2019年12月16日(月)
午後2時から代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターでかねてから申し込んでいたTOKYO2020のボランティアのトレーニングが開催され、参加してきました。今回トレーニングでどんなことをするのか興味津々だったのですが、未だ仕事内容はわからないままで、ボランティアとしての心構えなどが中心で、後はパラリンピックも見据えて障害(身障者)に対する考え方の教育の時間が結構とられていました。これはとても勉強になりました。車椅子の委員の方がいらしていて、作成されたムービーがとてもよくできていて、グダグダ説明聞くより、この15分のムービーで皆んな目から鱗でした。
主人公が、とあるきっかけで、健常者と身障者が入れ替わっている世界に迷い込んでしまうというストーリーです。主人公は当然入れ替わった世界に自分が迷い込んだなんて思っていません。そして、この世界で驚く様なことに遭遇するのです。雨が降ってきたからタクシーをつかまえようとしますが次々と乗車拒否されます。レストランでも席は明らかに空いているのに入店拒否され、バスにも介助者がいないならダメと拒否され、会社ので受付などでも、点字による説明書や何やら読めない字で書かれた資料を渡されたり、偉いね頑張ったねと子供扱いされ頭を撫でられたりもします。恋人がいるなんておかしいと陰口も叩かれます。見ている側は途中でハッと気づからされるんです。これは、今の社会が身障者の人達に対してまさにしていることなんだと‼︎
障害とは、社会の側若くは人の心の中にあるものなのだということに自ずと気づかされます。国連でも、いわゆる体の不自由なことは機能障害であり、障害は取り巻く社会に存在していると定義しているようです。
日本でも最近やっとボランティアという言葉や行動がだいぶ定着してきたように思います。今回もボランティアですが、ただオリンピックに関わりたいというだけでなく、こういった障害について考えるトレーニングを通して得た知識がほんの少しでも人として成長できることに繋がると嬉しいなぁと感じました。(繋げていきたい)
TOKYO2020のボランティアは、Field Cast ってなんかディズニーランドみたいですが、まぁ、ああいったノリ求められている気がします。皆さん、家を出る時からユニホームを着てきてくださいとか、盛り上がりの輪を広げる一役も担うようなイメージです。そして一番のテーマは、「自分が楽しもう」です。誰かを楽しませようより、先ず自分が楽しむこと。これがボランティアTOKYO2020成功の秘訣のようです(^^)