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コンピュータ管理 アーカイブ 入社後の様子

2014-07-25 04:25:22 | 思い出
コンピュータ管理
昭和35年入社後、2年程半導体部製造第1課で開発をやり、コンピュータに出会い、以後それが一生の仕事になった。
小型の IBM-1130 という技術計算用のコンピュータが導入され、当時最新鋭だった。
私は一人で、その管理運用をまかされた。

5年後、事務部門の計画部計算課に移動になった。
まだ事務計算の全盛期で大型機の IBM-360 が導入され、技術計算も一部を使わせてもらう形になった。
私以外は、皆事務屋さんであった。
4年後、私は技術計算の独立の重要性を説いたレポートを書き、当時の蜂谷三郎課長経由で、上層部に送付するようにした。
蜂谷課長は、まだ時期尚早だと、そのレポートは出さない事と指示してきた。
私は、悩んだ末独断で蜂谷課長を飛ばし、上層部の成田専務(経理部門担当)経由盛田副社長あてに直送した。
反動はすぐに来た。
蜂谷課長に呼ばれて凄い勢いで怒られた。
その後、私の昇進は、完全にストップをした。

1年後、技術計算の独立が認められた。
UNIVAC-1106 (選定には、私の推薦)が導入され、
私は、当時の最先端部門の中央研究所(保土ヶ谷)に移った。

そこの上司が情報処理研究所(略して、情処研)の吉田博文氏だった。


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