音が響き、ノッチが入らず発車できず、またもや立ち往生。
この処理に更に時間がかかり、結局発車したのは、56分ほど遅れた4時51分頃。
こちらはえちごを見送って、しばし改札内の待合室で休憩。
なにかえちごに事があった時のために、事前に調べておいたのだが、新潟第二の都市とも言える長岡ともあろう都市が、なんとまあ駅前に24時間営業のネットカフェの一つすらないのだそうで、あわよくばネットカフェに転がり込んで、6時半前まで仮眠をむさぼろうかと思っていたのに、そんな施設の一つもないということなので、24時間開放されている待合室で時を過ごすことに。深夜も改札はフリーパスなので、夜遅く長岡駅について、明朝の普通列車を待つ…という使い方も可能。
といっても、寝っ転がれるようなスペースはなさそうで、眠気覚ましと言ってはなんだが、少々駅の外でも歩いてみようか。
長岡駅大手口のバスターミナルに、横になるにはちょうど良いサイズのベンチが並んでいて、ついつい横になっちゃうww
いかんいかん、ホームレスと変わらんぞ。でも横になった方が断然寝られるzzz
そんなんで、盗られるれるれ。
駅前のアーケードの一角に、古風な「駅前旅館」そのものの風情の建物が。
アーケードとの対比がまたミスマッチっちゅうかなんちゅうか。
そういえば、この言葉ってマリーンズの投手の誰の言葉だっけ?唐川だっけか?
朝日が射して、今日の一日が明けようとしているが、今のところ、駅前の建物で動いている、或いは前夜から活動しているようなところは、チェーン店の居酒屋ぐらいしかない。
「ながおか市政便り」の広告。
こーゆーセンスはいいですね。お役所を感じさせず。
俺のブログも、出来れば同じ事を言われてみたいww
そうこうするうち、駅も次第に朝の装いを整える。
5時43分発の、上越線越後中里行き1722Mをなんとなく狙ってみた。
長岡駅も6時を過ぎると朝の装いになり、自動改札にはまだ電源は投入されていないものの、だんだんと人の動きが多くなり、待合室内のテレビも電源が投入され、NHKの朝のニュースを放映している。どうでもいいけど、首都圏各線の交通情報を新潟で流しても、あんまし意味が無いんでないかい?
ところで、ニュースが気になる情報を伝えている。
というのは、九州地方に接近している台風9号が、当初はそのまま九州西岸沿いから朝鮮半島方面へ抜ける予報が、先週半ばの予報円とは大きく外れ、九州西岸沿いから、日本海方面へ、まるで山陰地方の地形にツケマイをカマすがごとく大きく東寄りに進路を変え、予報円では、明後日8日には北陸地方を直撃しそうな気配さえ漂ってきた。
元々の旅の予定は、今日は金沢で一泊、翌日はゆっくり大阪に移動してマリーンズ戦を観戦、翌々日にゆっくり帰ってくるつもりだったけれど、台風が北陸地方直撃となると、秋雨前線も刺激されて大雨になるだろうし、そうなれば陸路は間違いなく影響が出るだろうし、おそらく新幹線や高速道路にも影響が出るだろう。
…どうするよ?
こんな時でもないと大阪には行けないから、無理にでも行くか?
