KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

煙コンサート報告

2010-10-21 00:51:49 | 発表会など ~2010 
第20周年記念 煙コンサート で演奏してきました。

このごろはリコーダーのコンサートしか聴いていない私には、とても新鮮で楽しいコンサートでした。

会場は400人ほどの客席で、舞台は比較的低く、聴衆とも近く感じるような気がしました。
演奏していてもリコーダーの音でも一番奥まで届いているだろうと感じるホールで、佐倉の600人くらいの
ホールより、リコーダーには演奏しやすいホールのように思いました。

コンサートの案内でも書きましたが、演奏されたのはピアノ、歌、バイオリン、フルート、筝(お琴)、
クラリネット、尺八、弦楽四重奏、リコーダーと多彩な上に、どの人がプロでどの人がアマなのか簡単には
わからないくらい、充実した演奏が多かったように思います。

そのなかでも、私がよかったと思った演奏が2つありました。
ひとつは、ピアノ独奏で、どこかでピアノを教えておられる先生だと思いますが、ベートーヴェンの
ピアノソナタOp.57 熱情 第一楽章を弾かれました。
今回のようなたくさんの出演者が集まるコンサートでは、1人の持ち時間が比較的短いために、ショパンや
モーツァルトとかの小品が演奏されることが多いような気がしますが、今回はソナタとはいえスケールの
大きな「熱情」の演奏に聞き入りました。
もうひとつは、邦楽アンサンブル(尺八、筝)で「まゆだまの歌」という曲を演奏されました。
尺八も筝もそれぞれソロを受け渡しあいながら時折音が重なるという感じの演奏で、
あまり聞かない邦楽をとても身近に感じました。
この曲は絹の輝きへの賛歌ということでしたが、さわやかな印象を持ちました。
尺八といっても、KERCのOさん(尺八もプロとして演奏されていたこともあるそうです)によると、
一尺九寸くらいで少し長い楽器だそうですが、とてもいい演奏だったそうです。

さて、KERCの演奏はというと、まずまずのできではなかったかと思っています。
演奏会初出演のIGさんは結構緊張されていたようですが、それでも落ちたりすることもなく、
上出来だったのではないでしょうか。
今度の日曜は佐倉のリコフェス。
今回と同じ曲で出演しますが、少しでもいい演奏ができるといいなと思います。

(tomo)
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