KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

2022年6月25日 練習日誌

2022-07-03 06:41:57 | 練習日誌 2016~ 

◎午前の部

場 所:豊四季台近隣センター体育館 会議室
出席者:5名
活動内容:高橋明日香先生 合奏レッスン

(練習曲)
1.カンツォン 第一番(G. フレスコバルディ)
 先週に引き続き、フレスコバルディからレッスンを開始を開始。うーん、やっぱり合わない。演奏者の感覚が合ってなく各パートでフレーズをバラバラと演奏している感じです。じゃあ、譜面をきちんとトレースしたいるかというと拍(スピード)が揺れ動いているので、縦の線が合わず、徐々にバラつきが大きくなり、合わせようがなくなって停止。。。
 先生はそれぞれのフレーズ、出だしの捉え方フレーズの運び方をアドヴァイスしてくださいました。譜面を単純になぞる演奏ではなく、フレーズを自分のものとすることで、リズムも固まり纏まります。これに加えて曲の切れ目部分を中心に、周りを聴いて「合奏に乗る(合わせる)」、必要な合図を入れるようアドヴァイス頂きました。譜読みに精一杯で余裕が無いこともありますが、焦らず「楽しむ」余裕をもって合奏できるよう次回までに各自練習しておきましょう。

2.フーガの技法より 第一番(J.S.バッハ)
 続いてバッハの第一番。最後まで通すことはできますが、フレーズの感じ方が合わず、入りが唐突になるところ、細かい音符になると遅くなる部分、タイがかかった十六分音符が遅れる傾向、を指摘下さいました。最初のフレスコと共通する部分も多いですが、こういった問題点は単に個人反復練習するだけでなく、レコードとかインターネットで演奏を聴くことと、自身の演奏を録音して聞いてみる、メトロノーム等で演奏リズムを確認/矯正することが効果的と思います。そして、出だしに多少のブレがあっても、聞き合って合わせられる余裕を持ちましょう。次回のレッスンまでの課題が見えました。
 最後に明日香先生からフレスコバルディの音楽が時を経てバッハの音楽に続いていくことをお聞きしました。雰囲気も大きく異なる曲ですが、先生が仰る通り基本で共通するところも多く、「感じ」が掴めるような気がします。

◎午後の部

場所は午前と同じです。
出席者:5名
活動内容:自主練習

(練習曲)
1.カー グランウンドによる変奏曲 
 午後はグリさん持参の変奏曲から楽しみました。ソロ+合奏の譜面なのでソロパートを持ち回りにして練習しました。それぞれの演奏の個性が良く分かり面白かったです。

2.シンプソン リチェルカーレ「愛しのレビン」 SSAB
 哀愁も感じられる優しい曲です。終盤の早い動きの部分が難しく、この動きが合奏できるテンポとリズムで合奏しないといけないです。もう一度練習してみたい曲でした。

 まだ6月なのに梅雨を通り越して一気に熱くなってきました。暑さに気を付けて音楽を楽しんでいきたいと思います。


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