ただ、下手にギャンブルに出てどこかでもう1泊を余儀なくされてもつまらないし、早々と旅程を一日切り詰めることを考えなきゃいかんなあ…。
そんなわけで、ようやく6時30分になったので、6時42分発の直江津行きを迎えに行こう。
やっぱり18きっぷの旅には、国鉄形車両がよく似合う。
列車は長岡を定刻で発車したが、次の宮内で早くも大休止。
これは長岡発車前から分かっていたことなのだが、定刻なら長岡5時29分発の、札幌発大阪行き「トワイライトエクスプレス」が、どこかでトラブルがあったのか、1時間以上遅れていて、駅の電光掲示板でも、直江津行き普通のあと走りになるような掲示がなされていたので、どこかでトワイライトエクスプレスをやり過ごすことになるのだが、選ばれたのがここ宮内。朝で長岡駅のホームが埋まる事情もあり、長岡でやり過ごす訳にはいかなかったのだろう。
…そこで待たされること、約15分(泣)。
まあ、蹴躓いたらなかなか止まらないこと。
15分遅れとなると、直江津での北陸本線方面への接続も分からなくなって来た。この乗り継ぎのパターンは、9年前の2001年9月にも使ったことがあり、両列車の時間もそれほど変わらないから、9年前と接続のパターンが変わっていなければ、両列車は同じホームでの乗り換えになるし、北陸線方面は一つ列車を遅らせると、次は9時46分の富山行きまでないから、まあ接続はするでしょ。
鯨波付近の日本海。
冬の荒波を肴に一杯やりたいけど、朝だから我慢。
青海川は、新潟県中越地震で甚大な被害が出た場所。写真以外のそこかしこに、地震による土砂流入の爪痕が残っている。
ほんの少しだけ気を揉んだ接続も、北陸本線富山行き、信越線8時10分発長野行きもちゃんと取られることになり一安心。
宮内で刻んだ15分遅れは、JR東日本の超安全運転の前にそれほど取り戻されることはなく、10分遅れの8時18分頃に直江津着。
トイメンに停車していた419系に吸い込まれると、定刻より5分ほど遅れてすぐ発車。写真を撮っているヒマもないじゃないか。
鉄ヲタには、419系と聞かせれば即座に(*´Д`)ハァハァできるしろものだが、いかんせん寝台特急電車の改造車なので、座席数は少ないし出入り口も狭いので、タマに乗るには(*´Д`)ハァハァ出来るけれど、日常使う乗客には、なかなか使いづらいことこの上ないだろうねえ…。
なにせ種車はこちらだし。
(2008年8月、郡山で撮影)
車内はこんな感じで、「元特急車の座席」と考えれば申し分はないけれど…。
(2006年1月、多分今庄あたりで撮影w)
この区間はトンネルが多く、この列車が5分ほど遅れていることも相まって、トンネル内も容赦なく飛ばしてくれるものだから、耳がツンツンしてかなわんorz
疲れていなければまた別だったんだろうけどさあ…。
泊で平野部分に出ると、徐々にローカルのお客さんも増え、立ち客が出た状態で、富山には定刻の10時46分着。
そんなわけで、ようやく419系のお顔を拝見できます。
入口もこれだけ狭いので、いくら地方都市とはいえ、乗降には時間がかかる仕様なのが玉に瑕で、北陸新幹線開業後の去就が注目されている。
写真を少々撮っていたら、「新たな北陸カラー」に名を借りた、あからさまな塗装費用節約によって単色塗装になった475系が入線。
決してウソ電の世界ではない。
そんなわけで富山到着。
さて、どうしましょうかね?
(以下続く)
9月に差し掛かる時期なので、あまり冷房をガンガンかけられても困る季節と言えば季節なのだが、空調が効いているのかいないのか、車内はかなり蒸し暑く、減光されないということもありなかなか寝付けず、ほんの10分くらい寝落ちした状態で長岡着。
ここの信越、上越線上り方面ホームには、未だに洗面所が現役で稼働していたので、ひとまず眠気覚ましに一発冷たい水で洗顔を所望する。手洗い所はトイレにもあるが、トイレで洗面するのはさすがにぞっとしない。元々こうした洗面設備は、国鉄末期からJR転換後の施設改良によって、全国的に撤去されていく傾向にあり、未だに現役で顔が洗えるのは嬉しい。
…で、16分停車なので、一発顔を洗ったところで列車内に戻ると、なんだか車両の様子がへんです・・・。←ダビスタ風
写真は3号車と4号車を写しているのだが、右側の3号車は明かりがついていて、左側の4号車の明かりが消えているのが、この写真からお分かりいただけるだろうか。
6両編成の後ろ半分、4号車から6号車が、到着と同時にダウンしたらしく、照明が落ちてしまって、空調も効かないことに。
せっかく照明が消えても、効いているかどうかすら怪しい空調まで落ちたとなると少々面倒。
乗っていた5号車の車内は、こんな感じ。
車掌の説明では、指令の判断次第だが、空調は落ちても運転は出来る状態にあるので、場合によってはこのまま新潟まで運転する可能性もあるとのこと。
さ~て、どうするかね。
おいらの当初の腹づもりだと、定刻の4時51分に新潟に着いたあと、5時発の越後線吉田行き120Mに回り、吉田で同じく柏崎行き122Mに乗り継いで柏崎7時08分着。柏崎7時25分発の直江津行き1324Mに乗れば、直江津で8時13分発北陸本線富山行き538Mに乗り継げる算段。
元々この行程は、朝イチの越後線吉田行きに乗ると、115系でも古い車両を改造した、弥彦線用のワンマン車両が充当されるという側面もさることながら、長岡からの信越線直江津方面行きの始発が、6時42分発の1324Mまでなく、新潟まで行って越後線で柏崎へ出ても、新潟で信越線をそのまま普通列車で折り返しても、長岡で乗り継げるのは同じ1324Mという結果になり、なにも無理をして新潟まで出る必要は更々無いのだ。
ましてや、おいらが5時発の越後線を狙い撃ちしたのは、古い車両に乗れるからであって、今から出かけても、まず長岡を定刻に出られるかどうかすら怪しい状況では、新潟へ行くのも意味が無いように思える。
…と書き連ねているうちに、長岡発車時刻の3時55分はおろか、とうに4時を回っている。
青春18きっぷで北海道方面へ出かける人だろうか、この先の接続を車掌にしつこく聞いているのは、やはり年配者が多い。
18きっぷも全国各地の普通列車が、無事定刻通りに運行してくれれば便利なことこの上ないが、一度予定がガタガタになると、予定を取り戻すためにはある程度のリスクを背負わなければならなくなる。
それに、青春18きっぷの発売当初(発売時は「青春18のびのびきっぷ」)に比べて、現在の普通列車の居住性は、空調完備以外は大幅に低下しており、とても「のんびり」できるような状況では無いだけに…。
車内では、485系電車の取り扱いマニュアルを持った運転士が右往左往しながら、車両の電源が落ちた車両のスイッチを、一つ一つ確認していく。
発車時刻から30分ばかり経った頃だろうか。
ヒュワ~ン…グォ~ン…
落ちていた電気系統が、音を立てて復活。車内の照明も空調も同時に復活。
ただ、この時点で定刻の30分遅れではどうしようもないので、席から荷物を出し、長岡下車決定。
電気系統が復活すれば動けるはず。およそ30分遅れで車掌がドアを扱い、いざ発車…と思ったら…。
バキッ!
ドガッ!
ガスッ!
床下から盛大に高速遮断機の音が響き、ノッチが入らず発車できず、またもや立ち往生。
この処理に更に時間がかかり、結局発車したのは、56分ほど遅れた4時51分頃。
こちらはえちごを見送って、しばし改札内の待合室で休憩。
なにかえちごに事があった時のために、事前に調べておいたのだが、新潟第二の都市とも言える長岡ともあろう都市が、なんとまあ駅前に24時間営業のネットカフェの一つすらないのだそうで、あわよくばネットカフェに転がり込んで、6時半前まで仮眠をむさぼろうかと思っていたのに、そんな施設の一つもないということなので、24時間開放されている待合室で時を過ごすことに。深夜も改札はフリーパスなので、夜遅く長岡駅について、明朝の普通列車を待つ…という使い方も可能。
といっても、寝っ転がれるようなスペースはなさそうで、眠気覚ましと言ってはなんだが、少々駅の外でも歩いてみようか。
長岡駅大手口のバスターミナルに、横になるにはちょうど良いサイズのベンチが並んでいて、ついつい横になっちゃうww
いかんいかん、ホームレスと変わらんぞ。でも横になった方が断然寝られるzzz
そんなんで、盗られるれるれ。
駅前のアーケードの一角に、古風な「駅前旅館」そのものの風情の建物が。
アーケードとの対比がまたミスマッチっちゅうかなんちゅうか。
そういえば、この言葉ってマリーンズの投手の誰の言葉だっけ?唐川だっけか?
朝日が射して、今日の一日が明けようとしているが、今のところ、駅前の建物で動いている、或いは前夜から活動しているようなところは、チェーン店の居酒屋ぐらいしかない。
「ながおか市政便り」の広告。
こーゆーセンスはいいですね。お役所を感じさせず。
俺のブログも、出来れば同じ事を言われてみたいww
そうこうするうち、駅も次第に朝の装いを整える。
5時43分発の、上越線越後中里行き1722Mをなんとなく狙ってみた。
長岡駅も6時を過ぎると朝の装いになり、自動改札にはまだ電源は投入されていないものの、だんだんと人の動きが多くなり、待合室内のテレビも電源が投入され、NHKの朝のニュースを放映している。どうでもいいけど、首都圏各線の交通情報を新潟で流しても、あんまし意味が無いんでないかい?
ところで、ニュースが気になる情報を伝えている。
というのは、九州地方に接近している台風9号が、当初はそのまま九州西岸沿いから朝鮮半島方面へ抜ける予報が、先週半ばの予報円とは大きく外れ、九州西岸沿いから、日本海方面へ、まるで山陰地方の地形にツケマイをカマすがごとく大きく東寄りに進路を変え、予報円では、明後日8日には北陸地方を直撃しそうな気配さえ漂ってきた。
元々の旅の予定は、今日は金沢で一泊、翌日はゆっくり大阪に移動してマリーンズ戦を観戦、翌々日にゆっくり帰ってくるつもりだったけれど、台風が北陸地方直撃となると、秋雨前線も刺激されて大雨になるだろうし、そうなれば陸路は間違いなく影響が出るだろうし、おそらく新幹線や高速道路にも影響が出るだろう。
…どうするよ?
こんな時でもないと大阪には行けないから、無理にでも行くか?
ただ、下手にギャンブルに出てどこかでもう1泊を余儀なくされてもつまらないし、早々と旅程を一日切り詰めることを考えなきゃいかんなあ…。
そんなわけで、ようやく6時30分になったので、6時42分発の直江津行きを迎えに行こう。
やっぱり18きっぷの旅には、国鉄形車両がよく似合う。
列車は長岡を定刻で発車したが、次の宮内で早くも大休止。
これは長岡発車前から分かっていたことなのだが、定刻なら長岡5時29分発の、札幌発大阪行き「トワイライトエクスプレス」が、どこかでトラブルがあったのか、1時間以上遅れていて、駅の電光掲示板でも、直江津行き普通のあと走りになるような掲示がなされていたので、どこかでトワイライトエクスプレスをやり過ごすことになるのだが、選ばれたのがここ宮内。朝で長岡駅のホームが埋まる事情もあり、長岡でやり過ごす訳にはいかなかったのだろう。
…そこで待たされること、約15分(泣)。
まあ、蹴躓いたらなかなか止まらないこと。
15分遅れとなると、直江津での北陸本線方面への接続も分からなくなって来た。この乗り継ぎのパターンは、9年前の2001年9月にも使ったことがあり、両列車の時間もそれほど変わらないから、9年前と接続のパターンが変わっていなければ、両列車は同じホームでの乗り換えになるし、北陸線方面は一つ列車を遅らせると、次は9時46分の富山行きまでないから、まあ接続はするでしょ。
鯨波付近の日本海。
冬の荒波を肴に一杯やりたいけど、朝だから我慢。
青海川は、新潟県中越地震で甚大な被害が出た場所。写真以外のそこかしこに、地震による土砂流入の爪痕が残っている。
ほんの少しだけ気を揉んだ接続も、北陸本線富山行き、信越線8時10分発長野行きもちゃんと取られることになり一安心。
宮内で刻んだ15分遅れは、JR東日本の超安全運転の前にそれほど取り戻されることはなく、10分遅れの8時18分頃に直江津着。
トイメンに停車していた419系に吸い込まれると、定刻より5分ほど遅れてすぐ発車。写真を撮っているヒマもないじゃないか。
鉄ヲタには、419系と聞かせれば即座に(*´Д`)ハァハァできるしろものだが、いかんせん寝台特急電車の改造車なので、座席数は少ないし出入り口も狭いので、タマに乗るには(*´Д`)ハァハァ出来るけれど、日常使う乗客には、なかなか使いづらいことこの上ないだろうねえ…。
なにせ種車はこちらだし。
(2008年8月、郡山で撮影)
車内はこんな感じで、「元特急車の座席」と考えれば申し分はないけれど…。
(2006年1月、多分今庄あたりで撮影w)
この区間はトンネルが多く、この列車が5分ほど遅れていることも相まって、トンネル内も容赦なく飛ばしてくれるものだから、耳がツンツンしてかなわんorz
疲れていなければまた別だったんだろうけどさあ…。
泊で平野部分に出ると、徐々にローカルのお客さんも増え、立ち客が出た状態で、富山には定刻の10時46分着。
そんなわけで、ようやく419系のお顔を拝見できます。
入口もこれだけ狭いので、いくら地方都市とはいえ、乗降には時間がかかる仕様なのが玉に瑕で、北陸新幹線開業後の去就が注目されている。
写真を少々撮っていたら、「新たな北陸カラー」に名を借りた、あからさまな塗装費用節約によって単色塗装になった475系が入線。
決してウソ電の世界ではない。
そんなわけで富山到着。
さて、どうしましょうかね?
(以下続く)
続きを楽しみにはしてもいつつ、この2週間そうもいかんわなw
ただ、 まだ続くのかよ
いつまで続くかは分かりませんが、よろしくおつきあい下さいm(_ _)m
まあ、この2週間で、とっとと終わるかより季節とミスマッチの旅行記になるか…というところになっちまうと思います(笑)。